若い頃プレイボーイだった男性は晩婚の方が良い?~後編~
「プレイボーイは晩婚が良い」というのは本当?
「プレイボーイは晩婚が良い」というのは私の持論です。でも、ちゃんと理由があります。先述したように男性は女性よりも精神年齢が低いのです。
容姿に自信のあるモテル男性は、本心は独身貴族状態でいつまでも遊んでいたいのです。そういう精神状態の時に連れて歩く女性は人目を引く派手な美人です。
しかし、若い頃から遊びつくしたプレイボーイは、派手な女性に疲れを感じるようになるのです。派手な若い女性に張り合うには自分もカッコ良く気取っていなければなりません。でも、精神は若くても身体はオジサンになっているのですからだんだん疲れてくるのかもしれません。
そういう状態になった時、初めて「女性はありのままの自分を見せられる楽な女性が一番だ」ということに気付くのです。ここで初めて外見よりも内面に目を向けるのかもしれません。自分を癒してくれる心温まる女性をかけがえのない存在だと気付くのです。
プレイボーイの男性が刺激よりも心が癒される幸せを求め始めるのは、心が成長した40代かもしれません。それでも「自分はモテル」という自負はあります。そこで、自分は40代のオジサンだというにも拘らず「子供は欲しい」という希望を持ち、若い女性を求めます。
若い女性で40代のオジサンを癒してくれる女性なんてそうそういるはずないと思いきや、女性は母性本能があるので、精神年齢の高い女性はいるのです。たとえ40代のオジサンでも掌で転がせてしまえる20代女性はいるのです。
そういう女性は、精神的な落ち着きや温かさを持った女性でありつつも、20代の可愛らしさやお茶目な部分も持っているのです。「落ち着いた感じの美人」もいますが、多くの場合、こういった女性は地味なタイプが多いのです。地味であるだけで、美しい容姿も隠れてしまいます。
でも、その隠れた美しさに気付くのも、落ち着いた感じの中に可愛らしさを見つけるのも、そこはプレイボーイで多くの女性を見て来たオジサンならではの経験値でしょう。きっと彼の心はまだまだ少年の部分があるのでしょう、だから、20代の女性とも会話は成立します。
反対に40代のオジサンの社会的経験もあります。プレイボーイで慣らした女性を見る目もあるのです。大人の目で女性の内面を見抜き、女性の本当の可愛らしさを見抜きます。
こうして選ばれた女性は、40代の経済力に守られ、歳の差により大切に可愛がられます。そして子供が生まれたら、最高の育児パパになるのは間違い無しです。その証拠に「歳を取ってからの子供は目の中に入れても痛くない」とも昔から言われています。
このようにプレイボーイが晩婚した場合、若い時とは正反対のように、妻を大切にし、子供をかわいがる良きパパになるのです。