家族に対して素直になれない。素直に優しくできるコツとは?
家族に甘えているのかもしれません
家族という存在に対して、そこにいて当たり前というように思うことはあると思います。でも例えば家族の中の誰かが重い病気になった時などに、家族の大切さが分かります。
特に親というものは、いつでもどんな時でも本来は子供のことを考えてくれているものです。社会に出て家族以外の人間と触れ合う事が多くなることにより、家族の存在が心の中から薄れることもあるでしょう。
でも、それが空気のような存在だからという理由ならいいのですが、そうではなくて、いてもいなくてもいい存在というように軽く見るというようなことをしてしまってはいけません。自分を産み育ててくれた親に対して、感謝の気持ちを忘れてしまっている自分に気が付く事が出来たなら、そこからあなたは大きく成長することが出来ます。
家族と話す機会を持ってみる
普段は、照れるというような理由で家族とあまり話しをしていないというようなこともあると思います。でも軽い気持ちでもいいので、話す機会を持つことはとても大切なことです。
「最近自分はこんな感じだけれど、お父さんはどう?」というようにして聞いてみるのもいいでしょう。面と向かって話すことが恥ずかしかったり、一緒に暮らしていない場合は電話でもいいのです。
向きあうという姿勢を見せるようにしましょう。それは兄妹に対しても同じ事が言えます。小さな頃から一緒に育ってきた大切な存在なのですから、話さないまま何十年も経つというのも寂しい話です。段々と疎遠になるということはあるかもしれませんが、そうならないようにどちらかが近くに寄るようにするということが必要なのです。
それを面倒だと感じたり、鬱陶しいと思うような気持ちが少しあったとしても、心の内にしまうようにしましょう。大切なのは話す機会が出来たということだからです。
悩みや相談は遠慮なくしましょう
家族に言っても仕方がないと、最初から諦めていませんか?あなたのことをよく知っているからこそ、悩みや相談にのってくれるということがあるのです。
自分がこのようなことで悩んでいる、どうしたらいいだろうというようなことを話してみましょう。もし期待していた答えが返ってこないからといって落胆することはありません。人によって考え方は様々です。いくら親でも考え方が違うこともあるのです。そう思えばこれからどのような答えや返事が返ってきても受け入れられるでしょう。
どうしても受け入れられない場合は、どうしてそう思うのかというようにして聞いてみてもいいのです。相手を信頼しているからこそ深い話をすることが出来るからです。相手を信じることにより、優しい気持ちになることも出来ます。自分のことを理解してくれているんだと感じることで、存在のありがたみがよく分かることでしょう。
普段照れくさくてお互いに言えないこともあるでしょう。でもとても太く大きな絆で繋がっている、それが家族なのです。それを忘れないようにしたいですね。