オトナのカフェであるバーに出かける気分になるのは、どんな時?
最近、バーへ行く機会が増えた。学生時代によく聞いた洋楽をLPレコードで流してくれ色々なカクテルを楽しめるバーに通うようになった。客層は40代から50代の男性女性が多い。店内は落ち着いた雰囲気で、周囲に気を遣うことなく過ごせる。
1~2時間しかいないのだが、週に一回決まった曜日に出かける。カクテルを2~3杯飲んで帰るだけだが憩いのひと時を楽しんでいる。
LPレコードで曲を流すのはDJの仕事だが、70年代~80年代前半の洋楽POPを中心に曲を流している。DJは曜日ごとに決まっているので、決まった曜日にしか行かない者にとっては、いつも同じDJだ。
DJとは別に女性のバーテンがいて、カクテルを作ってくれる。20人ほどで満席になる店は、いつも10人ほどの常連客がいる。平日、仕事を終えて11:30頃にバーに行くので、常連客達から『11時半の男』と言われるようになった。
そんな常連メンバーたちに「バーに行くようになったのは何故?」「バーに行きたくなるのはどんな気分の時?」「家飲み、居酒屋にないバーの楽しさは?」の3つの質問をしてみた。
バーに行くようになったのは何故?
残りの3人は最初から1人で来ているが、パーティーなどのイベントで店を知った、マスター、DJ、バーテンが知人だった、などの理由があった。
11人全員が口を揃えて言う言葉は「行きつけのバーを新しく開拓するには、相応の勇気が必要だ」ということだった。
バーに行きたくなるのはどんな気分の時?
仕事が早く終われば早く来る人もいる。多くの人が複数の曜日を選んできているようだった。曜日ごとにDJが変わるので、流れる音楽が変わるからだ。ウサ晴らしや嫌なことを忘れるために来る人はいなかった。仕事が忙しい時や楽しい気分になった時に来ている人が多かった。一息つくためか晴れやかな気分の余韻を楽しむために来ているようだった。
家飲み、居酒屋にないバーの楽しさは?
他には80年代以前のLPレコードの音楽を聴けることを挙げていた。それぞれのバーには特有の雰囲気がある。行きつけのバーは、雰囲気が好きだから選んでいる。ポイントは、マスター含めスタッフの人柄、店内の調度品や内装、流れている音楽、店内で作られるカクテルの4点が挙がっていた。
これから、行きつけのバーを開拓しようとする方は上記の4点を確認してきたい。不思議なことにチャージ料を含めた値段を挙げた人はいなかった。最初に訪れる前に、安心できる店となれば値段には不安を覚えていないようだった。
夜が長くなった。これを機会に、是非『行きつけのバー』をつくり、落ち着いた憩いのひと時を楽しんでみてはいかがだろうか?きっと、あなたにとって『大人の隠れ家』になることだろう。