今度こそ確実に禁煙を成功させたい!そんなあなたにオススメの禁煙法
昨今、喫煙者のみなさんには厳しい時代となっています。屋外で吸うのはマナー違反や条例違反、屋内でも喫煙が許可される場所はどんどん狭まってきており、初めていく施設では喫煙所を探すのに一苦労です。
さらに価格の歴史を見てみても、1997年の消費税増税からは数年ごとに増税が行われており、値段が徐々に高くなっています。
デフレ時代に逆行してるタバコ価格ですが、2014年には再び消費税の増税に伴い価格が上がることが予想されています。はい、そろそろ禁煙する決心がつきそうですか?
やっぱり禁煙!でも本当にできる?
客観的にタバコは体にいいものではありません。そして現在の経済状況を鑑みると確実に財布には悪影響を与えています。ここはもう潮時ということを感じている長年のヘビースモーカーの皆さんは多いのではないでしょうか。しかし、問題は「本当に止められるのか?」ということです。
タバコ(のニコチン)は依存性がそれなりに高く、特に毎日習慣的に吸っている人々には急に止めるというのはなかなか酷なことなのです。実際過去に何度か禁煙チャレンジしたものの、完全には達成できずにまた吸い始めてしまった経験は多くの人が持っているようです。
タバコを止めたい気持ちはあるけれどどうしてもうまくいかなかった皆さんに向け、確実性の高い禁煙方法をご紹介しましょう。
まず検討すべきは禁煙外来
まずは基本かつ確実な方法から。自分の禁煙が一筋縄ではいかないであろうと自覚があるのなら、迷わず専門病院の禁煙外来の受診をオススメします。他にいい方法が無いか悩むだけ時間(とお金)の無駄です。医師の適切なアドバイスも受けられますので比較的楽に禁煙できます。
もちろんそれなりに治療費はかかりますが、条件を満たせば健康保険の適用も受けられますので高額にはなりません。
治療方法にもよりますが目安として12,000~19,000円ほど。治療期間が8~12週間です。その同じ期間1日1箱程度吸い続けるなら約3万円前後は使う計算になるので、タバコを吸い続ける現状より余計な出費にはなりません。
具体的な治療法として、ニコチンパッチやニコチンガムを使って摂取するニコチンの量をコントロールする方法や、経口内服薬のバレニクリンでニコチン依存の禁断症状を抑える方法があります。どれも医師の指導で適切に使用する必要があります。
我慢できた本数を記録しよう!
病院で治療費をかけたくない、意思が弱いので通院が続きそうにないというのなら自分でどうにかしないといけません。とりあえずやることは「タバコを吸いたくなるのを我慢する」というのは決まりです。
あとどうやってそのモチベーションを持続するかが問題でしょう。そんな場合にはいきなりの禁煙ではなく、まずは日々の本数を減らすことを目指してはいかがでしょうか。
そのときにオススメなのが「数字・グラフで記録する」ということです。そしてそのとき記録するのは「我慢できた本数」です。「(我慢できず)吸ってしまった本数」ではありません。
「あっ、吸いたい・・・」と思った時に飴をなめるなどの方法で何とか吸いたい気分をやわらげます。うまく気持ちを抑えることができればカウント1です。
最初の頃は我慢できた本数を増やすのが目標です。我慢がうまくできるようになった頃には吸いたいと思う回数自体が減っていることでしょう。そうすると我慢できた本数も徐々に減っていき、最終的には0になります。
吸ってしまった本数が減る様子を記録する方がデータとしては正しいのかもしれませんが、これだとうまく減らなかったときのモチベーションの低下は避けられません。
吸った本数のデータは「我慢できずに失敗した」というネガティブなデータだからです。それよりも「我慢できた」というポジティブな目的意識を持つ方がモチベーション持続の可能性が高まるのです。