夢に出てくる道しるべどおりに行動し、理想の人生に進む方法
あなたは、どんな夢を見ますか?そして、どんな直感を感じますか?正夢という言葉がありますが、夢に出てきたことが現実に起こると、正夢になったといわれますが、これはそこまで不思議なことじゃないことが分かります。それよりも、夢や直感というのは自分の人生の道しるべとして教えてくれているということがあります。
直感の力
直感には、虫の知らせという言葉があるように、人間の意識を超えた力があることが最近では分かるようになってきました。潜在意識という意識よりも深い部分、全てのことが記憶されている部分から意識に情報を飛ばしてくれるのが直感といえると思いますが、ほとんどの人は直感自体をただの偶然に思ったり、ただ思い浮かんだ考えとしか捉えません。
それも、自分にとって大きな方向転換の時期にあるときに、直感に従うのは、とても大切なことといえます。というのは、どちらの道を選んでも長い人生を考えるとどちらも大した変わらないからです。
たとえば、入口が100個ある迷路を想像してみてください。それを見ると、どの入口から入れば最短でゴールに辿り着けるかを考えるでしょう。ですが、それに制限時間がないとしたら、どこを選んでも結局変わらないのではないでしょうか。
人生もそれに似たところがあり、自分がこうなりたいという明確なゴールが決まっているのであれば、あとはそれに近づいていくだけなので、入口はどこから入っても年数のちょっとした違いはあるかもしれませんが、ゴールに辿り着くといえるでしょう。そして、直感の声に従うことは、大切な入口を示してくれていることになるかもしれません。
それは、長い道のりだったとしても後から振り返ってみると自分にとって欠かせないことを学ばせてもらう経験が出来るかもしれませんし、逆に自分の意思で選んでいたら最短コースだったかもしれませんが、学ぶものが少なくゴールについてから大変な思いをするかもしれません。
1ついえることは、どっちにいけばいいのか迷った時は、直感に従ったほうが時間も考える労力も少なくてすむということです。
夢の力
直感は、意識がある時に働くものですが、夢とは意識がない時、寝ている時に働くものです。夢は前日の出来事や記憶したことなどを整理して、それを見せてくれることがあるとされていますが、その中には自分にとって大切なヒントがあるかもしれません。
なぜなら、1日に受け取っている情報量というのは、自分が思っている以上の多く、それを全て潜在意識はキャッチしているからです。その膨大な量の情報を整理して見せてくれるわけですから、意識では分からなくても自分にとって本当に大切な情報を教えてくれているかもしれません。
たとえば、自分が好きなことが分からず悩んでいたとしたら、夢の中で自分が楽しそうに何かに取り組んでいる姿が見えるかもしれません。それは意識でも分かっていたことでも、前に進めない恐怖や不安があって、それに立ち向かって進んだら、意外にもこんなに楽しかったという姿を見せてくれているかもしれません。
実際、夢と直感に従って生きている人を見ると、決断も早く自分の理想の人生を生きている人が多いようです。その1つは、それだけ自分に対して信頼があるということでしょう。
大抵の人は、直感や夢が出てきても信頼しがたいですが、それすらも信頼してしまうのは自分の人生に何が起こっても大丈夫だという信頼を寄せているから出来ることといえます。そうした信頼も大切なものといえますね。
5対95
なぜ、それほどまで信頼できるか分からない夢や直感が大切なのでしょうか。それは、潜在意識の力は95%、意識の力は5%といわれているからです。またはそれ以下ともいわれていますが、意識は昨日のご飯すら忘れてしまいますが、潜在意識は生まれてから今まで食べた全てのご飯、日時、量まで全てを記憶しているといわれています。
記憶する量も世界中の図書館の本全てを記憶しても、まだ容量が残るほどといわれています。また、脳の処理能力もまだ全てが明らかになっていないほどの力を持っているそうです。それほどの力を持っている自分の体の部分を活かすには、夢や直感は最適といえるでしょう。
普段生活しているときは意識で生活しているので、潜在意識は意識的に使えませんが、夢や直感といった潜在意識から放たれるヒントは、意識よりも信頼性があるかもしれません。なぜなら、意識はブレーキをかけることが出来るからです。
たとえば、どれだけクッキーが食べたいと思っていても、太るのが嫌だというブレーキがあれば食べないという選択になるでしょう。ですが、人生をもっと長く考えるとそこで食べるクッキーは全然影響がないかもしれません。潜在意識は自分がこれまで考えてきた全ての情報を整理して直感や夢としてヒントをくれるので、一度従ってみるのも良いかもしれませんね。