インプットする情報を管理して、望まない情報に貴重な時間を費やさない方法
海外の言葉で「Garbage in Garbage out」という言葉がありますが、これは「ゴミを入れるとゴミが出る」という意味で、色々なところで使われます。それは、ゴミのような情報を頭に入れればゴミのような言葉や行動になるということでもいえます。
不況の時代、大切なのは自己投資で自分の理想の人生に近づくためにより質の高い情報を取り入れることも大切ではないでしょうか。そのためには、望まない情報に何となく毎日触れ合うだけでも変な影響を受けているかもしれません。
ゴミのような情報?
情報にも望まないものもあり、そのたとえとしてゴミのような情報にばかり接していればゴミのような言葉、行動に繋がるといえます。それは人によってはゴシップなニュースかもしれませんし、ネガティブな後から考えたらどうでもいい情報ばかりに毎日触れることかもしれません。
毎朝ニュースを見るのが日課になっている人も多いようですが、それによって一日のスタートの気分を落としているなら見ない方がいいかもしれません。
人間はネガティブなニュースや他人の情報に関心があることからもニュースはどこでも見ることが出来ますが、そうしたネガティブな情報にばかり触れていると自分が発する言葉や行動すること、考えることや感じることがそのことベースになる可能性もあります。
たとえば、世の中が不況だというニュースを見れば、自分の給料の低さもなんとなく不況のせいだと思うかもしれません。どれだけ不況でも自分らしく幸せに過ごしている人がいますが、そうした人たちはネガティブなニュースに触れるより自分のやりたいことをしている時間のほうが多いようです。
もちろんニュースにも自分の理想の人生のために触れておきたい情報もあるかもしれませんが、今ではインターネットや雑誌などでも自分専用といえるような検索すれば求めている情報がすぐに分かる時代になっています。
それなら、必要以上に接していると気分が落ち込んだり考え方が変わってしまうような情報に毎日触れ続けるより、自分で探してみるといいかもしれません。
情報と潜在意識
でも、意識していないなら望まない情報に触れていても影響がないのではないかと思う人もいるかもしれません。ですが、逆に意識していないから無意識的に情報が入ってくることがあります。
周りで曲が流れているわけではないのにいつのまにか鼻歌を歌っていたと思ったら、そのタイトルの英単語を見ていたなど、無意識的に体が反応していることがあります。
それも意識では分からない形で体に現れていることがあるので、そう考えると望まない情報に触れ続けると望まない形に自分の考え方や感じ方、行動の仕方が変わっていくかもしれません。
潜在意識という言葉がありますが、これは意識よりも深い無意識の部分で、それも意識より膨大な力を持っているといわれます。
意識的に取り入れない情報も無意識にインプットされることがあり、これが意識的な行動を望まない行動にする原因にもなります。
一度ネガティブな情報にハマってしまったらそこから抜け出すのは、本当にそれを嫌いにならないと難しいかもしれませんし、嫌いでもそれにずっと触れ続けるとやはり少なくてもそれらの影響を受けるかもしれません。
人は近くにいる人の影響を受けることがほとんどで、それは情報も同じといえるでしょう。望む情報を取り入れるために環境を整えることは、理想の人生には欠かせないことといえます。
理想の情報を選ぶ
あなたは、理想の人生にするための情報に1日どれくらい触れているでしょうか?理想の人生を実現している人に共通することは、そのための情報に触れている時間が長いということです。
プロスポーツ選手ならそのスポーツに関する情報、環境に触れている時間が他の人よりも長いといえます。情報による影響は思っている以上に大きく、毎日ビジネスに関する情報に触れていれば、嫌でも他の人よりビジネスに対する情報や知識が増えていくでしょう。
意識せずにただ聞き流しにしている情報も、それを何度も聴いているうちにいつのまにか自分の考えの一部のようになるまで、強い影響力があります。
今の自分の考え方、感じ方、行動の仕方の基になっているのも親や友達など周りの情報によるものではないでしょうか。環境を変えることはもちろんですが、情報を変えるだけで今までの自分から違う自分に変わることも出来るでしょう。
起業で成功したい人は不況のニュースばかり見ているより起業で成功した人の音声などをずっと聴いている方がワクワクするし、起業で成功する確率も高まるのではないでしょうか。
普段から自分に取り入れる情報を主体的に選んで取り入れていくことは、どの分野であっても大切なことだと思います。今では気軽にオーディオプレイヤーでどこでも聴けるので、ますます理想の情報を取り入れやすい時代ではないでしょうか。