友人こそが心のメンター!仲間を大切にする事の重要さとは
貴方の周りに大切な人はいますか?この問いに貴方は、恐らくYESとお答えしてくれると思う。大切な人が誰かと言うと、家族や恋人、会社の上司、同僚、後輩などが挙げられるだろう。そして、上であれ?って思った方は、間違いなく幸せな人です。つまり、その人達には大切な「友達」がいるという事です・・・。
友達と一言で言っても、様々ですよね?会社の友達、学生時代からの友達、海外の友達もあるし、性別で分けても、色々な形態があります。今日は、友達こそが【本当のメンターである】という事にフォーカスをあてて考えて行きたいと思います。
自分と価値観を共有出来る人物である
生きていく中で、人には様々な出来事が押し寄せる波の様に訪れる。楽しい事もあれば、悲しい事もあり、まさしく山あり谷ありの長い長い旅をして行く訳ですが、自分一人では【どうしても乗り越えれないカベ】が出てきます。
そんな時に、自分と価値観を共有出来る人物=友達がとても大きな心の支えになります。そして同じ価値観、または場合によっては違う価値観を【自分の事を考えながら】話を聞いてくれたり、話を進めてくれたりしてくれる友人はまさに貴方の財産となる訳ですね。
一つのテーマを自分と会話しながら複数の人間で話せるという環境では、自然と自己成長が促進されて行きます。価値観を共有出来るという事は、人生という旅に生きるバイタリティを与えてくれるのです。
自分の気が付かない間違いや驕りを教えてくれる
人間というのは、勝手な生き物です。辛い時は助けてと言うが、自分の調子が良くなってくると、過去の自分の様な人に対して全く助けるという行為をしない。または自分にもそんな過去があった事を消し去って、元々完璧だったと自分を大きく見せようとしたりする【弱さ】があります。
しかし、そんな時に「それは間違っている」「そのまま行くと本当に大切なモノを失うよ」と声をかけてくれるのが友人です。友人は、そんな今の自分を映し出す鏡になってくれるのです。
外見は自分でも鏡を見れば簡単に確認する事が出来るので、例えば髪の毛がはねていたり、ほこりが付いていたりしたら、それを確認して外に出る前に(他の人に会う前に)事前に直したりする事が出来ます。
しかし、自分自身の心を自分で見る事は、どうでしょうか・・・。恐らく、難しい事と思います。日頃から自分自身を見つめ、嫌な自分や弱い自分と見つめあい、改善する行動を継続して続けているからこそ、はじめてなんとなく自分というものを知る事が出来ると思うのです。
この自分自身を見つめるという行動を起こせない人は、自分自身の心に気が付く事はおろか、自分自身すら見えていないといえます。友人は、自分よりも長い間自分の事を客観的に側で見守っていてくれたり、支えていてくれている人です。
自分自身では分からない事も、友人だからこそ分かる事があるのです。友人を頼る事は、決してカッコ悪い事ではありません。どんどん友人との時間を作って、お互いの近況等を話しながら、【自分を知る】という部分を見られる様にして行きましょう。
「人間の本来の本質」に立ち返る事が出来る
私達は様々な環境の中で様々な人間と関わり毎日を過ごしています。その中の全てが良い影響をもたらしてくれる物ではありません。つまり、中には悪い影響を沢山受けてしまう場合も往々にしてある訳です。
そんな時、自分が一体どこにいるかが、自分では分からなくなってしまう事もあります。また欲望という部分、あるいは人を救う為にお金が必要になる時もあるでしょう。その時に、「お金」の事ばかりや「自分」の事ばかりに力が入ってしまう・・・。そして、そんな時間が長く続くと、やがて「人間らしさ」を見失う事になります。
友人は、貴方の本当の心を知っている数少ない人です。必ず、貴方の心を浄化し、本来の姿に戻してくれるはずです。人間の本来の本質とは、人を助ける、人の立場になって行動するという部分ではないでしょうか?
今回の東北の大震災でも、共通の問題に対して数多くの人が助け合い、勇気づけ合い、協力して復興にあたっています。何もないところからでも人はやり直せる力を持っています。
しかし、一人では呆然としてしまう様な大きな物事もあります。それでも周りに支えてくれる人達がいるからこそ、何度でも立ち上がりその為にまた成長し、大きく豊かになるのではないでしょうか?
貴方のすぐ近くにいる友人は、貴方の心のメンターなのです。そして貴方もその友人の心のメンターである事を忘れてはいけません・・・。人間の本質を心に留めて、どんな時も助け合い、勇気づけ合い精一杯生きて行きたいですね!