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逆境を乗りきる力をつけろ!メンタルタフネスを鍛えるポイント

現代人に必要な力の一つに「メンタル・タフネス」があります。その名の通りストレス負荷に対する個人の耐久性を表したものです。現代でストレスのかからない環境はほとんど存在しません。

しかし子供や新社会人のストレスに対する抵抗力は、年々下がっていると聞きます。ですから、場合によっては学歴よりも重要になるかもしれないチカラが「メンタルタフネス」の能力なのです。

今回はそんなメンタルタフネスを身に付けるための心得を挙げていきましょう。

1.思い込みを減らす、少なくする

まずは、ストレスというのは事実や現実の個人に対する「精神的現象」です。ですから個人のストレスは、その人本人の「受け取り方」が変わるとストレス量も変化することになります。

そのストレスを感じる原因は、“言葉や行動の持つ意味”の価値観の固定化によるところが大きいのです。同じ言葉でも人に与えるストレスが違うのはそのことに起因します。

例えば実際に傷つけられるような言葉をぶつけられストレスを抱える人は、言葉そのものよりも、実は過去の大きなダメージ経験を反映してそのニュアンスを増大させる傾向があります。

しかし「思い込み」で強化されたニュアンスの部分を解放できたなら、そのストレスは格段に少なくなる可能性が高いのです。

2.イメージトレーニングを行う

イメージトレーニングはプロスポーツ選手がよく行っているトレーニング方法ですが、実際に効果のあるこの方法を一般の人が使っていないのは損です。

世間でイメージトレーニングがあまり行われていないのは、「効果が本当にあるの?」「なんかバカバカしいし・・」と思って継続していないからだと思われます。しかし、スポーツ選手が行っているということは「確実に」効果があるということを意味します。

自分にとって楽しいこと、上手く行っている姿などを想像してみて下さい。大切なのはそれを継続的に行っていくことです。

3.ストレスからの回復の練習を行う

筋力トレーニングの仕組みをご存知でしょうか?筋力をつけるためにわざと重いものを持ち上げたりして筋力に負荷をかけ、一度筋肉を「疲れさせ」るのです。その後、回復する過程において以前よりも筋力がアップします。これが筋力トレーニングのメカニズムです。

実は精神的なメンタルタフネスも、これと同じ仕組みで向上させることができると知られています。

もちろん自分から精神的にストレスはかけませんが、ストレス負荷がかかったときにそれを防ごうとするよりも「回復したらストレス耐性がちょっと上がる」ということを知っていることが気持ちの上で大切なのです。

ですからストレスがかかったときは「どうにかして今は気持ちを立て直そう。回復したら以前よりも耐性が上がっているから」と自分の中で処理することができます。

そして状況改善の手段として、少しでもストレス期間の分断を行って下さい。長期化を防ぐことで、ダメージとダメージの間に“回復期”を挟むことが可能になります。

4.あらゆるストレス緩和の方法を知る

ストレス解消には色んな方法があります。カラオケで歌う、チョコレートを食べる、思いっきり汗を流すなど、人によってストレス解消法はさまざまですが、その選択肢をできるだけたくさん持つことです。

つまりは好きなことをたくさん見つけて下さい。そうすることで、多数の方向からのストレス緩和を狙うことができ、ストレス回復に大いに役に立ちます。

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