良質な睡眠を取るためには?睡眠を妨げるやってはいけない10の事
睡眠の質が低下してしまっては、仕事や日中に生活にも支障が出てきてしまいます。その為に、睡眠の質を上げるためのテクニックは本やネットでは多数紹介されています。
ですが、寝ることに関してフォーカスが当たっていても“やってはいけないこと”を専門に紹介している記事はあまり見かけません。そこで、良質な睡眠を取るためにやってはいけないことを紹介致します。
1.蛍光灯の光を浴びない
夜は蛍光灯の光をあまり浴びないようにしましょう。蛍光灯の光は白い成分が多いので、太陽の光を連想させます。日中は浴びても支障がないでしょうが、夜になってからはあまり浴びないようにしましょう。
電球色のLED電球などのオレンジ色の光を多く含んでいる間接照明をつけるようにしましょう。間接照明にすれば、部屋も一気にオシャレになります。
2.ブルーライトを浴びない
最近、話題になっているブルーライト。パソコンやスマートフォンから発せられている光ですが、この光は眼の置くに届きやすく不眠や眼精疲労から肩こりや首の痛みの原因になります。PC眼鏡を着用するのも1つの手段ですが、寝る1時間前くらいからはパソコンやスマートフォンを控えるようにした方がいいでしょう。
3.寝る直前まで仕事をしない
寝る前に仕事をしてしまうと、翌日の事が気になってしまったり、せっかくリラックスしていた脳が覚醒してしまって、睡眠導入時間が長くなってしまい睡眠不足になってしまいます。寝る前は仕事をしないようにしましょう。もし、仕事が残っているのなら、朝早く起きてやるようにしたほうがいいでしょう。
4.寝る3時間以内に食事をしない
寝る前に食事をしてしまうと、内臓が動いたり体温が上がってしまうので、食事は寝る3時間以上前にすませるようにしましょう。もし、どうしても我慢できずに夜食などを食べるという場合は量を少なめにした消化にいいものを摂るようにしましょう。
5.夜は激しい運動をしない
夜は激しい運動をするのを避けましょう。飲食と同じように体温が上がってしまうので、なかなか寝付けなくなってしまいます。寝る前は激しい運動ではなく、簡単なストレッチやヨガなど、ゆったりとした運動をするといいでしょう。特にヨガは呼吸もゆっくり行うのでリラックス効果も期待できます。
6.寝酒をしない
寝る前の晩酌もなるべく避けた方が良いでしょう。アルコールによって眠くなるという人も多いでしょうが、飲酒後すぐに寝てしまうと睡眠は浅くなりがちになるので、寝酒は避けましょう。また、深酒も同じように睡眠が浅くなるので、翌日のことを考えたらお酒の飲み過ぎには充分注意した方がいいでしょう。
7.休日の寝だめは効果が無い
「休日は昼まで寝て休日の睡眠不足を補うという」というのは、実際にはすることはできません。平日から良質な睡眠を取って、休日も平日と同じ時間に起きるような規則正しい生活習慣を心がけるようにしましょう。
8.寝る前に煙草を吸わない
煙草に含まれているニコチンには覚醒作用があるので、寝煙草は寝付きが悪くなります。ですが、寝煙草をする人の多くが「気持ちが落ち着くから快眠できる」と感じています。
ニコチンには鎮静作用もあるのでこう言った感想を持つのでしょうが、実際には飲酒の時と同じように、浅い睡眠になってしまいます。さらに、寝たばこをすると体内の有害物質が排出されないので通常の喫煙よりも身体には害悪です。寝たばこは睡眠どころか健康を損なうので、習慣にしている人は今すぐにやめたほうが懸命です。
9.ゲームや読書ををしない
「ゲームは寝る前にすると眼が冴えてしまいそう」というイメージがあるので避ける人は多いでしょうが、読書も考え物です。哲学書などの難しい類いの本なら、睡眠導入にはいいかもしれませんが、自分の好きなジャンルの本はどうしても頭が冴えてしまったり、夢中になってしまい睡眠時間を削ってしまったりします。
寝る前はゲームや読書を避けて音量を抑えてゆったりとしたクラシックやジャズなどの音楽を聴いたりするほうがいいかもしれません。
10.翌日のネガティブな事を想像しない
翌日に控えている仕事などで不安な事などを想像してしまうと、なかなか寝付けなくなってしまいます。「明日の朝に考えよう」と少々楽観的になって物事を考えるといいでしょう。悩み事などのネガティブなことを考えるなら、朝になってからと割り切ってしまうといいでしょう。