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決断力を引き上げる、自分を第3者の視点から見る鍛え方とは?

何かを決めることは、それが自分で大きいことや不安に思うことであればあるほど決めずらいということはありませんか?

決断力という言葉がありますが、これはこれまで色々な分野で活躍してきた人が持っている特徴とされ、自己啓発やビジネスの分野ではよく出てくるキーワードです。ですが、決断力が大切なのは分かっていても、どうやれば決断力を引き上げることが出来るのでしょうか。

自分を客観視する

なぜ、自分にとって大切な場面で決断することが難しいのでしょうか。もちろん人によっては次々と決断し、たとえそれで大きな失敗をしたとしても決断し続けるため、成功するまで動き続けられる人もいるようです。

ですが、全ての人がそういうわけではなく小さなことなら決断しやすいですが、大切なことは決断しづらいことがあるようです。それは失敗への怖れや逆に成功への怖れというのもあります。

決断することで2つのうちから1つを選ばないといけない場面があったとしたら、その1つの選び方を失敗したら恥や無価値感、恐怖を感じるんじゃないかという気持ちがあるかもしれません。

また、成功することへの怖れなんてあるの?と思うかもしれませんが、成功することで周りの態度が変わったり今までの自分でいられなくなる不安は、意外と沢山の人が持っているようです。こうした決断が出来ない状況に時はそのことを考えれば考えるほど不安や恐怖がどんどん湧いてきます。

なぜなら、無意識はそちらに行きたくないと思っているので、そっちに行こうとすればするほど無意識の抵抗が強くなります。だから、たとえば面接でも面接前は緊張のピークになり、実際にやってみるとそうでもなかったというのは、やるという決断前に対して無意識の抵抗があるからです。

そうした抵抗を弱める方法の1つとして、今の自分を客観視してみるということです。もし決断して理想の自分になり、メリットだけしかないならそこまで抵抗力が強く出てくることは無いでしょう。

ですが、そうした決断がしにくいなら、それは1つの視点からしか物事を見ていない可能性があります。不安に思う視点だけではなく、その決断をすることで楽しさや好奇心が湧いてくるような視点が持てるようになると、決断しやすくなるでしょう。

質問力を身につける

自分の視点を変える時に役立つのは自分への質問です。言葉に出さなくても自分に頭の中で質問を投げかけると、脳がその答えを引き出してくれるという役割があります。そして、不安や恐怖を感じている時は大抵自分をそういう気持ちを出すような質問を無意識的に投げかけている可能性もあります。

「これをやって失敗したらどうしよう?」「上手くいかなかったらどうしよう?」そんな質問を自分にしたら「じゃあそれをやめて安全な道に進もう」という答えが出てくるのではないでしょうか?

そこで、決断力を上げるような質問、不安を和らげて好奇心が湧いてくるような質問が出来れば、自然と行動に移せるようになるでしょう。

「もし未来の自分がいたとしたらなんて言うだろう?」「もし自分に師匠がいたらなんて言うだろう?」といった第3者からの声をもらうことで、今の自分が考えていることと違う考えや意見に意識を向けることが出来るでしょう。

その時はとても辛くて決断出来ないということでも、老人の話を聞くと若いうちは何でもやって失敗したほうが、将来の笑い話が増えて面白いという視点が持てると、どんなことをしても大丈夫だという安心感を持つことが出来るかもしれません。

また、今の自分を振り返って「10年前の自分に言ってあげられる言葉は何か?」という質問があれば、10年前もこうした決断に悩むような不安な出来事があっても、今考えれば全然大したことがないということが分かるかもしれません。

進学面接が怖くてしょうがなくても、大人になって考えたらそこまで悩むこともなかったということが分かるかもしれません。

先のことを考えすぎない

これも1つの視点の切り替えですが、決断出来ない時は先のことを考えすぎている場合があります。この決断をすることで自分にデメリットがあるのであれば、わざわざそれを選ぶ人はいないと思います。ですが、そうしたメリットデメリットは実際にそうなってからじゃないと分からないこともあります。

どれだけデメリットしかないと思っていることでもメリットが隠れていたり、そのおかげで自分らしい人生に進んだ経験をしている人も多いようです。

そう考えると、どれだけ先のことを考えても正しい道はなく、どれも正しい道だと思えば直感に身を任せることであれこれ考えるストレスから解放されるのではないでしょうか。

ある研究によると、人は正しいか間違っているかの選択で1日に感じるストレスを大きくしているという結果も出ているようです。考えすぎず直感に身を任せることも、決断力を引きあげる方法といえます。

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