体重が減らない・・・筋肉質な男性に効果的なダイエットを紹介します
毎日毎日書類やパソコン画面とにらめっこをして過ごし、昼は疲れからがっつり量のあるものを食べ、仕事が終わればストレス解消のために夜の街へ繰り出しての飲み会。日本のビジネスマンはとにかく太りやすい環境にあると言っても過言ではありません。
人間の体というのは不思議なもので、太る時はいつの間にか気にならない内にどんどん”かさ”が増してしまうにもかかわらず、いざ痩せようと決意すると中々結果が伴ってきません。
ダイエットが必要な男性の中には、体質的にか過去の経験的にか筋肉質だから体重が減らない、なんてお悩みをお持ちの方もたくさんいらっしゃいますよね。
そんな、どうにも痩せられずに困っている皆さんに良いダイエット方法をご紹介させていただきたいと思います。
筋肉質な人は太りにくい
その前に、そもそもの人間の体のつくりについて少し触れておきましょう。基本的に、筋肉というのは脂肪のおよそ1.5倍もの重量があるとされています。
しかしその一方で、筋肉というのは体内のエネルギーを消費して運動するものでもありますので、筋肉がたくさんついているということは、要するに一般的な男性よりもずっと太りにくく、痩せやすい体質であるということなのです。
それじゃあなんでこんなに太って見えるんだよ、なんて思ってしまうかもしれませんね。その答えは、実は筋肉以外のところに隠されている場合が多いのです。
筋肉質な方で、どうにも体重が落ちない、脂肪が落ちないと悩んでいる方の多くが、単純な食べ過ぎと有酸素運動の不足という二つの原因を抱えています。
これらの理由について、それぞれ解説していきましょう。
食べ過ぎると痩せない
非常に簡単な話で、どんなに激しく運動をしていようと、毎日汗を流して有酸素運動をしていようと、動いた分以上に食べていては痩せることなどありえません。
筋肉というのは、基本としてオーバーカロリーの場合にしか増えないものなのです。食事制限などをきちんとしていれば、一日に摂取するカロリーは自然とかなり抑えられることになりますので、今の体型の筋肉を維持することができなくなり、体重も筋肉も減っていくはずなのです。
それにもかかわらず体重が減っていないということは、今持っている筋肉を維持出来るくらいたくさん食べてしまっている、ということなのです。量はそんなに食べていないという方でも、少量で高カロリーなプロテインやお菓子、油もの、炭水化物などをメインに食べていれば体重は減りません。まずは食事量と栄養バランスを見直してみて下さい。
有酸素運動が足りていない
脂肪や体重を落とすために必要なのは、一にも二にも消費カロリーを増やすことです。そして、筋トレというのは筋肉を増やすのには向いているのですが、カロリー消費に優れている訳ではありません。
もしも皆さんが今有酸素運動に力を入れていないのであれば、ぜひとも筋トレよりも有酸素運動に重きを置いたメニューを組んでみて下さい。
一日に200kcal程度消費出来るように有酸素運動をしていれば、一ヶ月で脂肪を1キロ程度落とすことが出来るようになります。
ただし、これも結構多いのですが、有酸素運動をしているつもりで出来ていない、という場合があるのです。有酸素運動というのは、軽く息が弾むくらいで呼吸が苦しくならない程度という、厳しいトレーニングをしている人からするとちょっと軽すぎる力で行うのが正しい方法です。
ランニングをする際にちょっとペースを上げてみるか、重りをつけてみるか、せっかくだからダッシュを入れてみようとやっていると、いつの間にか無酸素運動になってしまい、結果的に脂肪を燃やす有酸素運動が足りていない、ということになってしまうのです。
筋肉質男性のダイエットは、食事と有酸素運動
というわけで、筋肉質でどうにも体重が減らないと嘆いている方は、食事制限の内容と有酸素運動が出来ているかを見直してみましょう。カロリーコントロールが出来るようになれば必ず痩せるのです。