これだけは生活に欠かせない!男の持ち歩きツールについて考える
物の整理整頓のことと並立してよく考えられるのは、日ごろ自分が何を持ち歩くかという問題だ。最近は外出先で仕事をするというスタイルもすっかり定着してきた。そんな男の持ち歩きツールや小さなコツなどについて、デジタルに特化して考えてみたい。
1 道具の容れ物を考えてみる
ツールを収納するもの。カバン、バッグ、ポーチなどがあるが、何をどんな目的で持ち歩くかを自分の意思と必要性からすりあわせてゆく必要がある。TPOに合わせて使い分けたいところだ。
総合的には両手が自由になって体に密着できる系統のものがよいようだ。なかでもメッセンジャーバッグなどは都合が良い。デザインも多彩で、ビジネスっぽいものもカジュアルなものもアウトドア向けのものも今は選ぶのに困るほどたくさんのブランドや製品がある。
私がオススメなのはSEALという国産ブランドの製品。自動車(トラック)の古タイヤチューブを主な素材とし、丈夫で撥水性に優れた製品づくりが特徴でカジュアルからビジネスまでラインナップは多彩だ。
安い価格帯では1万円前後からある。知らなかった人はぜひ一度サイトをご覧になってみるといい。黒を基調としたデザインがとてもおしゃれでかっこいい。
素材がタイヤだけに水にめっぽう強いので、サイクリングにも、傘を忘れた外歩きのときも荷物をぬらしてしまう心配がない。場所や場面を選ばず使えるすぐれものだ。
2 カバンに入れるものを考える
スマートフォン、財布、カギ。この三点があれば簡素な外出は事が済んでしまうだろう。でも外で仕事をするなら、色々なガジェットが必要になってくる。こうした小物類をあれもこれもとこだわっていると結局カバンがパンパンになってしまう。
そんな時は1週間程度期間を決めてしばらく物を持ち歩き、取捨選択をしてみるといい。おそらく全く使わなかったものがいくつか出てくるはず。
あとは、バッグ内収納グッズを活用して、持ち歩くものを厳選するというのも有効だ。ゴムバンドで小物を固定できるコクーンのGRID-ITは視認性に優れたガジェット収納グッズ。
ゴムが嫌だなぁという人にはリヒトラブのバッグインバッグがサラリと収納できておすすめ。カラーも豊富で選ぶのも楽しい。
・リヒトラブ 「バッグインバッグ」 A4 ¥1,155
3 オンラインストレージサービスを活用する
USBフラッシュメモリやSDカード、もしくはポータブルHDDなどの外部ストレージはデータ損失や紛失のリスク、同期の面倒さなどがあるので、自己完結するデータ類はクラウド環境で済ませてしまおう。
最近では米Dropbox、SugarSync、マイクロソフトのSkyDrive、国産ではYahoo!Box、KDriveなど、無料でもそこそこの容量を確保できるストレージサービスの選択肢も豊富だ。
サービスの性質と自身のニーズに合わせて使えば快適なモバイル環境が構築できる。
4 ネットワーク環境を考える
デジタルツールを使う場合、Wi-Fi接続環境は無視できない。無料で使える場所もかなり増えてきてたいていのカフェやファストフード店では困らないとはいえ、接続密集地帯ではWi-Fiにつながっていても、伝送速度に問題があって使いものにならないということもある。
いつでも安定して接続環境を構築したいなら、ポケットWi-Fiなどのモバイルルータの活用は欠かせない。
5 充電問題に備える
モバイルの充電機器もかなりバリエーションにとんできた。小型で大容量のものも安価に入手できるようになってきているので、自分の端末にあったものを選択しておくと便利だろう。
サンヨー(現在はPanasonicブランドに移行)のエネループはニッケル水素電池としては自然放電をかなり抑えてあり、使わないままでも5年(公表値残存率70%)は放置しても使えるという残存性の高さ。
継ぎ足し充電や1800回の繰り返し充電にも耐えるので、コストパフォーマンスにも優れているといえる。スティックブースターなどを使えばいろいろな機器にUSB充電が可能だ。
また、モバイル充電に特化したモバイルブースター(コチラはリチウムイオン電池が採用されている)は、高容量5400mAh(スマホ満充電2回分)で、パワフル充電可能。上位版には4回充電可能のものもある。
これらのオプション製品は現在サンヨーとしては生産終了品となっているが、Panasonicブランドとして再販されているので、まだまだ使える製品であり続けるだろう。
Panasonic スティックブースター(QE-QV201)実勢¥1,500〜¥2,000前後
Panasonic モバイルブースター(QE-QL201)実勢¥3,500〜¥4,000前後
他にもいろいろあるが、また別の機会に書いてみたい。