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ライブを「二度見」する女の気持ち。男にわからない女特有の心理とは

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男と女で、ものの考え方が違うのは誰もが知っていますが、それを「知っている」だけではモテる男にはなれません。

「知っている」のと「深く理解して応用ができる」のとでは天と地ほどの違いがありますから、コト女性心理に関しては、男は常に後者でありたいものですよね?

今回は「好きな歌手のライブを二度見できる女」というところをキーワードにして、女性心理の深いところを探っていきたいと思います。

なぜ女はライブを「二度見」できるのか?

男だって女だって、好きな歌手のライブを見に行くことは大好きですよね?

どんな曲順でどんな曲が披露されるのか?間に挟まるMCではどんな話をしてくれるのか?衣装はどんなコンセプトのものを披露してくれるのか?

行く前から楽しみでしょうがないのがライブですが、これを連続して二回見るなんてことは、男性陣はあまりしませんよね?

好きな歌手であれば何回でもずっと観ていたい、というのがファン心理かもしれませんが、どんなに好きな歌手のライブでも、二回目に見る時には初回ほどの感動はないものです。

曲順も披露される曲目も同じだし、もしかするとMCの内容も全く同じだったりすることもありますから、「なんだー?台本があったの?」「これなら二回は見ない方が良かったなあ」などとドッチラケになってしまうのが、我ら男性陣です。

ところが女性になると話が変わってきます。好きな歌手のライブならば、連続で二日間。財布が許すならばツアー期間中ずっとツアーに同行して、色々な都市で「同じ内容」のライブを、毎回「初めてと同じテンション」で、見ることができてしまいますから驚いてしまいます。

「いま」そして「五感」が大事な女性心理

これを女性の心理学から紐解いていくと、「いま」そして「五感」というキーワードが浮かび上がってきます。

男性は基本的には理論的なものの考え方をしますから、今現在目の前で起こっている事象に対して、常に「これって合理的なのか?」「俺の行動って正しいの?」と言った自問自答を繰り返していく傾向があります。哲学的です。

その心理からいくと、ライブを二回見るというのは、「昨日と同じ」「内容は確認した」「見る前のワクワク感は無い」「感動は薄い」「ネタバレ」は前面に出てきてしまいますから、「やっぱ二回目はね…」といった心理になってしまいがちです。

これが女性の場合になると話は全く別で、昨日はどうだったとか、ネタバレなどはどうでもよくなってきます。

「いま!」「目の前!」というのが女性の感性を支配する全ての要素ですから、理屈はどうでもよくて、「いま目の前で好きな歌手が歌っている」ということだけに心が奪われるようになるのです。

二度目だろうが、MCの内容が同じだろうが、そんな理屈は「いま、目の前で歌っている!」という感動に比べればちっぽけなこと。これが女性の心理の象徴的な部分と言えます。

「五感」の配分は男女で違う

感動に占める五感の割合も男女では全く違うのも、このライブの二度見に深く関連している要素で、とても興味深いと言えることかと思います。

男性は感動の大部分を目から入ってきた情報が占めるようになりますが、女性の場合は「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」がそれぞれ均等なウエイトを占めるようになるという特徴があります。

ライブの二度見に話は戻りますが、男性の場合は二回目に見るライブは、視覚的には前回とあまり変わりがありませんから、感動は薄いものになってしまいます。

これが女性の場合では、五感を均等に振り分けて感じ取ろうとしますから、例え見た目は全く同じ内容でも、昨日とちょっと音程が違うとか、座席が違うので音の聴こえ方が違うとか、会場の雰囲気が違うといった要素から、「二回目は二回目でも、昨日とは全くの別物」としてライブを見ることができるわけです。

この辺りの感覚が男女では全く違う、ということを理解して覚えておかれると、女性の攻略法の立案にもかなり参考になるかと思います。

デートのマニュアル本は無意味

これらが理解できるようになると、デートのマニュアル本に書いてあるようなことが、実はあまり実戦では役に立たないものだ、というのがよくわかるようになってきます。

ガチンコのデートコースを設定しても、理屈よりも「いま」というものがなによりも大切なのが女性の心理なのですから、その場その場で臨機応変に対応できないと、素敵なデートを演出できません。

また、視覚も大事ですが、それだけではなくて、「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」の全てを満たしてあげるようなアトラクションがなくては、女性は感激してくれませんから、そのことも忘れないようにして下さい。

迷った時にはこのコラムを思い出されて、素敵なデートを演出するように頑張って下さい!

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