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人として頼れる存在になる!悩みを「聴く」ための技術

一つ上の男性になるためには、人の相談にのれるような懐の深さが必要です!今回は、頼れる存在になるための悩みを「聴く」ための技術をご紹介します。

「私」は聞き手になれるか?

自分が果たしてどのような聞き手になることができるかは、あなたの姿勢にかかっています。あなたは他人がどんな悩みを持ってあなたに話しかけてくるか、前もって知ることはできませんし、それほど身構える必要はありません。

ただ、相手の話を、存在を、否定することなく一旦受け容れることができるか?そのことがポイントとなります。

相手がどのような性格でも聞く

話し手はいつも同じ人ではありえませんし、人にはそれぞれ多様な性格があります。ですから地球上には人の数だけの話し方、コミュニケーションの取り方があるというわけです。

ちょっとビックリするような物言いの人もある日現れるかもしれませんが、それを興味深いこととして受け止めることが必要です。

自分の意見をとりあえず置く

自分の意見はいつでも言えますが、実際にはほとんどの人はあなたの意見を求めていなかった、という事実があります。

そうです、相談事を持ち込まれるということは、必ずしも「あなたの意見を聞きたい」ということではないのです。それどころか、何にも喋らないでいて欲しいと思っている話し手さえいるくらいです。

客観と主観を常に把握する

一つの事実は、誰がどのように捉えるかによって180度異なります。ですから、クロだのシロだの言い合っていたことが、実はもともと同じ事を指していたという事だってあるのです。

主観を客観に置き換えようとするのは誰にでもあることです。しかしそれを指摘することよりも、話し手がどのように感じたかということが一つの鍵となります。

事実はいつも真実ではない

本当の事、動かし難い事実は時に衝撃を与えます。人間は弱さを常に抱えている生き物です。本当は指摘されたくないけど相談はしたい、という人もたくさんいるのです。自分の後ろめたい部分であればあるほど、事実を指摘されたい人は少数派であると言えます。

「相手」は完全な話し手とは限らない

話す人はあなたに正直でしょうか?そうとは限りません。話す人は常に公平に話すでしょうか?それも公平とは限らないですよね。

しかし、それを相手に期待して聞いていると、あなたは馬鹿馬鹿しい気持ちになってくるかもしれませんが、それは珍しいことではないのです。

感情の表現にも色々

「好きだ」という気持ちをストレートに表すことが下手な人がいるように、相談事においても「結局何が言いたいの?」と思うことがしばしばあります。しかし表面の態度や言葉に惑わされずに「この人の本当の気持ちはどこにあるんだろう?」と粘り強く聴いていきましょう。

言葉の意味は人それぞれ

一つの言葉には、色々な意味が隠されています。同じ名前の言葉にまったく同じニュアンスが入っていることは稀です。それを考慮せずに話を聴き続けると、話がこんがらがってくる事があります。

意見を受け容れることと存在を受け容れることは別

あなたは適切に、相手に答えたと思うかもしれません。しかし相手は自分が否定されたと思いこんであなたを訴えるかもしれません。それほどまでに、人というのは感情的です。

意見について話すことと、相手を尊重することは分けて考えましょう。そしてそれをしっかりと伝えるのです。

相手の話を「傾聴」すること

耳を傾けて聞くことを「傾聴」と言います。あなたは全ての問題を解決できる魔法使いである必要はありません。もちろんそれができればいいのかもしれませんが、大抵の場合言い合いになってしまうのが関の山です。

そうであるよりも、コーヒーを飲む間静かに話を聴いてくれる方が、よっぽど相手にとっては良いということがあるのです。

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