人の心から見た、仕事や人間関係、健康などの活動から得られる喜び
「この仕事をしたいなぁ」そう思って実際にやってみた仕事は自分には合わなかったという経験をしたことはありませんか?意外と頭で思っていたことが現実になっても、予想通りにはならないことはよくあります。
ですが、もし何もやらずにボーっとしていただけだとリラックスして楽しめるかといえばそうではないようです。人が行動することで喜びを得られる共通の行動があります。
仕事での喜び
仕事から得られる喜びはお金を得ることだけではないでしょう。もしそれだけが目的なら、仕事をやることにストレスを感じることが多く、もらったお金を本来使わないような形で使ってストレスを発散する人もいます。
仕事をすることは周りの人に価値を提供することなので、それが実感出来る仕事であれば、たとえそこまでやりたくない仕事でも、それが喜びになりモチベーションになると思います。ですが、モチベーションには増減があり上がらないと仕事がやりたくないと思うかもしれません。
なので、理想はやりたいことが仕事であることではないでしょうか。やりたいことが仕事であればさらに喜びはプラスされます。それは、自分の成長していくことの喜びで、スポーツでもゲームでも勉強でも、昔の自分より成長するとそれが楽しくて夢中になる人もいるのではないでしょうか。
また、自分のやりたいことでお金に繋がり、さらにそれが周りの人に喜ばれるとなると、もっと成長する喜びもあるので、自分だけでも喜べるし周りの人と分かち合うことでさらに喜べる「この仕事をやっていてよかった」と思える瞬間を感じることが出来るでしょう。
やりたいことを仕事にしていると喜びの掛け算といえるような、それをしているだけで色々な形で喜べるため、やりたくないことを仕事にしている時に比べて見える世界が違うような体験をする人もいるようです。
それも特別な人しか出来ないというわけではなく、誰でもやりたいことを仕事に出来る可能性を持っています。ただ、それを見つけるまで色々な仕事を体験したり自分の才能の追求をする機会などがないため、やりたくない仕事に忙しく時間を使っているうちにどんどん時間が過ぎていく人がほとんどではないでしょうか。
人間関係の喜び
仕事から得られる喜びの中にも人間関係の喜びは大きく、もしお金が存在しなければ人間関係の喜びが大きくなるのではないでしょうか。仕事をしていても一緒に進んでいけるチームの仲間と過ごす時間が喜びだったり、お客さんの喜びが自分の喜びだったり。
仕事だけではなく何気なく遊ぶ友達とも瞬間瞬間でとても深い仲を感じることもあるでしょうし、恋人と過ごす時はそれ以外ありえないといえるような深い愛情を感じることもあるでしょう。
家族でも仲が悪ければ嫌な気持ちがするかもしれませんが、心から和解出来た時や普段から仲が良いといつも喜びを感じることも出来るでしょう。人間関係は人によっては大きな悩み、問題に感じて人と会うのが嫌いという人も少なくありませんが、それは人の感情や心理を深く理解していないことも共通点としてあります。
なぜ人と会うのが嫌いなのか、そして人に会うとどういうことが起こるのかなどをしっかり見つめて、自分と相手が感じている感情としっかり向き合うと、深い部分で繋がることが出来るでしょう。人間関係で悩みがある人もいれば、「この人のためなら死んでもいい」と思える人もいる。
それは誰でもそういう人になることが出来るでしょう。ただ育ってきた環境や人との付き合い方によって当たり障りのない生き方をしている人やいつも自分勝手に生きている人など色々なタイプに分かれますが、その共通点を知ることで本当に相手の気持ちが分かり、どんな人でも愛情を差し出せる人になると思います。
健康の喜び
健康は人間の本来の状態といえますが、体に悪い食べものや運動をしていない、ストレスがたまるなど体に悪影響を及ぼすことが多ければ、不健康になってしまいます。
また、健康というのは健康になったからといって劇的に喜びが増えるわけではないので、たとえば病気が改善されたら健康の喜びを感じられるかも知れませんが、いつも健康に気を使っていて大好きな食べ物をセーブしていたりすると、それは喜びよりもフラストレーションのほうが感じるようになるかもしれません。
人それぞれ好みが違うので、定期的に自分が好きな食べ物を食べる時間があったほうがストレス管理に繋がるかもしれません。目がさっぱりして体もイキイキしている健康の喜びは、他の活動から得られる喜びを得るための原動力になります。
どれだけ仕事や人間関係で喜びが得られるとしても、病気がちでいつも状態が悪ければ感じる喜びも減ってしまうでしょう。健康は一時的なものではなくずっと続くものなので、自分でどうやって管理していくかが大切になるのではないでしょうか。