こんな人いませんか?日によって言っていることが変わる人!
日によって言っている事がコロコロ変わる人は、頭の回転が早いか、自分を賢いと思っている人です。自分の中で相反する矛盾の心理を抱えているので、バランス感覚を持って接する事が必要です。そんな相補性の法則について説明します。
言っている事がコロコロ変わる人
あなたの周りにもいませんか?言っている事がコロコロ変わる人。昨日までは、「お客様の事をシッカリ考えて喜んでもらえる様な仕事に専念しなさい!利益は後から付いてくる」って言っていた上司。
しかし、翌日になると、「利益があるからこそ会社が存続する。会社が存続するからこそお客様を喜ばせる事が出来るんだから、利益重視の考え方でいなさい!」という風に、たった一日で言っている事が変わる人いますよね。
こんな人にまともに向き合って、いちいち感情的になっていたら疲れて仕方がありません。なるべくなら距離感を保っていたいですよね。
では、こういう人は一体どういう人なのでしょうか?実は思いつきと感情だけで発言をしているので言う事が変わるのですが、特徴としては、意外と頭が良い人が多いんです。もしくは頭が良いと思っているんです。
頭の回転が早いので、瞬間的に色々な事が思いつくんです。しかし、その言っている事に矛盾があるという事は本人は気が付いていません。ですからまともに聞いていては振り回される事になるでしょう。こういう人はワンマン経営者かワンマンのチームリーダーに多いので、その部下になってしまうと大変な思いをする事になるでしょう。
こういう人との賢いやりとりは?
では、こういう人と上手く付き合うにはどうすればいいのでしょうか?2つポイントがあります。
一つ目は、こういう人はイエスマンを好みます。人から否定される事を嫌い、自分に同調してくれる人を好みます。ですので、ある程度相手に合わせた意見で接する必要があります。
二つ目は、自分の持っていないものを持っている人を求める所があります。自分に無い能力を求めるというのは、実は人間に備わっている心理であって、それを「相補性の法則」と言います。この相補性の法則によって、自分が持っていないものを求める訳ですが、イエスマンを好むので、接する時はバランス感覚が必要になってきます。
理論武装をして、それをロジカルに説明出来るという事が、こういう相手と接する上で、とても重要となってきます。感情的には相手の感情を満たしてあげて、その上で、その人には無いものを提供する。こういう接し方が大切です。もしこういう人と接しなければならない場合は、心がけて下さいね。