逃げるが勝ちで一旦物事を考えなおす時間を作る生き方
人生、止まってはいけませんが、ワンクッション入れ、最善策を練るのは、有効な戦略です。逃げるが勝ちという姿勢がありますが、撤退というのは=臆病ではなく、次の手を練るための思考時間ですね。勝利のために一時逃げる。
最終的に勝利するには、勝つイメージが想像出来ない相手に無理矢理挑んで戦死するよりも、逃げて次の勝ちに備えた方が勝率ははるかに高いです。
なので今回は、大局的に見て勝利を収めるために、逃げるが勝ちというスタイルの勝ちをお伝えしようかと思います。そうする事であなたの人生はより一層すばらしいものになるはずです。それでは最後までおつきあいいただき、本当の勝利を獲得してください。はじめます♪
怖くて逃げるのと、勝つために逃げるのは同じと考えて良い
恐怖で逃げ出してしまった事ってありますか?わたしは、過去を消し去りたいと言っていた人を知っています。逃げ出した過去を消し去りたいと言っていました。しかし、わたしが聞いている限り、何がそんなに辛いのか少し理解出来ないところがありました。
こちらが話を聞く分には、それほど酷い内容ではなく、わたしも似たような経験はありますし、それも伝えたのですが、それでもその事がきっかけで、その人は自分を責め続けていました。逃げるという事にすごく劣等感を感じたのかもしれません。
しかし、逃げるというのは英断というか、言い換えるなら自己防衛本能が高いという事に他なりません。見方を変えれば、その才能に秀でているという事だと思うんですよね。
それを馬鹿にしたり軽蔑したりする人間がいるため、自分は悪い事をしているんだ。自分は男として失格なんだと思うようなのですが、最終的に勝てば良いだけなので、そんな短期的な視野で見ない方が人生はうまくいきます。
怖くて逃げるというのは、本来備わっている防御本能が高いという事ですから、自動的に危険を察知し、逃げるという戦略を即断している事になります。お世辞でもなんでもなく、これは結構すごい能力だとわたしは思います。なので誇ってもいいのじゃないでしょうか。
基本的に人生は生きていた方が勝ちだと思った方が良いと思います。仏教の思想で前後裁断という思想があり、人生で起こる過去の事も未来の事も、自分とは切り離して今を生きるという考え方なんですが、臆病だと思っていた自分が、次の瞬間は勇気ある行動をとる事も可能なんです。
人は変われます。変わる変わらないという大層なものではなく、その行動を選択するというだけの話なので、特別、すごい事ではありません。たとえば、そうですね。口喧嘩をふっかけられて、そこで言い返せなくて負けたというレッテルを貼られるとしますよね。
そして自分は負けたと思い込んでしまうと、それはトラウマになってしまいます。つまり、次も、また次も同じような事があった時に、言い返せないんじゃないかと思ってしまう事です。これを打ち破るのが難しいだけであって、言い返す事自体を選択する事は、まったく難しい事ではないのです。
あなたが逃げだすパターンと種類を見抜く
どういう傾向の事が起こった時に逃げてしまうか熟知しておくと、今後の逃げる事の再発を防げます。一度逃げてしまうと、逃げ癖がついてしまい、先ほど述べたトラウマに縛られ慣性の法則が働き、逃げの連鎖を生み出してしまいます。どこかで断ち切らないといけないのですが、それが難しいんですね。
わたしの場合は、突発的な何かに対応する事が出来ません。たとえば、男気あふれるタイプとの口論とかなら冷静に対応出来るのですが、わけのわからない誹謗中傷などをしてくる人間に対しては対処法がわからず、どのように対応していいかわからなくなります。
根が真面目だからなんだと思いますが、それをまともに受けてしまうからなのでしょうね。さすがにもうこの年になってくると受け流せるようにはなってきましたが、若いときはとても悔しい思いをしましたし、対処法もわからず、何に悩んでいるのかもわからず、苦労しました。
わたしはわけのわからない意見に対しては、あら?そう思いますか?と聞き返すようにしています。わたしは賛成しないですけどねという意味をこめているのと、あまり聞いてないよという意味もこめています。
というよりもまあ、誹謗中傷をするような人間というのは、自分の心が満たされてないのを他人を破壊する事で補おうとする人達なので、興味がわかないというのが本当のところですね。
大人になってから、人間の持っている価値というか、その人の限界などもわかって来て、仕方ないのかなとか、あまり関心を持たなくなりましたよね。このような姿勢もまた逃げるが勝ちという姿勢になります。付き合う時間がもったいないし、ゼロとは言いませんが、メリットの無い人間と関わっても何も得るものがありませんしね。