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悩むことが成長に繋がるのは本当か?悩みと混乱の違いとは?

あなたは悩んだ時、どうしますか?人間であれば悩みの1つや2つは当たり前で、人によっては何個も持っている人もいるかもしれません。ですが、そんな悩みを持っていながらも自分の理想を達成していく人もいれば、悩みを悩み続けていつまでも先に進めない人もいます。

悩むことと成長の関係とは?

この違いはどこから生まれるのでしょうか?それは、悩むことへの解釈が違うようです。悩むことが成長に繋がると話している人は、悩むところから成長へと上手い解釈をしている人ではないでしょうか。

じゃあ悩めばいいんだというとそうではなく、もし悩んで「なんで自分はこんなにダメなんだろう?」と質問するのと、「この悩みから成長に繋がる学びは何か?」と質問するのとでは違う結果になると思います。悩みから成長につなげられる人と、悩んだら悩みっぱなしの人の違いは、悩んだ時にする自分への質問や解釈の違いがあるようです。

なので、悩めば成長に繋がるから悩もうというのも1つの思い込みで、必ずしも悩めば理想の成長に繋がるというわけではないようです。というのも、悩むことで今の自分を変えなくてもいい言い訳にすることも出来ます。

たとえばもっと歌が上手くなりたくて歌を練習しているのに全然上手くならない。「なんでこんなに上手くならないんだろう?」と質問してしまうと上手くならない理由を次々と思い浮かべてしまい、やっぱり自分は上手くなれないんだと思いこむことが出来ます。

これは辛いように感じるかもしれませんが、今の自分のままでとどまるようにも見えますし、実際その状態の自分を変えることはないので、自分で自分を傷つけながらも安心しているかもしれません。それが悪いというわけではありませんが、悩みによって今の自分を変えるとするなら、それは別のことになるのではないでしょうか。

悪いところを確認し続けても進まない

もちろん自分の悪いところを見て、そこから逃げようとせず向き合って、認めて、受け入れることで悪いところで反応していた自分が変わってきます。そうして対応出来る範囲が広がることになりますが、かといって悪いところを見続けて確認し続けても進まず、現状のままの自分でいることに安心感を覚えて余計に抜け出しづらくなります。

そこから抜け出すには無理やり今の自分を変えようと振り切れることも出来るかもしれませんが、今の自分の満足することで次に進むことも出来ます。なぜなら、今まで悩むことで先に進まない選択をしていたのが、認めて満足してしまったら悩むパターンではなくなるので、今の自分にしがみつくことも変わってきます。

人はパターンで行動することで、今の自分にとって居心地の良いことと悪いことを区別するものがあり、悩みも1つのパターンといえます。なぜなら、悩まないと次の新しい自分に進んでしまうので、悩んで自分を落ち込ませることでそのままの自分でい続けることが出来ます。

ですが、今の自分を認めて、許して、受け入れることで悩むというパターンに無理なくハマらないので、そこから違う選択もしやすくなるでしょう。

悩む自分を卒業する

悩む自分が完全に嫌になればどんな人でも悩まない自分を選択するでしょうが、悩むことで居心地の良さを感じるのであれば、いつまでもその状態でいる選択をするでしょう。その状態から抜け出すモチベーションになる1つは、悩んでいる時に何をしていないかを考えてみるといいかもしれません。

本当はもっとやりたいことがあるのに、悩むことに時間を使うことで出来ないのは時間がもったいないと感じたら、行動が変わってくるでしょう。今の自分に満足するとは、必要以上に欲しい欲しいと外のものを求めたり、誰かに認めてもらおうとすることではなく、ありのままの自分を認める、許す、受け入れるといったことです。

すると、悩みは人それぞれ大きさが違い、小さなことから大きなことまであっても、現状に満足する選択をするとそれ以外のことは見えなくなります。すると、悩みで心がモヤモヤして不快な気持ち、抜け出せないような暗い気持ちにいたのがパッと明るくなる感覚になる人もいるでしょう。

そうして無理なくありのままの自分を認める、受け入れることで、もっと欲しいと思っていた欠乏感、自分は出来ないという制限、これがないと出来ないといった問題などから、豊かさ、可能性、機会へと意識が切り替わります。

悩んでいる自分を後から振り返ってみると、欠乏、制限、問題に意識がいっていると思いますが、それをたっぷりあるという豊かさ、無限にあるという可能性、いつでもチャンスがあるという機会に意識がいくと、パッと気持ちが切り替わると思います。

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