自己成長の為に高いマインドを構築する際の基本行動とは?
自己の成長を強く願う人にとって、必ずと言って耳にする「高いマインド」
最近では、企業面談等でも、このマインドという言葉を聞く事もある程だ。簡単に言えば、高い志とでも考えればいいだろう。しかし、このマインドを構築する為には、「毎日をなんとなく生きています」では、基礎すら構築する事は不可能だろう。
一般的に高いマインドとは、一体どの様な在り方を指し、どの様に日々の中で構築して行くものなのか・・・。今日は、この高いマインドを構築する為の基本行動を意識して考えて行きたい。
時間は有限だとしっかりと認識する
巷では少子高齢化が取り上げられ、日本人の平均寿命も昔に比べて延びている。しかし、いつ死が訪れるかは誰もが予測出来ない事だ・・・。自分が死ぬのを想像出来ない人は、自分の家族や友人、同僚の死を考えた事はあるだろうか?
悲しい事に、この大切な人達にも突然の死が訪れる事もある。時間は全ての人に対して平等だが、死は平等でありながらも、不平等とも言える。自分だけでなく、他の人も「自分以外の周りの人に生かされて生きている」という事をしっかりと認識し、辛い時や悲しい時も、可能な限り全てに感謝の気持ちを持って生きるという事が大切なんだと思う。
平等に流れる時間だが、これをしっかりと認識し、自分や周りの人達の幸せの為に工夫して使って行く事が、まず高いマインドを手に入れて行く為の基本行動として肝に命じておきたい所だ。
目標を視覚可=数値化する
今、この時点で既に目標がある人、またまだ目標がない人も二極化している事と思う。このどちらの人も、しっかりと数値で目標達成までの道しるべが自分で用意出来ているだろうか?
いきあたりばったりや、なんとなくでは、夢や目標を叶える事は難しい・・・。まずは叶うか叶わないかを考えて尻ごみする前に、やらなければならない事がある。
それは、しっかりと目標を「数値化」する事。例えば資格を取得したいとしたら、まずは合格出来る出来ないで躊躇するのではなくて、「まず申し込む」それで申し込み日~試験日の日数を割り出す事が出来る=数値化した事になる。
その後、上記の日数から参考書を一日あたり何ページ読めばいいかを計算する。出た一日当たりに読まないといけないページ数を時間で割るといった具合だ。
こういった作業を目に見える様に細分化する事で、「今、自分が何をしないといけないのか?」が初めて見えてくる訳だ。漠然とした状態で達成出来る程、夢や目標を叶える事は、たやすくない。
人の話を素直に聞く
どうしても年齢を重ねると、良くも悪くも自分が構築されていくもの。自分の周りにも、頑固でほとんど人の話を聞かないという人はいないだろうか?
周りの声に耳を傾けないという事は非常に「恐ろしい」という事を認識しておかなければならない。確かに、全ての情報を鵜呑みにしていたら、逆に何をすべきなのか、自分は何がしたいのかが分からなくなり、結果道に迷う事になりかねない。そういう意味では、やはり情報の取捨をする事も必要だ。
しかしここで伝えたいのは、頭から否定したり、無碍にするのではなく、「一度、人の話を受け止めてみる」というのが重要だという事だ。親が子を悟す時に良く、「大人になって後悔しない様に・・・」といった言葉があるが、ようは、それに良く似たものだ。
つまり「今」必要でなくても、意識して聞いた事は、やがて血となり肉となり、貴方がそれが必要になった時に自分の棚から引っ張り出す事が出来る。それが多ければ多いほど知識や経験を得る事が出来るのだ。人の話を素直に聞くというのは簡単な事ではないが、「相手の話を受け入れるスペースを作る」=余裕を持つと戒めて、心で対応しよう。
自分を信じる
どんな時も、「自分ならやれる」「もっと上に行けるはずだ」という強い向上心が、高いマインドを生み出す動力になる。人間は、自分だけでなく皆弱い生き物・・・。自分だけ悲劇のヒロインになっていては、射し込むはずの光も届かなくなってしまう。
自分で自分を鼓舞し、フラットな状態からUPの状態に持って行く粘り強さは必須項目だ。本当に疲れた時は休めばいい。甘えるのが悪い事でもないし、弱い事が駄目な事もない!!自分を乗り越える事を繰り返し繰り返し行う事で、少しずつ人の辛さや痛みが分かる人に変わって行くのだから・・・。
過去の自分や今の自分が好きになれないなら、せめて「未来の自分」は好きでいたい。残念ながら過去を変える事は出来ないが、今と未来はこの瞬間から変える事が出来る!自分次第で、最終的な結果は信じられない程大きく変わってくるものだから、どんな時も自分を強く信じて行動しよう!