若いうちから知っておきたい人生に対する考え方とは?その4
人は、どれだけ好きなことをやっていても、それを役割だと感じたらやりたい気持ちが薄れることがあるようです。そのこと1つ知っておくだけでも、やりたいことをやめてしまう人がいることから考えても、一生使える知恵だと思います。そうした使える知恵やスキルは若いうちから学んでも悪いことはありません。
一時的な情報に振り回されると変な考え方を身につけることもありますが、一生通じて使える知恵やスキルは廃れることが無く、一部の人が密かに使っている知恵だったりします。
なぜ、一部の人が密かに使っているかというと、それをセミナーなどで広げる人がいても、広げ方によっては批判されたり、批判されずに興味がある人だけに広めることが上手な人は、それに興味がある人しか分からないようなマーケティングやセールスをしていることがあるようです。
なので、そうした知恵に行きつくには自分がそうなりたいと望んでから、そうした知恵に関する情報をキャッチしやすくなるといえます。
10.移動範囲を広げてみる
若いころに色々なところに旅に出たり、自分の知らないところである期間過ごしたりする人は少ないかもしれません。中には大学や専門学校、もしくは地方に行く人もいて、そうした人は新しい土地に行った時に感じる新しい気持ちや解放感、それと同時に不安や孤独感など色々な気持ちを感じることが出来ます。
これは、周りに知っている人が沢山いるから感じられた安心感とは別に、新しい自分の可能性を見つける時に大切な気持ちではないでしょうか。人は安定していれば幸せが得られるというわけではなく、むしろそうしたわくわくと不安な気持ちが入り混じる環境にいることで、生きている実感がわくものです。
だからといってリスクある人生にしろというわけではなく、安定と不安定のバランスを取ることが人生の安心出来る領域を広げていくことになるということです。
自分には夢や目標があったとしても、そこから抜け出すのが怖くて動けないのであれば、それは安定にしがみついている可能性があります。どちらを選ぶのも自分の自由ですが、安定には退屈がセットになること、いつまでも自分らしい人生が分からず虚しさを感じることを最初から分かっているだけでも気持ちのサインに気付きやすいのではないでしょうか。
11.親友を作る
金銭的に成功している人たちも周りの人とのコミュニケーションはとても大切にしていて、それが最も大切なものと考えている人も少なくありません。
ですが、田舎のように昔からずっと一緒に10年以上も付き合ってきたところなら別かもしれませんが、付き合いの薄いところで過ごす人は、親友はおろか友達と呼べる人もいない人もいます。それには相手や自分に期待していることが実現しないことがあり、自分は不十分に思ったり友達はいらないと思うこともあるでしょう。
特に若いころは感情的なエネルギーが活発なので怒りや不安といったネガティブな感情も多く出ることがあると思います。ですが、それだけ活発なエネルギーがぶつかり合いながらも長年付き合ってきた人たちは親友のような、どんな相手でも受け入れられる状態になるでしょう。
ある調査でも、親友を持っている大人は10%にも満たないという調査もあるようで、それだけ深く理解し合える仲を持っている人は少ないようです。ですが、それは大人になってから出来ないということではありません。
人はどれだけ上辺のコミュニケーションが上手でも、感情的な繋がりが無いとどれだけ長く付き合ってもその縁は深まらない人もいるようです。逆に相手の感情を理解しようとしている人は、表面的なコミュニケーションは上手に見えなくても、なぜかその人といると安心出来たり思いやりを感じたりします。
そうして色々な経験をしながら相手の感情を意識し続けることが出来れば、何歳からでも親友は作ることが出来ると思います。
12.恋をする
恋は純粋に自分以外の人に情熱的になることで、普段の生活をガラっと変えてくれるパワーがあります。実際に経験したことがある人なら、たとえ恋が上手くいかなくてもその人が好きという気持ちだけで仕事や勉強をさらに情熱的に取り組めた経験もあると思います。
また、恋は一時的なわくわくではなく最初は情熱的すぎてドキドキ感が強くて胸が張り裂けそうになるかもしれませんが、付き合えたりずっと長く一緒にいれば、ドキドキ感は弱まってきますが消えることはありません。結婚してドキドキ感が消えたという人は、感情的な繋がりのバランスが悪くなったことで、そこから巻き返すことも可能です。
恋をすることも旅と同じようにリスクを感じることで、ドキドキが強いと不安も強くなるでしょう。ですが、そうした経験がより幸せな気持ちを体験させてくれることも確かです。どれだけ自分の気持ちに正直になって恋が出来るかが大切になってくると思います。