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心の悩みを聞いてくれる人、聞いてくれない人の違い~その1~

あなたは悩んだ時、誰かに相談していますか?一人で悶々と考えても中々解決出来ない悩みは誰でも一度は抱えたことがあるかもしれませんが、そうしたものでも誰かに話せば意外とすんなり解決したり心が安らいだりすることがあります。

ですが、相談する相手によっては悩みを聞いてくれない人、聞いてくれても聞いてるんだか聞いてないんだか分からない人、色々いてどんな人に相談すればベストかを見ていきたいと思います。

自分の気持ちと混ぜてしまう人

自分の悩みを相談する相手には出来るだけ批判されたくない、出来れば感情的にならず事実を見て色々な角度からアドバイスが欲しいと思いませんか?

もちろん気持ちを入れて自分の話を聞いてくれるとそれだけ親身になって聞いてもらえますが、例えば相手が許せないことを自分がやったとしたらどうでしょうか?

「人のアクセサリー盗んじゃったんだよね」、と話した時、盗むことを許せない人は「は!?そんなの許せるわけないでしょ!」と怒ってきたら、悩みを相談したのに説教されるかもしれません。

そうなると自分が相手を気遣いしないといけなくなり、もっと罪悪感が増して悩みが増えることになります。

そうした叱ってくれる人が必要だという人はそれでもいいかもしれませんが、その人の意見が全てじゃないとしたら、そして自分の気持ちだけじゃなく相談する人の気持ちも分かってくれる人がいるとすれば、別に相談してもいい人もいるかもしれません。

盗んだことに対して「それはいけないことだけど、何か理由があったんでしょう」、と自分がなぜそうしたか気持ちを聞いてくれる人なら安心出来るかもしれません。

また、盗んだ人の例を話してくれて自分が持っている罪悪感を和らげてくれる人もいるかもしれません。

それから素直に相手に謝ったり返したりすることで、相手も安心するし自分も楽になるということを教えてくれる人もいるかもしれません。

誰を選ぶかは自分の自由ですが、自分が感じている気持ち、不安や罪悪感、悲しみや怒り、妬みなどの気持ちをさらに倍増させるような自分の気持ちをそのままぶつけてくるような人は、事実を客観的に見ることは出来ないかもしれません。

同じ目線で見てくれない人

これも実際に経験してみると分かるのですが、例えば「彼氏にフラれたんだよね」と話した時に「分かる、自分も同じ経験したことある」という人と「かわいそうに、私は経験したことがないけど」という人なら、どちらに相談したいでしょうか。

もちろん自分の相談することを相手が経験していないこともあると思いますが、それでも相手の気持ちを同じ目線で見ようとする人か、上から目線、下から目線で見ようとする人ならどちらに相談したいでしょうか。

上から目線なら「それはあなたがこうだからダメなんじゃない?もっとこうしたら?」といったアドバイスをしてくるかもしれませんし、下から目線なら「でも自分より可愛いし、なんとかなるよ」と立ててくれるかもしれません。

自分の気持ちによってはそういう人によって気持ちのバランスを取ることもでき、自分が良い気になっている時は上から目線に人からアドバイスをもらって自分は凄いと思っていたけどそうでもなかったんだということを教えてもらうことも出来るでしょう。

逆に自分が落ち込んでいる時、自分はダメだと自信がない時、下から目線の人と話していると、この人の言うとおり自分は大丈夫なのかも、と思うかもしれません。

そうした人も大事ですが、自分と同じ目線で「自分もそういう経験したことあるから気持ちよく分かる」と話す人は、より自分のことを話しやすいし、それを体験した人しか出来ないアドバイスや共感をしてもらえるかもしれません。

自分の欠点を見ないようにしている人

また、自分には欠点なんてないという見方をしている人であれば悩み相談なんてしたら「そんな欠点があったなんて」と相手が落ち込んでしまうかもしれません。

やはり人間なので欠点がない人はいなく、欠点の見方も人それぞれだし、そもそも欠点がない人とだけ付き合おうとなぜ思っているのかが気になるところです。

そういう人は自分の都合の良いように欠点を見ないで生活していれば、抑え込まれた気持ちが後から出てきたり何らかの形で湧き出てくるものです。

完璧な人を友達にしたい人には相談なんてすると自分を認めてくれないなどが起こるかもしれないので、相談すると余計ダメージを受けるかもしれません。

相談すると楽になる人、逆に辛くなる人、ケンカになる人など色々いるので誰に相談しても楽になるというわけではないようです。

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