遊んでこなかった人ほど遊びにハマりやすいって本当?
危ない遊びは危ない道楽と同じ?
いい歳を取ってからだと遊びにハマりやすいという事をよく聞きますが、実際にはどうなんでしょう?まぁ遊びといってもいろいろありますが、道楽といったほうがわかりやすいかもしれません。実際に、真面目な人間ほど危ない道楽には手を出さないものです。
道楽といっても、女道楽や博打道楽といった身を持ち崩すといった危険な香りがする道楽もあれば、食道楽や釣り道楽といったように一般の趣味の世界というものもあります。一般の趣味の世界といった道楽ならば、ハマったとしても家族が嫌がる程の無駄遣いをしなければ無趣味よりいいでしょう。
問題は、女道楽や博打道楽といった俗にいう危険な遊びでしょうか。遊びの内ならばまだマシなのかもしれませんが、本気になってしまうとどちらも身を持ち崩すという結果にもなりかねません。それがまだ若い内ならばやり直しもきくかもしれませんが・・・という事なのかもしれません。
歳を取ってからの危ない道楽は避けたほうがいい?
確かに、女道楽にしても博打道楽にしても、ある種の見極めというものが必要になってきます。ビギナーズラックというものは存在するでしょうが、残念ながらそれは長続きするものではありません。どちらも、才能があって経験を積むからこそ危険な綱渡りもできるのでしょう。
若い頃は真面目一徹だったという人も、歳を取って金銭的な余裕や時間的な余裕が出てくると、ついついこういった道楽に目が行ってしまう人もいるでしょう。しかし、才能はあったとしても経験がありませんので、才能の花が開く前にカモネギにされてしまうのかもしれません。
また、余裕があるだけ見極めるという部分が甘くなってしまうというのもあるでしょう。なので、遊び慣れない人ほどハマりやすいというのは本当かもしれませんね。自分だけは大丈夫という思い込みが一番危険かもしれません。誰でも深入りするとハマる可能性が高いと思いましょう。
人の危ない道楽の話は話し半分で聞きましょう
なので、歳を取ったら無難な道楽を選んだほうがよいといえるでしょう。せっかく今まで築いてきた大切なものを全て失ってもいい、場合によっては己の命さえも失ってもいいという覚悟があるなら別ですが・・・。
若い内にそういった危険な道楽で身を持ち崩した人間も、皆が皆やり直しがきいたという訳ではありません。ほんの一握りの人達か、入り口辺りで遊んでいた人間が怖くなって逃げ出して、昔話を大袈裟に語っている場合も多いのですから。
危険な道楽ほど誘惑も強いですが、経験も無い歳を取った人ほど、カモがネギしょってダシを取りながらやってきたと思われるだけで、実際にその通りになるのが殆どですので、一般の趣味のような道楽を選んだほうがよいでしょう。