若いうちから知っておきたい人生に対する考え方とは?その2
人生に対する考え方は人それぞれですが、ほとんどの人の考え方は親や友達、先生など周りで関わった人からの影響がほとんどだと思います。人によっては漫画や小説などから学ぶ人もいるでしょうし、それによって自分の行動が変わってくるでしょう。
アインシュタインは、「常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクション」とも言っていて、それだけ常識とは人それぞれ育った環境によって違うことも分かります。そんな曖昧な常識の中で、若いうちからどんな人生に対する考え方があると役立つのでしょうか。
4.幸せな人に出逢う
自分らしい幸せな人生を送るためには、自分らしい幸せな人生を送っている人に出会うことが大きな鍵になるようです。それも、ただお金があるとか健康状態がいいというだけではなく、そこに自分らしく幸せな人生があるかどうかが大切なようです。
なぜなら、必ずしも幸せじゃなくても沢山お金を稼いでいる人はいて、それでいてストレスを感じたり独自の信念を持っている人から何かを教わると、自分もそういう考え方や感じ方になってしまいます。それだけ周りの人が自分に与える影響は目に見えない部分で大きなものがあるので、誰と付き合うかはしっかりと選びたいところです。
ですが、周りにそんな人はいないと思う人もいると思います。ですが、今は分からなくても友達の親やその友達など、色々な繋がりがあれば意外と身近に幸せに暮らしている人はいるものです。
そして、そういう人は人目につくことなく暮らしていることもあるので、いつも静かにワクワクしながら夢中になっていることをやり、毎日を楽しそうに暮らしている人がいれば、話しかけてみるといいかもしれません。
5.両親を深く知る
両親との付き合いは一生続きますが、その中でも分かりあえているのかいないのかでは全く違う人生になるようです。それだけ親から受ける影響は大きいもので、親が亡くなっても70歳を超えても親に対して腹を立てていることを話したり、深く理解し合わないといつまでも引きずる相手でもあります。
それは忘れようとしても見て見ぬふりをしているだけで、影響を受けていることになります。そして、親に対して批判的に感じるところは自分の中にもあり、そこを自分で受け入れることが出来ないといつまでもそこを許すことが出来ないかもしれませんし、それは社会に出ても影響します。
なぜ、自分はあの人に対してイライラしたり恐れを感じたり、他の人と違う反応をするのかは、親が影響していることも多いようです。たとえば親が10代だったころはどんな人だったかを親や親戚に聞いてみると、自分と変わらないような人だったことが分かると思います。そして、よほどの意思がないと親と同じような人生を変えることが出来ない人もいるでしょう。
逆に自分が周りよりも秀でて見える時は、親も何かの分野で秀でて活躍していた可能性もあります。ですが、親のようになるとは限らず、自分で習慣を変えて才能を磨いていくことで、色々な分野で活躍出来るようになるでしょう。ただ、それ以前になぜ自分はそうやって生きているのかを知るために、親のことを深く知ることは大切なようです。
6.自分の好き嫌いを知る
なぜ、人生を生きている感じがしなかったり、人生とは何なのかという疑問から抜け出せない人がいるかといえば、その1つは自分の好き嫌いが分からないからではないでしょうか。なぜなら、自分らしい人生というのは結局自分が好きなことをやり、それを追求していくことで幸せや充実感を感じる人生だからです。
それ以外、たとえばどれだけお金持ちになったり健康状態が良くなったとしても、自分らしい人生と感じることはないでしょう。逆にお金もそんなに持っていなくて健康状態があまりよくなくても、自分の好きなことをやり、それで喜びを感じられるなら、自分らしい人生ってなんだろう?と疑問に思うことがないと思います。
ですが、小さいころから好き嫌いを言わされず、嫌いなことも一生懸命やりなさいと育てられた人、そして好きなことをやる時間を削らされた人は、若いころから好きなことと嫌いなことの区別が分からなくなる人もいます。ですが、どれだけ好き嫌いが分からなくても人間は痛みを避けて快楽を得るという根本的な行動の仕方は変わりません。
なので、好きなことが分からなくても周りから称賛されたり認められることをやって、それを快楽の代わりとして行います。そんな偽りの愛かもしれないものを求めている限り、自分らしい人生が見つかることは無いかもしれません。
無条件に愛せること、人から何を言われてもやりたいと思うものを追求することで、より自分らしい幸せな人生を発見するヒントを得ることが出来ると思います。