短所は長所?短所の良いところを見つけて自信をつけるテクニック
あなたの短所はどんなところでしょうか?適当なところ、すぐ怒るところ、マイペースなところ、人それぞれ違うと思います。短所は誰もが持っていますが、そればかり気にしていたら自分に自信が持てないですし、なんとなく周りに迷惑で罪悪感も抱くかもしれません。
ですが、自分では短所に思えるところも実は他人からすれば長所だったり、それがその人の才能だったりすることがあります。
短所に隠れている良いところを見つけよう!
怒りっぽいところに良いところはあるのか?マイペースなところに良いところはあるのか?そんなどう見ても良いことがないように思える短所があるかもしれません。ですが、その自分だけのオリジナリティを短所と捉えるだけではもったいなく、たとえばマイペースさは周りの人を和ませる貴重な存在かもしれません。
マイペースな人を見てイライラする人がいたとしても、なぜ相手の意見が全て正しいと思い短所と決めつけてしまうのでしょうか。もちろん周りの人の言うことは参考になりますが、マイペースさの長所やオリジナリティから才能を見つけて周りの人の役に立つことは、他の人には出来ないことかもしれません。
マイペースな人は沢山いても、自分だけしかないマイペースさは他の人では出来ないことで、それが歌や踊り、話すことなど特有なことを通して伝えるとさらにオリジナルになります。
怒りっぽい人も、裏を返せば繊細でそれだけ優しい人で、他の人が気付かないようなところまで気付く長所もあります。だから、周りから怒りっぽいと思われている人でもボランティアをしたり弱っている人には自ら助けたりと、いざという時の優しさは人一倍強いことがあります。
短所を短所としてだけ見ると、何も良いところが分からず自分の悪い面しか見えないかもしれませんが、自分だけのオリジナリティで出来ることを次々と考えることで、セルフイメージを高めることも出来るでしょう。
自分らしい人をモデルにする
セルフイメージとは、自分が自分に対してどう思っているか、どう認識しているかということで、セルフイメージが高い人は自信や好奇心が強く自分らしい人生を追求する状態になれます。セルフイメージが低いと、才能が眠っているのにそれが認められず、いつまでも自分は才能がないと思い込み、自分らしい人生に進むことが出来ないかもしれません。
自己啓発セミナーに参加する人や自分を高めてくれる教材や本を買いあさるノウハウコレクターになる人は、どこかで自分には足りない何かがあると感じ、その状態ではいくら自己投資しても活かしきれていないかもしれません。
そして、短所だと思っていたことが実は才能が眠っていたり長所だったりすることが分かれば、それで自分に自信が持てたり満たされる感覚になり、心の足りない隙間を埋め合わせるために何かを買い続けるという衝動も抑えられることもあるようです。
成功している人をモデルに自分も同じことをやろうとしても、どうしても辛かったり長く続かないことがあれば、それは自分らしいことじゃないかもしれません。成功者といっても目標の立て方1つ取ってもしっかりコツコツやるタイプと柔軟に進むタイプ、そのどちらも同じような成功をしていても違いがあります。
もちろん合う合わないを確かめるためにやることは理解する上で使える方法ですが、自分に合わないのにいつまでも頑張っていても逆に上手くいかないかもしれません。
短所でセルフイメージを高める?
話していると親からうるさいと言われることを短所だと思っている人は、それだけ人前で話す才能を持っているかもしれません。すぐに鼻歌を歌って、でも職場でうるさいと嫌がられるとしたら、それは歌を歌う才能があるのかもしれません。
そうした周りから怒られたり注意されることをただの短所として扱うのではなく、それを違う形で見たり使ったりするとどうなるのか?と考えると新しい自分を発見出来るかもしれません。人間関係でいつも上手くいかなくて自信が持てない人は、逆にそれだけ他の人より繊細で人に対しての思いが強いと考えることも出来るかもしれません。
周りの人が同じ状況でも自分と違う反応をしていれば、それと比較してさらに自分の特徴やパターンを知ることが出来るでしょう。ガキ大将のような人はそれだけ周りを引っ張っていく才能があるのかもしれませんし、いつもニコニコしてリラックスしている人は、癒しの大切さを周りに伝えられる才能があるかもしれません。
こうして短所だと思っていたことが長所に見えるようになることで、自分を責めたり罪悪感を持ってしまうことも自信や好奇心に変わることで、人生が楽しくなる経験になるかもしれません。