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理屈より感情を優先して、友人との絆を深める方法

理屈っぽいよね・・・と嫌がられた事ありますか?わたしはあります。女の子にたまに言われる事がありますね。まあ、男というのは元来理屈っぽい生き物で、筋道を通して、ロジックを組み立てて物事を考えないと、いろんな事を理解出来ない頭の悪い生き物なんですよね。

一方女の子というのは、感覚で生きているので、雰囲気で喋ります。筋道などどうでもいいし、正直首尾一貫性など関係ないわけです。女の子の話をよく聞いていて下さい。矛盾だらけです(笑)なので、女性というのは、伝えたい感情をくみ取ってあげると理解しやすいです。

言葉をそのまま受け取るのではなく、何を言いたいのだろう、どんな気持ちなんだろうと考えるんです。そうする事で、喧嘩や衝突はかなり減ります。逆にロジック立てた、論理的な話し方をすると火に油を注ぐ状態になるのでやってはいけません。

女性と男性のカップルの喧嘩でよく見た事ありませんか?男性が冷静に論理的に話し、女性がそれにむしゃくしゃして腹を立てて、もういい!などと言って出て行ってしまうシーンです。映画などでもよくありますよね(笑)ケースバイケースで使い分けが必要になってくるわけですね。

ただ、今回のお話は、理屈よりも感情を優先して友人との絆を深めていく方法をお教えしようかなと思います。人生というのは時に感情的に生きるのも良い事なのです。

理屈ではなく、感情に従って友人を守る

それでもぼくはやってないという映画をご覧になりましたか?痴漢に間違われた青年が、有罪判決を受けるという話です。完全にえん罪なんですが、罰せられてしまったわけです。納得いかないでしょうし、そんな不条理な事はないでしょう。何も悪い事をしていないのに、すべてを失うわけですからね。

それによく、間違われるような態度や行動をしてしまったと反省するといったケースでもこの場合はありません。本当に何もやっていないからです。わたしは主人公に肩入れしましたし、この痴漢にあったという女子高生の適当な言い分にも頭にきました。

彼は仕事の面接も受けられず、懲役となり、ここで残ったのは友人や元恋人、親といった大切な人達の信頼だけでした。彼等はこの主人公がそんな事をするわけがないとひたすら信じました。彼等は正しかったですし、美しい友情だなと思いました。

彼等は過去の人間性からその主人公を判断したわけです。彼がそんな事をするわけがないとね。もちろん、主人公が今まで培って来た信頼関係もあるのでしょうが、この証拠も何もないのに、信じるという気持ちで大切な人を守るというのはとても美しい関係だとわたしは思いました。

そして、有罪判決を受けた後の話は描かれてないので、どうなったかはわかりませんが、この主人公と友人達の絆はすごく深まったんじゃないかと思います。あなたの友人達との絆を思い出してみて下さい。仲良くなった人達というのは、何かしら、忘れないような強い思い出があると思うんです。

仲良くなる理由があった。それはきっと、あなたが苦しい時に手を差し伸べてくれたり、その逆もあったり。そういう苦しみや喜びを共有したりする事で信頼関係は深まり、人間関係というのはとても太い絆になっていきます。これは理屈ではなく、友人がそんな事をするわけがないという感情論です。

ロジック<感情というケースもある事を知る

冒頭であげた女性の例のように、矛盾だらけでも、間違いだらけだったとしても、感情を優先すべき時が人生には何度かあります。たとえば感情に任せて恋人や友人に暴力を振るったり、怒りのままにののしったり。これは当然ですが、やってはいけません。

これは関係構築ではなく、ただの「破壊」に他なりません。暴力は暴力で、体も心も傷つけてしまいますし、逆に言葉による攻撃は攻撃で、一生心に残る傷を負わせる事になるかもしれません。暴力よりも言葉のナイフの方が、傷は深く治りにくいかもしれませんね。

上記のような感情に任せた破壊ではなく、たとえば上記の映画の例や、大切な人が傷つけられた時などもそうでしょう。その傷つけた相手を無条件で仕返しして敵をとるという事も時には大事です。

論理的に生きて来た人には理解出来ないかもしれませんが、矛盾や筋などを超えたなにかが存在するのもまた事実です。これは言葉で理解するのではなく、感じて理解して下さい。

間違いを恐れない

仮に友人を信じて間違っていたらどうしようなどとは思わなくていいです。嘘をついていたとしてもそれも丸ごと信じるのが友情だったり、大切に思う事に他ならないのです。別に間違っていたって良いじゃないですか。あなたの目的は友人を理解してあげたいという気持ちなのですから。こういう美しい友情を築いていけるようになれると良いですよね^^