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不幸せな人が大事にするもの、幸せな人が大事にするものの違い

不幸せな人と幸せな人を調べていると、どちらも同じ人間で背丈も同じ、表情も同じと外見はほとんど変わらないのですが、幸せな人と不幸せな人がいます。この違いの中には、どちらも大切にしているものが違うということが分かりました。

目に見えるものを大切にする不幸せな人

不幸せな人は、目に見えるものを大切にする傾向があるようです。目に見えるものとは家や車、服やアクセサリーといったものです。これらはわくわくした気持ちを感じさせてくれるかもしれませんが、そればかりに集中すると、他の大切な目に見えないものを大切にしなくなるようです。

なぜなら、それを持っていることで、自分のほうが偉い、自分は凄いという感情が出てくるからです。その感情が他の大切なものに目を向けることをやめさせてしまいます。

目に見えないものを大切にする幸せな人

では、目に見えないものとはどういうものがあるでしょうか。まず、人間関係に始まり、家族や恋人、友人とのつながり、趣味や自分とのつながり、本当にやりたいことを始めることなどがあります。

目に見えるものに比べて目に見えないもののほうが多く、それらは目に見えるものよりも幸せな気持ちを与えてくれるものばかりです。幸せな人はこういったものに集中しています。お金がなくても幸せそうな人、僧侶などの徳が高い人が幸せを感じるのは、これが理由です。

ですが、これらは一見簡単に手に入りそうなものですが、不幸せな人はこれらが手に入りずらいです。それも、子供の時に手に入っていたものなのに自ら手放すこともあります。それは、目に見えるものがそれらを隠す作用があるからです。

たとえば、友達など人間関係で幸せが欲しいと思っていても、高いブランド品を買って自慢しようとしたり、他の人と自分は違うんだという気持ちで人間関係に望むと、人は離れていってしまいます。また、仕事や生活で自立しすぎて全部自分でやろうとしたり物事を全て前向きにとらえてやっていこうとすると、またしても人とのつながりがなくなっていきます。

普通に話をしているのに、その人を友達じゃないと思っている人がいると聞いて、驚く人と当たり前と思う人がいますが、その違いが自分の方向がズレていることが分かります。幸せな人は、目に見えるものと目に見えないものの両方をバランスよく意識しています。

目に見えるものばかりに集中しても幸せが得られないことを知っているので、目に見えないことにお金を使うこともよくあるようです。

それによって、自分は凄い、認められたいという気持ちで目に見えるものを買うのではなく、この人を喜ばせたい、楽しい時間を過ごしたいという理由でお金を使うことで自分も周りも幸せになる。こういったお金と時間の使い方が出来る人は、幸せになっていく人です。

全ての人は寂しさを持っている

一方、どうしても自分にばかりお金を使ってしまい、それも成長や目標のためならまだしも、自分を良く見てもらいたいためにブランド物などにお金を使う人がいます。もちろん、お金持ちでもブランド物が大好きな人もいますが、それらの人はそれを買う動機が違います。

長年借金してまで高級車を買う人と、周りを喜ばせるために高級車を買う人では、動機も違いますし、金銭的にも使い方が全く違います。特に幸せなお金持ちの人はお金をそんなに使わず、100円単位でも細かい人も多いようです。

それだけ、自分にとってどんなふうにお金を使うかを管理しているということですが、それでいて大きく使うときはドカンと使います。そのように、お金の使い方を自分の寂しさを癒すために使うわけではありません。

ですが、衝動的にお金を使ってしまう人には少なからず寂しさがあります。寂しい気持ちを隠すために買うことはもちろん、これがあれば友達が寄ってくるといって買う人もいます。

また、自立して友達なんかいらないといっている人ほど寂しさを抱えていたりもします。それらの感情を周りの人と共有出来れば、そのように強がって衝動的な行動に出る必要はないのですが、そうしたことを言える相手もいない人が多いのではないでしょうか。

バランスを取るのは体重やお腹周りだけでなく、仕事やお金、人間関係など全てのことで大切なことです。バランスを取るために必要なことは、自分に対して正直になることです。ついつい忙しさにかまけて大切なことを見過ごしてしまいます。

たとえば、運動しないといけないことが分かっていても、忙しくてやらなかったりします。こうした習慣から抜け出してバランスの取れた生活をすることが、幸せな人生を生きるスタートといえるでしょう。

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