セクハラならぬソーハラとは?ネット上の人間関係のトラブル解消法
最近、シャーシャルメディアを使ったセクハラ「ソーハラ」という言葉を聞くようになりました。
ミクシィやツイッターは、フェイスブックのようにリアルタイムで「いいね!」ボタンを押すなどの機能がなく、さらに実名制じゃないのでニックネームで使っても良かったのですが、実名で、さらにリアルタイムの交流が出来るというフェイスブックは、ネット上でもリアルなコミュニケーションとなんら変わりない交流の場を提供してくれます。
それにメリットを感じる人とデメリットを感じる人がいるようです。
ビジネスマンには最適なメディア
フェイスブックが誕生して、とても重宝する人はビジネスマンに多いようです。というのも、ビジネスというのは人間関係が大切ということから考えると、フェイスブックほどリアルで交流する人間関係を感じさせるメディアはこれまでなかったので、今では営業や対面で会うこともフェイスブックで交流を深めることができるようです。
これには、実名制というのが大きいようです。やはり、これまでのソーシャルメディアではニックネームが普通でした。なので、誰かも分からないし実在する人物かも分からない写真を載せられるため、信頼関係が低くリアルな人間関係とは違うものがありました。
ですが、フェイスブックの実名制は本名じゃないとアカウントを削除されるということもあり、ちゃんと自分の名前で載せないといけないというのがあります。プロフィールもしっかりしたものじゃないといけないということで、信頼関係はとても高くなるので、ビジネスマン通しつながりやすいという特徴があります。
仕事の人間関係が嫌いな人には向かない!?
ソーハラという言葉はビジネスマン通しでは存在しない言葉かもしれませんが、嫌いな上司を持っている人から発生する言葉に「ハラスメント」があります。
ハラスメントとは、いじめや嫌がらせという意味があり、上司の行動がそれになるということでしょう。もちろん、上司からすればそういう目的で意図的にやっている人もいるかもしれませんが、中にはそういうつもりもなく部下に接しているのに、ハラスメント扱いされるという上司もいるようです。
中には「いいね!」ボタンを上司が押すだけで嫌がらせと感じたり、友達申請されることが嫌だと感じる人もいるようで、そこに上司と部下の擦れ違いがあるようです。
仕事で毎日顔を合わせているのだから、ネット上では自分だけの時間を過ごしたいということもあるでしょう。ですが、上司が好きな部下であればこうしたことも起こらず、実際にそうした人間関係が円満な職場も沢山あるようです。
クセになる人、やめる人
フェイスブックの機能として「いいね!」ボタンを押されるというのがありますが、これによってクセになる人、もしくはやめていく人がいるようです。このボタンを押されると、ある意味自分が認められたという気持ちが強くなるようで、あまり嫌な気持ちを抱く人はいないようです。
それこそ嫌いな上司に沢山いいねされたりすると別かもしれませんが、そういうことがない限りクセになる人もいるようです。逆に、ボタンを押されることを期待して記事を書いたとして、いいねが全然押されなかったとしたら、認められてる感じがせずフェイスブックをやめる人もいるようです。
これは、リアルな人間の会話と同じようなもので、自分が話したことを受け入れてもらえれば良い気持ちになりますが、逆に受け入れてもらえないと嫌な気持ちになります。
これまでネット上でそれほど人間関係を感じさせるメディアはなく、ニックネームを使えるということで有名人のことをあることないこと普段では言うことが出来ないようなことを言っている場所もありますが、フェイスブックではそうしたことを書くと自分の信頼が下がるので、そうしたことをする人は少ないようです。
ソーハラをなくすには?
ソーハラをなくすには、ソーシャルメディアが悪いというわけではなく、仕事上での人間関係を改善するところに解決策があるのではないでしょうか。事実、仕事上でも上司と部下が仲良くフェイスブックで交流しているところもあるぐらいなので、ただ仲が良いか悪いかの違いにあるといえます。
なぜ、そこまで上司が嫌いなのか、今やってる仕事は好きでやってるのか、自分が改善出来ることはないのかなど、現状を変えようとし始めるのが解決の一歩かもしれません。
ソーシャルメディアをやめたから問題が解決されるといえばそういうことでもなく、現実に戻ると現実でのハラスメントが起こる可能性もあります。
相手にやめて欲しいこと、やって欲しいこと、自分がやめること、やることなどを決めて対応していかないと、ソーハラはずっと起こり続けるかもしれません。ですが、実際にソーハラを解消して楽しい仕事をしている人もいるようなので、そうした人の解決策などをネットで調べるのもいいかもしれませんね。