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理想の人生を邪魔する、失敗を認めてもらえない環境の力とは?

あなたは失敗した時、なんて言われるでしょうか?もう大人になって失敗なんてしないという人もいるかもしれませんし、失敗したら怒られるからしたくないという人もいるかもしれません。

勉強で失敗した時、スポーツで失敗した時、人との付き合い方で失敗した時、多くの人は「怒られる」「認められない」「呆れられる」といったことがあるのではないでしょうか。

失敗した時になんて言われてきた?

例えば勉強で赤点を取ったら「赤点なんて取るなんてお前はダメなやつだ」と言われたり、仕事で失敗したら、上司に「なんでこんなことするんだ」と怒られるかもしれません。

人との付き合いでも「あいつはボーっとしてるから変なやつだ」と言われたり、しっかりしているふうに振る舞っていても、陰では「なんであの人いつもイライラしてるのかしら」と言われることもあるかもしれません。

そうした出来事のどこで失敗なのかというラインは人それぞれ違い、赤点取っても怒られなければ失敗と感じない人もいるかもしれません。

こうして起こった出来事に、親や周りからどう言われてきたのか、大抵の場合学校や仕事、人付き合いのルールの中で常識ではないという結果を出したら常識のルールを守っている人とは違う意見が言われる、それが失敗としての批判だったりします。

そうした周りに合わせて考えると当たり前のことも、ちょっとピントを外して考えてみると不思議に思えることもあります。それは、何かの分野で一流になったり極めている人、成功している人は誰よりも多く失敗を繰り返しているということです。

誰よりも「成功」している人が誰よりも「失敗」しているというのはどこか矛盾しているように聞こえます。誰よりも成功するなら誰よりも失敗しないというなら納得はいくものの、成功するために失敗を沢山する、それはどういうことでしょうか。

出来事の意味付けは人がやること

釣りで一流になるためには釣りで沢山の失敗をすること、スポーツの世界で一流の選手になるには誰よりも失敗をすること、それが色々な分野で一流になっている人の共通点です。

成功だけをして一流になったという人も稀にいますが、それは細かな修正ポイントを失敗と捉えていないだけで、多くの人は失敗と考えることも肯定的に捉えている可能性があります。

才能を持っている人でも、「それ失敗なの?」と思えることでも「自分は失敗したからダメなんだ」と決めつけることで、才能の目を自分で閉ざしてしまう人もいます。

中には大きな失敗をして、だからこそもうそれだけ大きな失敗をしたら小さな失敗は苦にならないということで、大きなことを達成する人もいます。

世界的に有名なお金持ちは大きな借金をしたりビジネスで上手くいかなくなったり、他の人なら目を伏せてしまいそうなことも失敗したから自分はだめだと落ち込むことなく理想の形に方向修正しているようです。

そう考えると、小さな失敗でくよくよ悩む人もいれば、誰もが見たくないような大きな失敗でも気にしない人、これは出来事によって人間は自動的に解釈するわけではないことが分かります。

出来事への意味付け、たとえば目の前に100円が落ちていて「たった100円か、ついてない」と思う人もいれば「やった、100円拾うなんて自分はラッキーだ」と思う人がいたとします。

なぜ、同じ出来事なのにそれぞれ違う意味付け違うのか、それは出来事が意味付けを決めるのではなく、それぞれの人が自分なりの意味付けを行うからです。

失敗を認めると、行動の幅が広がる

なので、失敗ということも人それぞれ違います。自分が失敗じゃないと思っていることでも親が失敗だと思い、自分に怒ってきたら、親から愛されるには失敗してはいけないと思い、失敗が怖くなります。

そして、周りの人も親のように失敗したら自分を愛してくれない、自分を嫌いになる、だから失敗してはいけない、その思いが成功も失敗も全て人が作り上げているルールに縛られて、行動出来る幅が狭くなります。

そして、その狭い幅に自分の理想の人生がなかったら……自分で幅を広げない限り理想の人生は実現出来ません。なぜなら、その失敗のルールに足を踏み入れることは自分が愛されないことで、人から好かれるルールの中で過ごさないと嫌われることになると思いこんでいます。

その思い込みを外して理想の人生の実現、人生の幅を広げるには失敗を認めることです。そして、そもそも失敗自体誰かが勝手に決めたルールなら、自分でそのルールを変えてもいいと思いませんか?

人から好かれるために出来ていたルールなら、そのルールを破ることで人から好かれなくなるというリスクがあるように感じても、自分の理想の人生、やりたいことをやる人生、それで周りの人と喜びを分かち合う人生を送ろうとする人には、応援してくれる人は増えていきます。

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