他人の失敗を許す事で、人から好かれる生き方
他人の失敗を、まるでなにかに取り付かれたかのように、つつき、苦しめる人っていませんか?わたしはこうゆう人を何人も知っていますし、こういう人には誰も近寄ろうとはしません。
悲惨なほど嫌われています。しかし、本人は自分が悪いとはこれっぽっちも思っておらず、恨まれている事もおかまい無しです。
人を陥れる事が生き甲斐なんだと思いますが、こういう人って、絶対に地獄に行くだろうなと、一歩さがって見ている自分がいます。
脳の潜在意識というのは、不幸にチャンネルをあわしていると、不幸になります。それが仮に、相手に対しても自分に対しても同じ事が言えます。
よく、悪口を言えば自分に返ってくるといいますが、それは本当であって、仮にあなたが誰かにコイツ馬鹿だよなと言うと、バカという言葉だけに潜在意識が反応してしまい、あなたに言っているのか、自分に言っているのかわからなくなるのです。
なので、悪口や愚痴、弱音、批難と言った、ネガティブな発言は極力避けた方が良いでしょう。今日は他人の失敗を許す事で、人から好かれる生き方についてお話ししようと思います。どうぞ最後までおつきあいいただき、すばらしい人生を歩まれてください。それでははじめようと思います。
完璧主義を手放す
他人を許せない人は、完璧思考の人が多いように思えます。あとは性格が悪い人ですね(笑)完璧主義だと、相手にも自分にも苦しくなり、自分が思う完璧な結果が得られないと、関わった人達も批難してしまうという負のスパイラルが出来てしまいます。
人間は神ではないので、失敗ばかりをして成長していく生き物です。ここをクリア出来ないと、友達関係だろうが恋人だろうが、絶対にうまくいきません。
仮にあなたが会社を経営してる経営者だったとして、よく言われるのが自分のコピーが何人もいれば、いくらでも稼げるのに・・・という思考なんですが。
これは絶対にうまくいかないので、やめた方が良いです。他人はあなたではないので、あなたの思い通りには動いてはくれませんし、自分が出来る事を普通に出来なかったりします。
その逆で、自分が出来ない事を出来たりもするので、わたしの場合は、そうやっていろんな人の長所をいかしながら、自分の壁を乗り越えたりしていますね。
わたしが、腕を怪我してタイプが出来てなくて原稿を書けない時は、ワープロ検定1級を持っている、めちゃくちゃタイプの速い友人にタイプ代行を頼んだりしました。口頭で、原稿の内容をまとめあげて、文章をタイプしてもらうという方法ですね。
結果としては、わたしがタイプするよりも3分ほど書き上げる速度が速くなりましたし、腕が使えずにタイプが出来ないというデメリットもカバーする事が出来ました。
わたしは彼女にとても感謝し、食事をごちそうしたのですが、それで彼女は喜び、またなにかあったらいつでも言ってねといって双方にメリットがあったわけです。
完璧を求めていては、八方ふさがりになってしまい、まったく動けなくなりますので、やめましょう。
失敗を許す
完璧主義を手放せるようになったら、次は、相手の失敗を許せるようになりましょう。注意しても分からない人は分からないので、そうゆう人には、一緒に改善点を探して解決してあげると、その人の長所を伸ばす事が出来ると思います。
人間は平等に作られていません。必ず能力差が存在します。わたしのそのタイプ代行をしてくれた友人に関しても、わたしよりも、タイピングの能力は速く、正確なわけで、その能力は断然彼女の方が上なわけです。文章構成力などで言えば、わたしが上です。
これは、優劣ではなく、その人の個性であり、何を持っているかという事です。これを見抜ければ、お互いに価値を求め合い高め合う事が出来るので、失敗をひとつひとつ注意するのではなく、どうすればその人と問題が解決出来るのかを考えていくと良いでしょうね。
人から好かれるには?
基本的に、失敗を注意するのは、一歩間違えれば、批難や否定、攻撃と判断され、恨まれる可能性が高いです。なので、やり方を間違わないようにしないと、自分で自分の首をしめる事になるのです。人から好かれるには、人を通して注意する事でしょう。
あなた対失敗した人という図式だと、直接あなたの感情が伝わり、相手にもそれが伝わってしまうため、お互いにネガティブな感情がうまれる事が多いです。ただ、間接的に注意するのであれば、相手がきづいてくれれば、問題はないでしょう。
本当に、好かれている人と、嫌われている人の違いは、紙一重なんです。なので、現在はうまく人間関係を築けていないひとも、諦めずに、その方法を探す事をおすすめします。
何度かの大きな失敗など、誰もが経験していますので、大丈夫ですよ。さあ、今日も最初の一歩を踏み出しましょう。