迷ったらこれ!取得することで実際に仕事に役立つ”資格”ベスト3
ただ漠然と”資格”は良いと思っていませんか?
資格をとったら、なんとなくカッコイイ…資格はなくても生きていけるのに、わざわざ取得するという点でなんとなく優れている…そう思っている人はいませんか?
そう思っている人は、世の中にたくさんいます。通信教育、資格教材、社会人学校など、資格に関する勉強に携わるビジネスも巨大マーケット化している近日、その理由は需要があるからです。
でも、なんとなくその資格広告の綺麗な謳い文句に乗っていざ資格を取得したは良いものの、実生活になんら活きない…資格の持ち腐れをしている人はたくさんいるのです。
貴重な時間とお金と労力を、実生活にしっかりと活きるような資格としてカタチにしたいのなら、しっかりとその資格が社会からどのような需要があるのかを見極めなければなりません。
ここでは、実生活に直結した資格3種についてくわしく説明していきます。ぜひ、資格取得する際の参考にしてくださいね。
幅広い知識で職が広がる”簿記”
職場では、事務を担当している…営業職だ…そんな会社勤めのかたにオススメしたいのがこの”簿記”です。
級にもよりますが、3級や2級なら、働きながらのテキストでの勉強でもしっかり自分のペースを守って努力出来れば、かなり取得が見込めるレベルの資格です。
事務職でも総務を担当しているから関係ないのではないか…そんな人もぜひ身につけておきたいのがこの知識。会社というものは、さまざまなリスクを管理して成り立っている組織です。もし会計の人が急に体調を崩してしまったら…退職してしまったら…他の人の負担が増えることは、他の人の労働環境が厳しくなることを意味します。
新規採用を見込むとしても、一般職や営業職の求人広告ではよく”初心者歓迎”という甘い言葉を目にしますが、”経理の経験がある方”と募集をかけるのでは集まる人の数が違います。
色んな状況に対応できるように…実は、総務のあの子が簿記2級を最近取得したという話がいけば、「あの子は経理としても戦力になるぞ」と会社側に思ってもらえます。営業成績が伸び悩んでも、経理の知識があると聞けば配置転換という道もひらかれるわけです。なのでぜひ、自分の活躍できる場所を広げるためにも簿記は実用性があるといえるのです。
これでなんでもお手の物”マイクロオフィススペシャリスト”
ひと昔前までは、パソコンなんて会社にほんの数台…が今や一人1台は当たり前。職種によっては、1人で2つも3つも画面をみながら仕事をする時代になってしまいました。
エクセルってなんだ?パワーポイントって?定年に近い年代の人はいまだにパソコンの機能を使いこなせず、若い人にレクチャーしてもらっているのが悲しい現実です。
「こう変換したいのに」「ここをこうグラフにしたいのに」思い描いたプレゼンの資料を作るにも、知識と技術が無ければ一苦労です。そこで、日々の業務を円滑にするためにもっとも実用的かつ需要があるのが“マイクロオフィススペシャリスト”です。
聞いたことがない…と思いの方、“モス試験”なんて言葉を耳にしたこと、ありませんか?それがこの“マイクロ(M)オフィス(O)スペシャリスト(S)”の試験のことです。
この頭文字をとってMOS、モス試験と一般的に言われます。ワード、エクセル、パワーポイントの基本的な操作法から、応用的なものの作り方までを身につける資格です。
その実用性たるや、今やこの資格は世界で通じる世界共通の合格認定証が合格者に交付されるほどです。パソコンスキルが世界中で求められているという証ですね。
国際社会の最大の武器“TOEIC”
さて、もっとグローバルな形で仕事をしたい方、資格を仕事だけでなくプライベートでも生かしたい方におすすめなのは、言わずと知れた“TOEIC”テストです。
こちらは、“資格”というよりは“世界的に英語でのコミュニケーション能力を判断できる基準”といったほうが正確かもしれません。
とはいえ、“TOEIC700点”という文言は履歴書や面接で自分のアピールポイントになりますし、会社からも「この人は英語を使えるぞ」と知ることができます。
どんな会社でも、外国人のお客様がいつ来るかわかりません。取引先が海外へ…なんてことだってあり得ます。自分がもしかしたら海外出張…なんてことも。
そしてなによりこの能力があれば、町を歩いて外国人に話しかけられても、また英語圏の国へ旅行に行った時も、困った思いをしなくて済むということです。
会社での「この人は出来る」といったイメージを形成してくれるだけではなく、実際にプライベートでも役に立つのは、この“TOEIC”ならではのいいところです。ぜひ1度、受けてみてはいかがでしょうか。