> 趣味・ライフスタイル > コンプレックスを受け入れ前進する処世術

コンプレックスを受け入れ前進する処世術

人間の悩みというのはいろんなものがあります。容姿の悩みから、体臭や健康の悩み。金銭的な悩み。トラウマに恋愛。または性格の悩みもあるでしょう。

しかし、コンプレックスというのは、どこまでいってもなくならず、どれだけ完璧な人にも存在するわけです。

わたしの知り合いにはすごい人が多いのですが、元モデルのハーフで、多言語を操り、運動神経も抜群で、海外の大学を卒業しアメリカで働いている、すごい人がいるのですが、彼ですら、悩みはあるようで、わたしたちと同じようにいろいろな事に苦しみ、なんとか必死で頑張っているという感じのようです。

どれだけすごく見えても、所詮は人間であり、完璧な存在など存在せず、わたしたちが人類である以上、この状態から抜け出す事は不可能なのです。

なので今日は、コンプレックスを受け入れ、前進する処世術についてお話ししようと思います。どうぞ最後までおつきあいいただき、すばらしい人生を歩まれてください。それでははじめようと思います。

コンプレックスとは?

そもそも、コンプレックスとは何かですが、つまりは他人と比べて劣っている(または劣っていると感じてしまう)事が原因で生じる劣等感だったり自尊心の低下を引き起こすものだったりするものをさします。

このコンプレックスがあまりに強すぎると、人は恐怖や不安で身動きができなくなり、最悪、生活にまで支障を来すようになり、生きる事自体が困難になります。

わたしは、多汗症が悩みでした。赤面症というか、人が大勢いるところに行くと、他人の視線が気になり、見られているんじゃないかという感覚に見舞われ、汗が止まらなくなるという神経性の問題でした。これには悩みました。子どもの頃は、汗ではなくトイレでした。

すぐにトイレにいきたくなる症状があり、常に行く先々のトイレの場所は把握しておかなければ、不安でどうしようもなくなりました。大人になった今は、そんな事はまったくなくなりましたが、新しい別の症状が出て来ているようには思えます。

多汗症の問題ですが、おそらく過剰な緊張が自分の自律神経を狂わせ、汗がとまらなくなるという体の異常を引き起こしているんだと思います。

体が異常に火照り、体の自然な反応として、体温が上がったから、汗でその体温を下げようとしているのだと思いますが、実際は、その汗が更に緊張を生み、更に体が火照りという悪循環を生み出してしまうため、人前に行く事は、わたしにとっては苦痛以外のなにものでもありませんでした。

高校の時は、電車通学だったのですが、なんで細いのにそんなに汗かくの?実は着やせデブ?と笑われた事もありました。満員電車の時は、学校に遅れてでも、電車を一本遅らせて行った事も何度もありました。

わたしの親戚の人は、満員電車には乗れないそうで、息苦しくなり過呼吸を起こすので、練習はしたそうなんですが、どれだけ回数を重ねても慣れる事は無く、途中下車してしまうのだそうです。だからもう諦めたといっていました。

わたしが思うに、この方法を改善する方法は現状ないと思います。

森田療法などの方法で改善する人もいるようですが、わたしもやってみたいとは思うのですが、やはり自分でいちから勉強して、実行するというのは結構難しく、回復しない可能性もあるようなので、答えのないものに多大な時間を使って治すくらいなら、回避して生きる方がいいなと思った次第です。

他人は、これを逃げだとか言う人もいますが、わたしにとってはこの生き方が正解だったようで、幸い、わたしはフリーランスという肩書き上、場所も時間も選ばずに仕事が出来るのでなんとかいきる事は出来ていますね。なのでコンプレックスというのは、あってないようなものと思えば良いと思います。

乗り越えれば自信にはなるかもしれませんが、多大な労力と時間を要しますし、無理なものは無理なので、そんな事のために一生を使うくらいなら、わたしなら、出来る事に焦点をあて、生きたいですね。

コンプレックスはずっとなくなる事はありません

コンプレックスというのは、終わりがありません。これがなくなれば、また次の新しい悩みが出て来ます。

見方を変えれば向上心とも言えるのではと思うのですが、際限がないし、苦しいだけの人生はわたしはイヤなので、ある程度やって無理だと判断できたら、気にしない訓練をおこなうようにしています。

考えていたらキリがありませんし、苦しむばかり。これではせっかくの人生を台無しにしてしまいます。なので、コンプレックスはなくならない事に気づき、それと共に生きる方法というか姿勢を探した方が良いです。消える事はなくても、気にならなくする事は出来ます。

なので、そこまでの状態にいけると、どれだけ悩みが出て来ても、楽に流せるようになり、前に進めるようになるでしょう。

スポンサードリンク
スポンサードリンク