本当にやりたいライフワークを諦めてしまう人の4つの特徴
自分が本当にやりたいことを仕事にすることをライフワークと呼びますが、ライフワークをしている人は人工の5%にも満たないといわれています。また、ライフワークを見つけるために動き出す人の中にも、途中で諦めてしまう人もいます。なぜ見つかりそうなライフワークを途中で諦めてしまうのでしょうか。そうした人の特徴とは?
特徴1.生活に流されてしまう
「これやりたい!」と思ったことでも、気付いたらそれをやらずに1年も過ぎてしまったという経験はありませんか?人間は、一度に何個も考えることは出来ないようで、やはりライフワークが見つかりそうでも、それ以外で忙しいことばかりだとライフワークを考える時間がありません。
仕事が残業続き、家事育児で忙しい、友達と遊ぶことで忙しいなど、そうした活動ばかりしていると、ライフワークを見つける時間がありません。もちろん、そうした時間も大切で、楽しい時間を過ごしていてライフワークのヒントを見つけることもあるかもしれません。
ですが、やはり自分を見つめなおす時間も大切で「自分は何が好きなのか?」「自分らしい人生とは何か?」「自分にとってこれだけは欠かせないというものは何か?」などを深く掘り下げていく時間も必要です。なので、ライフワークを見つける時間と生活の時間のバランスを取ることが大切です。
特徴2.安定にしがみついてしまう
もし、今の仕事から安定を求めていて、それが何年も続いているのであれば、安定を手放すのはとても怖いことで考えられないことかもしれません。ライフワークで安定を得ることも出来ますが、それには失敗経験とスキルが大切です。
失敗するという時点で安定から外れるので、ライフワークに踏み出せない人もいるかもしれませんが、今やっている仕事も最初は失敗続きから始まったと思います。どんなことでも失敗することが安定への道になりますが、そこにお金が絡んでくると安定を手放せない人がほとんどかもしれません。
元々、起業したり芸術や個性を発揮して生きていこうと考えている人は、安定は関係ないかもしれませんが、しっかりと土台から固めていこうという人には安定は必要かもしれません。安定を確保しながらもライフワークに一歩ずつ踏み出していくことが出来れば、それが心の安定とワクワクにつながっていくでしょう。
特徴3.新しい自分を維持できない
今までライフワークをやっていなかった人にとって、ライフワークをするということは新しい自分になるということです。ですが、人間の体は新しい自分を嫌います。出来るだけ現状にとどめることが体にとっても安全なので、新しい自分に変わろうとすると元の自分に戻すために体の機能が働きます。
それに負けないように、一気に全て変えようとすると、その分反動が大きいので、少しずつライフワークを始めるようにすると、無理なく体も慣れていくでしょう。
ダイエットやトレーニング、勉強や特技など、新しいことを始めようとして続かない人の特徴は、一気に大きく自分を変えようとするからです。大きな一歩は大きな反動を起こすので、小さな一歩を大切にすることが出来れば、それは大きな一歩につながるでしょう。
特徴4.自分を信じられない
自分を信じられない人も、ライフワークをやる人生を諦めてしまう人の特徴といえます。自分を信じられないと自信が出てこないので「自分は出来る!」という気持ちが出てきません。逆にいえば、自信がある人はどんな環境にいても、時間がかかってもライフワークをやり始めるでしょう。
自信が持てない人は生まれつき自信が持てないように生まれてきたわけではなく、どこかの時点で自信が持てないような環境で育ったという特徴があります。
また、自信がない人だけじゃなくすぐに諦めたり、トラウマがある人も、ライフワークを進めるにはまずそうした気持ちを癒すことが最初のスタートです。
どれだけライフワークが好きだとしても「好きなことは仕事にならない」という考えを手放さないと、2つの考えが反発しあってどっちつかずになってしまいます。
ある人は、「成功するために必要なのは80%が心理学で20%がテクニックだ」と言っているほど、自分の気持ちというのはどの分野で成功するためにも鍵となるようです。
ライフワークを諦めてしまう人にはこうした特徴がありますが、これらに気づいて改善したいと思えれば、変えることも出来ます。人によっては長年凝り固まったトラウマや感情的なフタがあるかもしれませんが、それを変えることが出来れば、自分も変わっていきます。自分の内面を変えることが自分の外面を変えることになっていきます。