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【自宅クリーニング】自分でできることから

毎日、忙しい時間を縫っての「生活タスク」の中の一つ、社会人として身奇麗にすることの基礎といえば、「クリーニング」ですね。クリーニング店の閉店時間を気にしながら終業時間を待つのも、ちょっとしたストレスになります。

そこで、どうしてもドライクリーニングに出さなくてはならないデリケートなもの以外は、積極的に自分で洗ってしまいましょう。最近では自宅クリーニングに対応している衣類も増えてきています。市販の洗剤の使用法や干し方を、再度確認!

一番気になるシャツの襟元に使える洗剤

筆者がダントツに気に入っているのが「ウタマロ石けん」。筆者の相方、自分の肌が白く病弱に見えることを気にして、セルフタンニングローションを使っていることもあり、どうしても襟元が汚れるのです。

汚れたシャツの襟元を少し湿らせて、この「ウタマロ石けん」を汚れ部分にすり込み、歯ブラシでこすり洗い、そのまま洗濯槽へぽいっ。これだけで、不思議とセルフタンニングの汚れもすっきりです。

「ウタマロ石けん」は、どちらかというと白い衣類向け。色柄物だったら「ウタマロリキッド」がオススメです。

くっきり付いたシミや、衣服に付いたニオイが気になりだしたら

色柄物用の漂白剤を購入してください。我が家ではもっぱら「ワイドハイター(液体)」です。色柄物向けに作られていますが、念のため、洗濯槽に入れた洗濯物の上から直接流し込むのではなく、洗濯機に準備されている液体洗剤投入口から入れてくださいね。

そのままお洗濯でもよいのですが、時間的余裕があれば、洗濯機の「洗い」のみのコースを選び、軽く回しておいてそのまま浸け置きします。数時間置いて、改めて通常の「洗い→すすぎ→脱水」で終了。これで気になるニオイまですっきりです。

シャツ類は、思い切って脱水なしで干してみる

すすぎが終了したタイミングでシャツ類だけ手で絞り、換気の効いたお風呂場やベランダの物干しに、水がしたたる状態で干してみましょう。

素材によりけりですが、粗方のものはぱりっと仕上がります。あえて脱水せずに干すことで水分の重みでシワを伸ばしてもらう―という仕組みなんですね。大事なのは、干す前に「パンパン」と振ってしわ伸ばしをすること。

それと、胸ポケット部分は内側・外側から手のひらで叩き、ヨレた状態で乾燥させないように平たく収めます。また、前立て(ボタンが並んでいる側・ボタンホールが並んでいる側の両方)を縦方向に数度引っ張ることで、一番目に付きやすい部分がすっきりと仕上がります。

乾燥した状態をイメージしながら、不要なシワが入っていないかを確認して整えてください。これでほとんどのシャツ類は、ノーアイロンでいけます。

ダウンジャケットも平たく干せばOK

こちらは、洗濯機は脱水のときしか使いません。あとは手作業。大きなバケツ(なければ浴槽)に、手洗い専用の洗剤を指定された分量で溶かします。その中へ浸けて、気長に押し洗い。

みるみるうちに洗剤水に汚れが溶け出していきますので驚きますよ。1分ほど洗濯機の脱水で回し水分を抜きます。のち、水を数度変えながら、やはり押し洗いですすぎ。水がにごらなくなればすすぎは完了です。

すすぎ後は、もう一度1分ほど脱水します。ハンガーにかけて干すのはNGです。ダウンが下へ下へと偏ってしまいますから…。ホームセンターなどで平干し用のネットを購入してきて、ダウンの偏りをならしながら干してください。

または、お風呂のふたも活用できます。ベランダにふたを広げ、バスタオルを敷き、ジャケットを均一にならします。上下を交互に入れ替えながら乾かしてください。適宜バスタオルを取り替えることもお忘れなく。

ウールなどの縮みやすいニットも手洗いならOK

こちらも、素材に合った手洗い専用の洗剤を使います。セーターを折りたたんだ状態で収まるサイズの洗濯ネット(四角のタイプ)に入れておいてください。そこで、ファスナーは閉めずに、袖の先の部分だけ出しておいてくださいね。

まずはその洗濯液に浸けて、ネットから出ている手首の汚れやすい部分を握り洗い。液体の中で、セーターの手首をつまんで、じゃんけんの「ぐー」と「ぱー」を繰り返すイメージですね。その予洗いが終わったら、袖の部分をネットに収め、ファスナーを閉めます。

あとは、ネットごとセーターをゆっくりと押し洗い。ウールなどのニット製品の縮みは、水分を含んだ素材が絡み合うことで生じるとのこと。ゆっくり・やさしく―が基本です。最後に柔軟剤を使用すれば、風合いも損なわずに仕上げられます。

さきのダウンジャケットと同様、水を数度替えながらすすぎますが、脱水はタオルで。ネットから出したセーターを、バスタオル2枚で上下からはさみ、上からとんとんと叩きながら水分を吸わせます。干し方も、さきのダウンジャケットと同じように、平らに干してくださいね。

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