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本当にやりたいことをやると集中力がない人も集中出来る理由

「集中力が上がらない、モチベーションが上がらない、こんな自分は仕事や勉強が出来ないダメ人間なんだろうか・・・」

そう決めつけるのはまだ早いです。なぜならどんな人でも集中力が高い時があり、それもほとんどの人に共通していることがあります。

どんな人も集中力が高い時

集中力は人それぞれ違い、その長さや何に関して集中力が長いかも違ってくるでしょう。数学をやり始めたら公式を使って問題を次々問いていくのに集中力が持続する人、科学で新しい実験をするのにワクワクして夢中になる人、社会の歴史上のストーリーを見ていくのが面白くて見入る人。

勉強でも好きな教科苦手な教科とあったなら、他の分野でも自分が好きなこと、苦手なこととあると思います。オフィスワークでもずっとタイピング出来る人もいれば、タイピングをしているとアイディアばかり浮かんで作業が進まない人もいるかもしれません。

それは集中力のある人とない人がいるのではなく、その作業で集中力が高まる人と、アイディアを出すことに集中力が高まる人がいるということです。そこに個人的な主観から「あいつより集中力あるぞ」とか「自分は集中力がないなぁ」と決めつけると、そうした本質的なことが見えなくなります。

高い集中力が勝敗の鍵になる将棋や囲碁でも、トップクラスの人はそれをしなくていい時でもそれをしているほど好きなようで、将棋をしていない時でも将棋の本を楽しそうに読んだりするようです。

アイディアがポンポン出て集中出来ないという人は、アイディアを出すことに関しては誰よりも集中力があるのではないでしょうか。たんたんと仕事をこなす人がアイディアを出す仕事をしたとしても、逆に集中力が続かずアイディアが湧いてこないかもしれません。なので、集中力がないと落ち込むことも競うことも、そもそも勘違いしているだけかもしれません。

やりたくないことの集中力を上げる方法

それが分かったなら集中出来ることをやろうと思っても、今やっている仕事や勉強をやらないといけない環境にいるかもしれません。それだと必ずしも集中出来ることではない場合は、集中出来ることと同じような感じでやると変わってきます。

たとえばピアノが好きな人がレジ打ちをしていて楽しくない、集中出来ない場合はピアノを弾いている時の感覚でやると何となく楽しくなってきて感覚も変わってくると思います。

同じことばかり話して楽しくない教える立場の人も、自分の話したいことを話している雰囲気で話すと好奇心が出てくるかもしれません。たとえやりたくないことをしていてもやりたいこと、集中力が続くことをしているイメージでやるだけで変わるようです。

また、スポーツなど体を動かすことが苦手でパソコンを触っているのが好きな人は、パソコンを触っている時のコツコツやること、何かを改善していくことなど人それぞれですが、その感覚を持ってスポーツをやるといいかもしれません。

小さいころ集中出来たことは?

そうしてやりたくないことの集中力を高めるのも1つですが、自分が本来集中力が続く自分らしいことを見つけるのは人生でも大切なことかもしれません。どんな人生を生きているのも人それぞれですが、集中力が続くものは自分らしい夢中になれるもので、情熱やこだわりが持てるものかもしれません。

そして、色々な分野で一流になっている人はそういう人ばかりで、やりたくないことをやって一流になる人はいません。なぜなら、そのやりたくない気持ちを持っている時点で一流になれる情熱やこだわり、もっと深いところまで見ようとしないでしょう。

車について夢中になれる人は部品の1つ1つまで追求してもっと知りたい好奇心や新しい発見にワクワク出来るでしょうが、車に興味のない人が一流になろうとしてもそうした部品を見るだけで嫌な気持ちが出てくるかもしれません。

それなら人それぞれ自分が夢中になれることを追求し、周りの人の役に立つ形で提供出来るようになれば無理にやりたくないことをしなくても高い価値を分かち合うことが出来るのではないでしょうか。

それが世の中で見ることが出来るブランドで、一流で何年何十年と続くブランドは一度出来たら終わりではなく、常に追求、改善しこだわりと情熱を持っているようです。

まさか自分のやりたいことに夢中になるだけで一流のビジネス、ブランドが出来るなんて考えられないかもしれませんが、今一流になっている人がしてきたこと、していること、なぜそれをするのかを知ると分かってきます。

集中力を上げるという意味ではやりたいことをやれば誰でも自然と集中力が上がるということ、それを仕事にすると一流になればなるほど希少性が高まり、ブランドとして求められるようになる可能性も出てくるでしょう。

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