ストレスの多い現代社会を勝ち抜く為に!集中力アップのツボ紹介!
寒い朝、布団の誘惑を断ち切って会社へ急ぐ社会人。忘年会や新年会に仕事への集中力が切れてしまいがちな季節です。
今日はそんなあなたに集中力アップの「ツボ」をご紹介します! 忙しい季節。ツボを押して乗り切りましょう!
まずは簡単にツボについての知識です。
文献上では2200年前(中国の『漢』の時代)には明らかにされています(もっと古くからあるという説もある)。ツボの数はWHOの認定で361穴、位置は679とされています。一番良いのは、針灸で国家資格を持った方に『針』を使って適切にツボに刺激を送ってもらう事ですが、「針には抵抗が…」「鍼灸って高いイメージが…」等、鍼灸院に今一歩、足を運べない方もいるかとは思います。しかし、針までの刺激は無いにしろ、自分自身の指やボールペン等、先の尖った物で押すだけでも効果は期待できますので是非実践してみてください!
さて、本題の「集中力アップのツボ」ですが、一つ目は『気海(きかい)』と呼ばれるツボです。おへそから指で数えて1~2本分のところにあります。この辺りは、聞いた事がある方もいるかと思いますが、いわゆる「臍下丹田(せいかたんでん)」と呼ばれる場所で、ちょうど身体の中心部、東洋医学で特に大切にする箇所です。
「あの人は腹が座っている」「腹が立つ」等、日本語で「腹」という文字を良く使うのも、古のご先祖様達の時代から本能的に重要な場所だと気付いていたからなのでしょう。ツボを押すだけではなく、常に「温める」事も意識しましょう。
次に、『湧泉(ゆうせん)』と呼ばれるツボです。足の裏、ふくらはぎの最も厚くなっている箇所の下にできるくぼみが目印です。かなり強く指で押して構いません。(力の入っていない状態で)ゴルフボールのある方は、ゴルフボールを挟んだ状態で正座をすると痛気持ちよく刺激できるでしょう。
もう一つは、『身柱(しんちゅう)』と呼ばれるツボです。第3胸椎と第4胸椎の中間に位置します。と言ってもこれは身体の後ろ側にあり、自分で刺激する事は難しいので同僚や家族等に刺激をしてもらうと良いでしょう。ピンポイントで押すといういうよりは、周りを含めてマッサージをしてもらうような感じがオススメです。
本日紹介したツボは、数あるツボの中でもかなりポピュラーなツボばかりです。長年腰の痛みや持病に悩まされていた筆者は、思い切って鍼灸院へ通院してみました。するとどうでしょう。針を刺される時の痛みを耐えれば(何箇所か通ってみましたが、針を入れる深さは鍼師によって様々でした)、西洋医学では考えられないほどの即効性で痛みや体調不良が治ってしまいました!
プラシーボ効果や個人差は勿論あるでしょうが、「東洋医学は凄い!」という事は間違いなく確信した瞬間でした。あなたも効果的にツボを刺激して100%の集中力で冬をのりきりましょう。