あなたの会話大丈夫!?人に好かれるコミュニケーション力をつける!
人間関係にとって重要なのは、相手とコンタクトをとるために大切なスキルです。人間お互いの心の中は読めませんから、うまく他人に伝える力や表現する力が強い人ほど好かれる傾向にあります。他人に好かれる会話力をつけることはとても大切になってきます。まずはコミュニケーションの基本となる会話から考えていきましょう。
対人関係は会話力から!
他人との対人関係の中で、コミュニケーション力を直接左右するのは会話力です。人間はお互いの心の中が読めません。そのため、相手の立ち振る舞いや言葉、表現力などから相手の人間性を読み取ります。
つまり、心の綺麗な人が必ずしも皆に好かれるわけではないということです。心が綺麗でもコミュニケーションが苦手な人よりも、本当は強情で欲張りでも会話力の強い人が笑っている世の中なのです。
そして、あなたは特別心が綺麗でも、逆に強情で欲張りでもないかもしれませんが、対人面のコミュニケーションで不満がありませんか?なぜあなたの話はちゃんと聞いてもらえないのでしょうか?もし、自分の話がよく流されたり、自分が軽視されていると感じるのであれば、それはあなたの会話力が問題かもしれません。
そして、いくら自分の仲の良いグループでは自分が受け入れられていたとしても一歩外へ出るとそれが通用しなくなってしまうのは、あなたの仲の良い人と違って、あまり仲の良くないグループでは、単純にあなたのコミュニケーション力が問われるからです。
周りの人間をよく観察してみる
あなたの仲の良い人でもいいですし、仕事先の同僚や周りにいる人でも構いません。よく人間観察をしてみてください。人に好かれている人が必ずいるかと思いますので、そういう人を解析してみるのも一つのポイントになります。
単純にまずは好かれている人のいいと思う部分を真似するのが基本になるでしょう。そして、意識してみるとわかりますが、案外人のいい部分を普段から見つけられていないのではないかと思います。
単純に自分の仲のいいグループ内の人間で考えてみましょう。なぜだかこの人がいないと始まらないという人がいませんか?基本的には仲の良いグループ内で遊んだり、飲みに行ったりするのですが、その人が予定の空いている日でなくてはみんな動かないとか、自分の予定は後回しなのに、その人間の予定は最優先されるとか。
こうした人は大抵メインで皆をまとめている人とはまた別に存在します。というよりかは、メインでまとめている人から信頼されている人でもあるわけですが、そういう人をよく観察してみるといいと思います。
3喋って7聞くが基本!
会話の基本は3話して7聞くことです。大抵の人は話してばかりですが、よく人に好かれる人というのはなぜか聞き上手な人です。話してばかりの人間が多い中では、最適に耳を傾けてくれる人間が必要不可欠だからです。
そして、コミュニケーションの基本は、相手と自分が5分と5分で話すことであるのは間違いないのですが、どうしても人間という生き物は心理学上自分の話している時間より、他人の話しを聞いている時間の方が長く感じてしまう生き物です。そのため、自分が話す割合は少し少なめにして、聞く割合を多くする方が相手にとっては好印象というわけなのです。
それから、自分から話す時に関してもなるべく会話中に「俺」というような自分の主語は持ってこないようにしましょう。自分の主語を使うことで、みんなで話している会話から一変して自分本位な会話になってしまいます。なるべく自分本位な表現は避けるようにした方が無難でしょう。
相手の話しを遮らない相づちを
また、会話を聞くときの基本として相づちというものがありますが、相づちにも善し悪しがあります。それは相手の話を遮らずに最適に相手の話しを引き立てる相づちです。
バラエティ番組などを例にとって考えるとわかりやすいのですが、ゲストの人が喋っている時に、周りの芸人はリアクションをします。顔で表情を表したり「えー!?」というようなわざとらしい相づちは、会話を円滑に進めるために大切なものなのです。
相手が話している時に聞き手に求めていることは、ただひとつです。自分の話を最後まで聞いて欲しいだけなのです。その都度意見を求めたり、自分の話をしはじめるのは、相手の会話の腰を折ってしまうことになります。
自分の関連する話に持っていくことで相づちを打っていると勘違いしている人が多いですが、これは話をしている相手にとっては迷惑きわまりないですし、相手にとってはいつまでも話の結論に達することができなくて、不快な思いをするだけです。
リアクション芸人を参考に!?
バラエティ番組の話を出しましたが、こうしたトーク番組の構成は会話の基本を知る上でとても重要です。普段テレビを見ないという人でも、トーク番組を参考がてら見てみることをおすすめします。
司会者がいて、ゲストがいて、周りに芸人がいるわけですが、その司会者の裁量にもよりますが、基本的にはゲストのトークを引き立てるために周りの芸人がいて、司会者が進行をしつつリアクションをして相づちをうち、話を円滑に進めるというのが基本です。
よく、話を聞いているつもりになっている人がいますが、耳で聴いているというだけでは会話をする上で聞いているうちに入りません。ちゃんとリアクションをしたり、聞いているよというアピールをして初めて聞いていることになります。
そのためには、相づちを打つ時に「へぇ」や「そうなんだ。」だけではなく、驚いてみせたり、笑ってみたりとその都度最適な表現をすることが大切になります。単に相手の話を聞くといっても、実は自分でトークをする以上に重要なポイントや難しいスキルがたくさんあるのです。