自分を律する事で、どん底から自信を取り戻す最終奥義
わたしは数年前まで、自信がまったくない人でした。ある事がきっかけで今まで抱いていた自信が壊れてしまい、立ち直れなくなるほど粉々になってしまったんです。コレには頭を抱えました。自分は、働く事も、人と関わる事も、なにひとつ出来ないと感じていたのです。
時間はかかりましたが、今のわたしは自信があるというより、根拠のない自信を持てるようになりました。その根拠の無い自信のおかげで、生活が楽になってきたんですよね。自信というのは、生きる上で絶対に持っておかないといけません。自信がないと、なにをやってもうまくいきません。
病は気からではありませんが、弱気な人間には成功を導く事は出来ません。失敗すると思いながら生きているためです。思考というものはすごくシンプルであり、成功を思い描けば成功を引き寄せる事が出来ます。コレは本当です。どれだけ強く念じる事が出来たかで、成功の度合いも違ってくるのです。
現在お金持ちの人は例外なく、お金に対しての常人よりも遥かに強い執着がある人であり、お金が欲しい、お金持ちになりたいと念じた人なのです。お金持ちになりたくてもなれなかった人というのは、例外なく途中で諦めた人であり、邪念に負けてしまった人なんです。
こんなに楽してお金が稼げるわけないとか、この成功者が言っている事は机上の空論だとか、誇大広告だとかいろいろ疑ってしまったりして、途中で潰れてしまうのです。そして結果としてお金持ちにはなれない。すべては自信・・・自分を信じる事からはじまるのです。
自分を律する事を心がける
自信を持つにはまず、自分を律する事からはじまります。決めた約束は絶対に守る。誓った約束は絶対に達成する。最後まで諦めないようにする。それしか自信を取り戻す事は出来ないのです。途中で投げ出してしまうから、挫折する。最後まで諦めなければ、自信がなくなる事は絶対にありません。やめてしまうから負けてしまうのです。
たとえば、1ヶ月に5kgは絶対に痩せると決めたとしましょう。仮にあなたの身長と体重が175cmで80kgだったとします。そしたら5kgは無理な減量ではありませんよね。ただ、結構頑張らないと達成は出来ないと思います。そして、1ヶ月5kgの減量を達成するにはどうすればいいのかを考えるんです。
まずは食事制限は当然です。制限というよりは改善ですね。太っているというのは生活習慣病なので、生活習慣を変える事が出来れば、標準体重に戻る事は出来るのです。次に運動です。一日20分以上の有酸素運動が良いとされていますが、実際はもっとやった方が良いでしょう。
わたしは一日3時間くらいやっていましたね。まあこれはちょっとやり過ぎかもしれませんが、確実にするする痩せて行きました。このくらい気合いを入れてやらないと目標というのは達成出来ません。途中で甘いものを食べたり、雨だからといって運動をしないという事をしてはいけません。例外を作ってはいけないのです。
どん底のあなたにとって唯一の救いとなるこの自信を手に入れるには、やはりそれなりの覚悟が無ければいけません。そして、その自信を持って課題を乗り越えた時、それは確固たる自信となるわけです。すばらしい力です。
どん底にいる理由を思い出す
どん底にいるという事は、なんかしら悪い事があってそうなっているわけで、それはきっと、あなたの選んで来た選択肢が間違っていたからだと思うんですよね。自信が無い状態ですよね。自信が壊れてしまった状態と言えばいいのかな。自信を失ったのはなにか理由があるはずなんですよね。
だから、その自信を再構築しないといけないんです。今度は壊れないように、壊れてもまたすぐにたて直せるように構築する。自信というのは、自分を信じる力です。どれだけ攻撃されても、どれだけ失っても、自分を信じる事が出来れば光は必ず射します。
なので、どん底の現在の状況を記録しておき、この苦しい状況にはもう戻りたくないからと、必死に頑張れるはずです。あなたの人生を振り返ってみた時、足りなかったものは一体なんだったのでしょうか。過去から学ぶんです。そして、自分を強く縛る事が出来れば、筋を通す事さえ出来れば、人生はとても豊かに幸せなものになるわけです。
ウソばかりついて、約束を破ってばかりの人には、この言葉は届きにくいかもしれませんが、仏教の思想にある前後裁断という思想のように、過去そうだったからと言って、また同じ事を繰り返すかどうかはあなた次第なんです。
人生は本当にやりなおしが出来ます。何度でもリスタート出来ます。しかし、出来れば失敗しない方が楽に生きられます。投げ出さない方が、自信を再構築する手間が省けます。曲がらず、諦めず、まっすぐまっすぐに生きてみてください。