ポイントは反発心!心理的リアクタンスを使って彼女を振り向かせよう
「心理的リアクタンス」という心理学用語をご存知でしょうか?名前は知らなくても、その現象を説明すれば「ああ、そういうことか」と分かるかと思います。心理的リアクタンスは他者からの説得によって自身の行動の自由が制限されてしまったときに生まれる反発心のことです。
例えば子供の頃、気分よく勉強を始めようと思っていたちょうどその時に「早く勉強しなさい!」と親から言われてしまうことがあったかと思います。そうすると「今やろうと思ってたのに・・・」とモチベーションを無くしてしまい、勉強が手につかなくなるでしょう。
勉強をしなくなるのは「自らすすんで勉強をしようとした」自由が奪われかけており、その反発心で「勉強をしない自由」を行使しているのです。そんな反発心は大人ならグッと堪えるところですが、子供には難しいですからね。そんな反発したくなる心理を活用して、気になるあの娘を振り向かせてみましょう!
それでも策無しはすぐに溺れます!
心理的リアクタンスは行動の自由を制限されることへの反発です。つまり反発の結果を考えると、あなたを意識するように反発してもらう必要があるわけです。そこから逆算すると「あなたを意識しないように命令する」というのが、あなたがすべき行動になります。
しかし彼女に対して言葉通りに
「君は俺のことを好きになるんじゃないぞ!」
なんて命令したとしても
「えっ?・・・はぁ、大丈夫です・・・(この男、何言ってるんだろ?)」
と不審がられるだけですよね。
文脈的に自然に、さりげなく、彼女が察してくれる程度の言葉で伝える必要があります。
まずはあなたが気があるアピール!
まず、準備段階として(普通に)あなたが彼女に気があるように接してみましょう。優しく声をかけたり、飲み物などおごってあげたり、趣味に共感したりするのです。
それで相手があなたを意識してくれるならそれはそれでOKでしょう。特にそうはならなかったときが今回の主題、心理的リアクタンスの出番です。
彼女が要求してきたときを待て!
彼女は「あなたが自分のことを意識している」という可能性をいくらか感じています。そんな心理状況の中、あなただったら自分の望みを喜んで叶えてくれるだろう、という推察のもとであなたへ簡単な要求をする場面を待ちます。
要求は本当にささいなことでいいのです。「ねえねえ、聞いてよ」と雑談に誘われたとか、雑談中に「あなたもそう思うよね」と同意を求めてきたりというようなことです。
そして軽くいなす!
その要求を軽く突っぱねましょう。「(今忙しいから)今度にして」とか「いや、そうは思わないけど」と彼女の思い通りの展開に持って行かないようにします。
彼女は(自分のことを意識しているはずの)あなたからこんな風に否定されるとは思ってもいなかったはずです。不意をつかれて「私、なんかしただろうか?」と考え始めます。人は好かれることは気にならなくても、嫌われることは気になるものです。
あなたと元の関係に戻りたい・・・
ここで心理的リアクタンスが発動します。彼女はあなたと元の関係、すなわち「あなたが彼女のことを意識する」という状態まで戻そうと行動し始めるのです。あなたの気をひこうといろいろ考え始めますが、これはあなたを意識し始めたということですよね。作戦成功です!
要は「押してダメなら引いてみな」という先人の教えなわけです。もちろん絶対にこの展開になるということではありません。お互いの関係性や性格が大きく関連してくるのは言うまでもありません。しかし心理学に裏付けされたテクニックとして、覚えておいて損はないかと思います。