それ、いつまでやらないつもり?やりたいことをやらない理由
あなたは自分のやりたいことを素直にやっていますか?そう聞かれると素直に「やってるよ!」と答えられる人と「やりたいことがよく分からない」と答える人がいるかもしれません。
人は誰でもやりたいことはありますが、やりたいと思った時にやれなかったり、そんなことやってたら周りから批判的な目で見られるといったことがあれば、人によってはやりたいことはやってはいけないとさえ思いこんでしまっている人もいるかもしれません。
特に、やりたいと思ったことでも「やらないといけない」などとわざわざ理由付けする人は、それだけやりたいことをやってはいけない環境に育ったのかもしれません。
いつまで始めないのか?
人はやりたいと思っているから、それをやることで楽しさや嬉しさを感じるようで、やりたくないと思っていることをやっていてもそこから望んだ感情を得ることは中々難しいようです。
感情はそのためのコンパスで、今自分がやったら楽しいと感じることを教えてくれるのですが、中々その通りに出来るわけではなく、学校に通っていていきなり体を動かしたくなっても授業中なら出来ないかもしれません。
いつまで自分らしいことを始めないのか、それはいつからでも自分に問いかけられる質問ですが、ある程度お金や仕事が安定してきて退屈を感じたりする頃に気付く人が多いようです。「何かこのままの人生ではまずい気がする」とか「自分の人生は本当にこれでいいのか」といった疑問を感じ、それから人生について考え始める人が多いようです。
中には毎日が忙しくてそう自分の人生を振り返る時間が取れず、仕事や生活にあくせくしている人もいますが、自分らしいことをやり毎日充実や幸せを感じている人もいます。
これはそう気付く出会いやタイミングは人それぞれあるでしょうが、それを始めるのに年齢や性別は関係ないようです。天才子役といわれる子供がいるように、最初から自分の才能が発揮出来る場所にいることで、小さい頃から自分らしさが分かる人もいるからです。
対等性とオリジナリティを知る
何かの分野で一流になっている人は、自分に自信があり可能性を追求し、逆にそれが強くて周りの人から浮く存在であったかもしれません。それだけ自分らしい人生を生きている人と生きていない人の差は開くことがあり、たとえ収入が同じくらいあったとしても、やりたくないことをしている人は幸せを仕事に縛られている感覚になるかもしれません。
ですが、自分らしさを自由に楽しんでいる人のように自分も自分らしく生きたいと思った時に頼もしい味方になるのは、対等性や自分のオリジナリティが分かるものではないでしょうか。
たとえば統計学でも人それぞれの特性、才能、オリジナリティを教えてくれるものがあり、それはどれだけ成功している人もしていない人も全て対等に見られるようになっています。
成功している人は偉くてしていない人はダメという視点から見ていたら、自分はダメだと諦めるか、諦めなかったとしても成功している人と同じことをしようとします。ですが、自分らしさを活かさないとたとえお金や賞賛の量が増えても自分らしいと感じる人生にはならないのではないでしょうか。
また、スピリチュアルなど目に見えない世界を扱っている人の中には良い悪いを判断して自分の特別性を強調し、埋められない上下関係のようなものを作る人もいます。そういうことよりも、誰でも人それぞれ違った才能や自分らしさを知り、それを対等性を持って尊重出来ることが、自分と意見が違っても相手と理解し合える関係になるのではないでしょうか。
やりたいことが出来ない理由
やりたいことが出来ない理由は、才能がないと思っていたり環境が悪いと思っていたり、全部挙げたらきりがないかもしれません。ですが、色々な人を調べてみると分かることは、やりたいことがある人は環境や才能を気にするよりも先に行動しているということです。
悩むことよりやってみる好奇心のほうが強くなったというイメージが強く、そうして追求していくうちに自分の感情の動きが分かり、自分らしいかどうかが分かるようです。いくら自分らしいことを頭で考えようとしても、それは感情で感じるものじゃない限りたとえその状況になったとしても自分らしいと感じることが出来ないかもしれません。
それは目標達成した人の話を聞いても分かることで、目標としていたことを達成したら思っているものと違った、成功はこんなものかと感じる人もいるようです。金銭的物理的な成功はしたとしても、それは得るまでが一番ワクワクして得た後は気持ちが冷めてしまうのは、商品サービスの衝動買いの感覚に似ているかもしれません。
自分らしさを衝動的に見つけるより、長い人生の中で方向修正しながら自分らしさを探し、それを追求していくことで初めて見つかるものだと思います。