口癖から分かる、お金持ちになれるかどうか、お金持ちの口癖とは?
あなたは普段、お金を使う時にどんなことを言っていますか?服を買いに行ったら「あーちょっとこれ高いな」とか「お、これはセール品で安い」、「うわ、もっと早く買えばよかった」など言う人もいるかもしれません。
お金持ちの人とそうじゃない人の違いは色々ありますが、その中の面白い1つが口癖が違うというものがあります。
お金持ちの口癖とは?
お金持ちの口癖と聞くと、何かいやらしい感じがしたり自慢気に話すんじゃないかと思うかもしれませんが、聞けば意外な口癖と思うかもしれません。
それは「今は必要ないから買わないでおこう」といったもので、お金があるからどんなものでも買えるといった発想から生まれる口癖をイメージしている人もいるかもしれませんが、そんなことを感じさせない言葉が口癖のようです。
もちろん全ての人がそういった言葉を使うわけではないかもしれませんが、幸せなお金持ちになっている人、お金や物をで自己顕示欲を満たそうとする人じゃない人は、必要以上にいらないもの、自分をよく見せるため、もっとかっこいいと言われたい、もっと尊敬されたいといったニーズから行動はしないようです。
もしお金を尊敬されるため、かっこよく、きれいに思われるために使う人の口癖は、やはり見ていて痛々しく感じたり嫌みに聞こえたりするかもしれません。
それは、言葉の裏にある気持ち、例えばお金や物を持つことで自分に価値が出ると思っている人は、それらがないと自分には価値がないと思っている裏付けがあり、その無価値感が周りの人の気持ちに影響を与えるようです。
これにはどれが良くてどれが悪いといったものはなく、あくまで自分がどういう人生を生きたいかで違いますが、お金や物でニーズを満たしている人がそれ以外で心地よさを感じたいけどやり方が分からないという人は、別の角度から見てみると何かヒントが分かるかもしれません。
幸せなお金持ちは、周りにかっこよく見られたい、尊敬されたいといったことに忙しくなく自分のやりたいことに夢中になっているので、もちろん人間である以上無価値感は出てきますが、それとも上手く付き合って感情的に振り回されることは少ないようです。
お金持ちじゃない人の口癖とは?
では、お金持ちじゃない人の口癖とは何でしょう?「お金ない」という人もいるかもしれませんし、「お金ないから節約しよう」といったこともあるかもしれません。
ここで見ていきたいのはお金を使う時の口癖で、さっきのお金持ちの例でいえば「今は自分には必要ないな」ということでした。
ですが、お金持ちじゃない人が使う言葉は「自分のご褒美のために使おう」といったことが多いようです。もちろんそういうことを話すお金持ちの人もいるでしょうし、自分へのご褒美にお金を使うことも気持ち的に嬉しいものです。
ですが、この2つの言葉を比べてみた時に、お金持ちの言葉のほうがお金の無い人が言いそうな言葉で、お金持ちじゃない人の言葉のほうがお金持ちが使いそうな言葉ではないでしょうか。
収入が低くてもお金が増える人、収入が高くてもお金が増えない人の違いはそうした口癖からも分かりそうです。
口癖から分かること
口癖はその人の癖だから、別に話すことは大した関係ないよと思う人もいるかもしれませんが、話すことは行動の1つです。
行動の元にあるのは思考、感情なので、言葉を聞いているとその人は何を考えて、何を感じているのかが何となく分かってきます。
すると、お金持ちとそうじゃない人が使う口癖が違うことはあまり気にならなかったことも、その元にある感情が違うとなればその人を動かす原動力が違うということになります。
車でいえば燃費もよくスピードも速いエコカーで走るのか、燃費が悪くスピードも遅い車で走るのかといった違いがあるかもしれません。
さっきも出てきたように、自分をもっとかっこよくみてもらいたい、可愛くみてもらいたい、尊敬されたいという気持ちが強い人は「自分のご褒美だ」「これを買えばかっこよく見られる」といった言葉を使うかもしれません。
もちろんそうして自分の魅力を高めて人からよく見られることは自分のわくわく感を高めてくれるものでもありますが、1つチェックしたいのはそうした無価値感は定期的に出てくるということです。
なので、自分がかっこよく見られるためにしていることは自分の無価値感を満たすためにしていることなら、定期的にかっこよく見られるためにお金を使わないといけません。
それも、自分の無価値感から出るかっこよさが自己顕示欲が強いものなら、周りの人から見て「あの人頑張りすぎ」とか「あれはかっこいいの?」といった見方がされることもあります。
自分でありのままの自分をかっこいいと思い、無価値感が出てきても感じ尽くして振り回されないようにする、そうすると必要のないものを買わないでお金を増やすことも出来るのではないでしょうか。