人生の流れが加速する時期、忙しさと大事なこと、どちらに意識を向けるか
あなたは今何歳ですか?毎日過ぎるのが速いと感じるでしょうか?それともゆったり、もしくは夢中になれることをしている時は時間が長くも短くも感じると思います。
時間は人の気持ちに関係していて、どれだけ長い時間やっていても夢中になれることであればあっという間に終わる感覚になることも、どれだけ短い時間でもやりたくないことならとても長く感じたり。
そしてどんなことでもそれをずっと続けていると、毎日、毎月、毎年がどんどん加速するようにあっという間に1年、また1年と過ぎていきます。
それ、本当に加速しても良い方向?
人生、どんな方向でも加速することがあり、それは自分が大好きなことをしていなくても起こることがあります。あまりやりたくないことでも平和に安心して暮らせる人生を実現している人は、そのままずっと人生が過ぎていくかもしれません。
人によって起こるリストラや何かの出来事は、もっと自分らしい人生へ進む道があるよ、と教えてくれているサインだと考えることも出来ます。
どんなことにせよ、何かを続けると続ける期間にもよりますが「もう1年たったの!?」と思うこともあります。
それは自分で意識していないと、ついやろうやろうと思いながら忙しさにばかり意識がいってしまい、また来年また来年とやりたいことを引きのばす人もいるでしょう。
そうして自分の行動がパターン化すると、今度はそこから抜け出すのが面倒になったり不安に感じたり、それもレーキになるのでなおさらパターンを変えづらくなるでしょう。
そこで意識したいのはそっちは自分が本当に進みたいと思っている方向か?ということです。
人は自分に沢山の言い訳をすることが出来て、「これをやってからあれをやろう」「自分は才能がないからあれをやることは出来ない」「忙しいから出来ない」と、言い訳を探せばいくらでも見つかります。
その言い訳によって本当に進みたい方向をごまかすことも出来ますが、本当にそちらに進みたいという情熱があれば、無数の言い訳も吹き飛ばすことも出来るでしょう。
本当に大事なことは何?
自分にとって本当に大事なことは何でしょうか?それは自分の好きなことを見つけることかもしれませんし、最愛のパートナーを見つけることかもしれません、つい見ないようにしている健康に気を使うことかもしれませんし、家族に優しくすることかもしれません。
とかく仕事や生活の忙しさに流されてしまいがちになりますが、それが自分にとって本当に大事なことなのか?流される人生をそのままずっと送っていてもいいのか?と考えると、また違う答えが出てくる人もいるかもしれません。
そして、大事だと思うことは色々な人、本、環境や出来事によって変わってくると思います。というのも物事に対しての見方が1つしかない状態だとありのままが見えないこともあり、それがブレーキになることがあります。
例えば、ゲームをやるのが好きな人でも「大人になってもゲームをするなんてだらしない」と親からいわれ、それが当たり前だと感じていれば満足にゲームが出来ないかもしれません。
それはやりたいこととそれに対する見方が組合わさり、夢中になって情熱的にやることが出来ない心のブレーキが働いています。
なので、色々な人や本、環境や出来事と出会うことで1つの物事も別の角度から見ることが出来て、それが自分にとって大事なものが何かを知るヒントになるかもしれません。
気付いたらこんな年!?
そして、時間がたつのが速く感じてくると、「もうこんな年になったの!?」と自分でびっくりすることもあるかもしれません。
それはどんなことをしている人でもそうで、よほど色々なことをしている人じゃないと「まだこれしか経ってないのか」と感じることは少ないかもしれません。
ただ、自分らしい活動と思える夢中になれることを見つけると、あっという間に時間が過ぎて人生が過ぎるのも速く感じるかもしれませんが、それが自分にとって本当に大事なことなら「今まで何やってきたんだろう」といった虚しさに襲われることもないでしょう。
「これが自分にとって本当に大事だ」と思うことを見つけてそれを磨いて一流になり、それを求めている人と分かち合う人生を過ごしている人は、あっという間に時間が過ぎる体験もしながら、心が満たされるような幸せ、自分らしい人生と感じる体験もするようです。
やりたいことが見つかるまでやりたくないことをして好き嫌いを知る時期も大切ですが、そうして好きなこと、得意なことを見つけて周りの人と分かち合える形にしてお金に変えること、最愛のパートナーと出会うこと、健康な体でやりたいことが出来る体にすること、家族を大事にすること、そうした人生を幸せにしてくれる分野はいくつかありますが、それらを充実させることは大事なことかもしれません。