真冬の光熱費大丈夫!?引越しにランニングコストの安い賃貸を考える
これからのシーズン寒くなってきてどんどん光熱費も高くなっていってしまいます。これから引越しを検討されている方や、来年の春に引越しをされる方は、今からランニングコストについて良く考えた部屋選びを考えていくべきではないでしょうか?光熱費やその他の安い経済的な賃貸について考えていきます。
引越しでランニングコストは重要なポイント!
引越しにおいて比較対象となる条件や費用などは様々なものがあります。とくに、引越しにはランニングコストうんぬんよりももっと高額でまとまった費用がかかってくるでしょう。
たとえば、引越しにかかる費用や賃貸契約の初期費用、前家賃に家具家電を揃える費用など、膨大な出費が必要になるのが引越しという作業です。
しかし、それらの目前の大きな出費に惑わされず、本当に大切なのは引越してからの毎日の生活なのですから、しっかりと自分の生活を豊かで経済的に過ごすためのランニングコストを考えていかなければいけません。
たしかに、毎月数千円の違いでは、はじめにかかる初期費用などの方がはるかに高額でしょうが、引越しは早々頻繁にできるものでもありませんし、どうせ高額な費用をかけてやっとの思いで引越しをしたのですから、そうしたランニングコストの部分も考えていかなければいけません。
それらが毎月たった2000円の違いだったとしても、年間で24000円の違いとなりますし、4年も住めば10万円近い違いになってくるのです。
賃貸に毎月かかるランニングコストはどんなもの!?
では、賃貸での生活で毎月かかってくるランニングコストにはどんなものがあるのでしょうか?まずは家賃が一番の出費になるでしょう。
つづいて賃貸の管理費なども、住む物件によっては非常に高額になってきますし、インターネットを利用するのはもはや当たり前になっていますから、そうした通信費用もかかるでしょう。さらには、家具家電つきの賃貸では、そのリース料などもかかってくるわけです。
事前に、こうした費用の中で値引けるものは値引いておくのが基本となります。たとえば家賃は初期費用と併せて賃貸の契約の際になるべくであれば値段交渉をしていった方がいいですし、賃貸の家賃も数千円値引けるだけでトータルでかなりの違いになってきます。
さらに、インターネットの回線も業者や速度によって値段が違いますから、こうしたものをしっかりと値引いていく事でなるべく毎月のランニングコストを抑えていく事ができるでしょう。
冬にもっとも痛手となるのはガス代!
では、つづいて光熱費の話しになってきますが、光熱費も賃貸によってぜんぜん違ってくるので注意が必要です。とくに真冬に最も痛手となるのはガス代です。
もちろん、冬になれば全体的に値上げしますから、電気代も上がるのですが、それ以上にガス代の値上げは大きな打撃となります。
冬場はただでさえこうした基本料金が上がりますし、使用量も増えますから、元が高いものはより高くなってしまうというわけで、一番の痛手としてはガス代なのです。
ガスには大きく2種類があり、LPガスと呼ばれるプロパンガスと、天然ガスの都市ガスに別れます。ガスコンロを購入する場合は、こうしたガスの種類によって利用できるコンロが違いますので注意が必要です。
そして、現在これらのガスの使用率の比率はだいたい五分五分となっていますが、プロパンガスよりも都市ガスの方が圧倒的に費用が安く済みます。
都市ガスとプロパンでは冬場の料金に倍以上の差が出てしまいますので、つまり冬場のただでさえ高いガス代が更に倍になると考えると、プロパンガスを利用することがいかに損かわかります。
そして、こうしたプロパンガスか都市ガスかは、その賃貸や住む地域によって異なってきます。どんなに都市ガスが良くても、都市ガスが引かれていないエリアに住む場合はプロパンを選択せざるを得ません。
そして、住んでから自分でどちらかを選択できるものでもなく、あらかじめその賃貸にどちらかが備わっている事になりますから、賃貸選びの際はこの辺を慎重に選ばなければいけません。
オール電化の賃貸でポカポカ経済的!
また、いっそのことガスをまったく使わないで電気だけで運用してしまおうというのが、オール電化物件です。オール電化ではそもそもガスを使用せずに電気で全てをまかないますから、非常に経済的です。
もちろん、今までガスに頼っていた部分も全て電気で運用しますので、それなりに電気代は高くなりますが、それでも冬場のガス代から比べれば対した事はありません。
とはいえ、オール電化物件にも短所はあります。ガスも電気もそれぞれ得意分野と不得意分野が違います。電気は安定して一定のエネルギーを供給できるため、室内灯やテレビなどの電化製品を動かすのには向いています。
しかし、あまりパワーがないので一度にお湯を一気に熱したりという事においては、ガスの方が得意なのです。
ガスがないぶん、電気で沸かすお湯は、ガスの給湯器のような小さな機械では済まず、大きな貯水タンクに水を溜めてそれを熱するという仕組みですから、あまりお風呂にお湯を張るときでもない限りは、一気にお湯を使わない方がいいです。
再びお湯を温めるのに時間がかかったり、電気料金が高額になってしまったりします。
複数のエネルギーをうまく組み合わせる!
先ほども説明したように、それぞれのエネルギーには得意不得意があります。それらの得意分野にあわせてうまく色々なエネルギーを組み合わせていくと、より経済的に生活ができるでしょう。
たとえば、ガスストーブがついた賃貸であっても普段からガスストーブをフル稼働させていては、ガス代が高額になってしまいます。
あまり動かないときや小規模のみを暖められればいい場合は、電気ヒーターなどを利用すれば素早く、近い距離だけを暖められます。
また、お湯を沸かす程度ではガスではなく瞬間湯沸かし器やIHを使うようにすることや、ガスストーブではなくて灯油ストーブで運用するなど、様々なエネルギーをうまく組み合わせていけば、光熱費もランニングコストも安く抑えられるのではないでしょうか?