寒い季節に乾燥対策!乾燥による重大なトラブルをさけて快適な生活を
これからの秋冬に今年こそはしっかり乾燥対策!
10月に入り、秋まっただ中となりましたが、そんな秋もあっという間に過ぎて寒い冬が来ますから、今年の乾燥対策はできていますか?乾燥を侮ると大きなトラブルや問題をたくさん抱える事になります。
日本は四季の変化がハッキリと感じ取れる国です。しかし、この四季によって1年をとおして環境の変化が激しいのもこの日本の国に住んでいて避けられない事です。
とくに本州では夏の暑さやジメジメとした湿気の方が問題視されているため、あまり冬の乾燥に対しては意識をしていない人が多いです。
日本は世界有数の湿気大国ですから、それも仕方のない事ですが、四季がある以上、寒い冬が来て乾燥もします。そして、この乾燥の方が人間にとっては大きな問題となるのです。
乾燥するとどんなトラブルがあるの?
乾燥すると、なんだか体調が優れなかったりイライラするというような経験はありませんか?これも立派な乾燥による問題です。乾燥をするとなぜイライラするのかと言うと、私たちの身体の感覚による違いが大きいのです。
私たちが、ものを掴んだり何かをする時には手を使います。手の指先の感覚は、手の肌の状態などによっても異なってきます。手触りは手の指先の状態によって変わってくるのです。
つまり、乾燥をすると普段は何気なく触れていたものが、感覚の違いで滑ったりうまく掴めなくなったりするため、いつもよりも無意識のうちに集中力や体力を使うことになります。それによってイライラという症状が出てくるのです。
爪を深く切ったあとにタオルなどの毛羽立ったものを触ると、なんだかゾワゾワしたという感覚がありますよね?これもタオルが変わったのではなく、指先の感覚が変わった事が原因です。
普段から手や指先を使うことを多くしている人にとって、これは非常に大きな変化です。たとえばパソコンのタイピングを仕事にしていたり、料理や家事で指先を使うなどがそれです。
その他にも乾燥すると、ご存知のとおりウイルスが蔓延して風邪をひきやすくなったり、免疫による粘膜の働きが弱まったりします。
肌荒れアブラ肌の原因に!
また、乾燥は美容の大敵でもあります。皮膚はコラーゲンとともに多くの水分を含んでいます。しかし、乾燥することでこれが蒸発しやすくなり、肌質がパサパサになってしまいます。
手であれば肌荒れなどの原因となりますが、それだけではなく顔の皮膚も乾燥によってパサパサしたりザラザラしてくるようになります。
結果的に化粧をする人であれば、化粧乗りが悪くなってしまったり、メイクに普段よりも時間がかかる事に繋がったりします。
また、皮膚の防衛機能が乾燥によって過剰に働いてしまい、油ギッシュな肌質になってしまいやすいのもこの季節です。
乾燥をすると、肌が水分の蒸発を防ごうとしたり、細菌の侵入を防ごうと、必要以上に皮脂の分泌を促してしまいます。結果的に油ギッシュな肌質になってしまったり、ニキビなどが出やすくなってしまいます。
温湿度計を設置して、家庭環境を目でわかるように!
こうしたことを防ぐためにも、温湿度計の設置をおすすめしています。温湿度計は、秋や冬などだけではなく、真夏のじめじめした時にも活用できますので、リビングに1つ設置しておいて損はないはずです。
温湿度計を設置する事によって、乾燥やそれによる体調の変化が目で見て取れるようになります。
先ほど説明したとおり、乾燥をすると指先の感覚が変わったり、パフォーマンスが低下して必要以上に体力や気力を消耗しています。
その結果イライラしてきたとして、湿度計の表示をみてみて湿度が下がっていれば、それが納得できると思います。温湿度計の設置場所は、なるべく見やすい位置に設置するのがポイントです。
しかし、冬場の結露の原因となる窓際などの設置をさけ、より正確さを増すために、冷暖房などの直接の風が当たるところも避ける必要があります。あとは、人間が普段生活をしてる上半身や目線の位置に温湿度計を設置すればベストです。
加湿器を設置しよう!
日本は特に湿気の多い国ですから、除湿器を設置している家庭は多いと思います。しかし、なかなか加湿器を設置するにはいたらないのが現状かと思います。
加湿器は、除湿器の半分以下の値段で市販されていますから、1台購入して設置をしてみるのも悪くないかと思います。温湿度計の設置と併せて、湿度コントロールをしていけるようになれば、快適な空間になるのではないかと思います。
近年の加湿器であれば、加湿機能の他に空気清浄機として機能するものや、香りのリキッドを挿入してアロマとしての癒し効果を実現できるものもたくさんあります。
加湿器の設置場所は、やはり冬場の結露の原因となる窓際はさけて、なるべく内側に設置するようにするといいでしょうし、温湿度計に直接蒸気があたらないように注意をする必要があります。
除湿器と併設する場合のポイントとしては、除湿器は窓際に設置して、加湿器は家の内側に設置するというのがベストです。