ビジネスマン必見!嫌なことや失敗を無かったことにするテクニック
働いている以上、どうしても自分の意に沿わない形で仕事を命じられたり、自分のことではない理不尽なことで怒られてしまったり、イヤな人に会ってねちねちと嫌味を言われて傷ついたりします。
それ以外にも、単に仕事が忙しすぎて休む暇もないなど、とにかくイヤなことや失敗すること、ストレスを感じることはいくらでもありますよね。
そんなイヤなこと、失敗したことについて、いつまでもうじうじと考え込んでいても何の意味もありません。そうとは頭で分かっていても、やはり多少は気になってしまうのが人間というもの。
そこで、そういったイヤなこと、失敗したことを頭の中からすっぱり消して気分を切り替えるためのテクニックを皆さんにご紹介させていただきたいと思います。
悪いことにいつまでも囚われていてはいけない
人間は何もかもを失敗一つなく、綺麗にこなしていくことが出来るような生き物ではありません。どんなにしっかりとしている人でも、時にはうっかりでミスをしてしまうこともあれば、性格が合わない人と組んで仕事をすることもあるのです。
確かにそういった目にあうのはたまったものではありませんし、どうしても強いストレスを感じてしまいます。しかし、悪いことにいつまでも囚われてしまっていては、一向に前に進むことは出来ないのです。
人間の能力というのは、メンタルの部分に非常に大きく影響されています。気分もスッキリ元気一杯、やる気十分の時は、普段よりも仕事のペースも上がりますしミスも減るものですが、悪いことを気に病んで落ち込み、何だか気分も悪いし仕事をやる気だってちっとも起きないという状態では、仕事の能率も下がってしまうのです。
面白いもので、このメンタル的な部分というのは、悪いことを気にして、そればかり考えているとそちらに思考が傾いてしまうという特性を持っています。つまり、いつまでも悪いことを気にしていると、失敗ばかりする暗い人物や性格になってしまうということです。
こうした悪いこと、ストレスに対するショックは、どこかで一度断ち切らなければいつまでも気に病んでしまいます。そのために、気分を切り替えるテクニックが必要なのです。
イヤなことや失敗を無かったことにする
ビジネスマンの皆さんにとって、嫌なことや失敗から逃れるという選択肢は存在しません。どうしたって必ずどこかで遭遇してしまうものです。ですので、失敗することやイヤな思いをすることは前向きに受け止めましょう。
重要なのは、一度頭の中を空っぽにする、もしくは悪いことを一旦忘れて思考を切り替えることです。そのために効果的なのは、「ストレスを感じた時の前向きフレーズ」を作っておくことです。
先程、人間は悪いことばかり考え、悪いことばかり言っていると失敗しやすい暗い性格になっていく、と言いましたよね。これは言葉を裏返してみると、普段から良いこと、明るいことばかりを考え、言葉にしていればそういう性格になるということなのです。
自分が用意するフレーズはどんなものでも構いません。例えば、ちょっとしたミスをした時、イヤなことがあった時はとにかく「これはチャンスだ!」と口に出してみる、もしくは「こんなこと気にする必要ない!」と言ってみる。
この行動そのものは非常に簡単ですし、効果が感じられるようなものとは思わないかもしれませんが、意外とこのテクニックは実践的なのです。
人間には誰しも考えるという能力が備わっています。そして、考えれば考えるほどその思考は深まっていきます。自分にとってイヤなこと、気にしてしまうような失敗について一度でも深く考えてしまうと、どうしてもそれを頭の中から消すことが出来なくなってしまうのです。
だからこそ、このイヤなことがあったらすぐ前向きなフレーズと口にする、というテクニックは、イヤなことがあれば反射的に口をついて出すくらいの気持ちで取り組むことで、より大きな効果を発揮します。
イヤなことがあってすぐならば、まだそのことについて深く考えこんだり、気に病んだりしていませんよね。心に受けているショックが小さいからこそ、こうした小さな前向きフレーズで気持ちを切り替えることが可能なのです。スポーツ選手がサポーターやファンの応援によって普段よりも上のパフォーマンスを発揮するように、人の言葉、声というのはそれだけで自分の能力を後押ししてくれるのです。
もちろん他の人に言ってもらうのも良いのですが、そうそう誰かに気をつかってもらえるわけでもありません。ですが、もし気になるのであれば自分の周囲の人が落ち込んでいたり、怒られていたりしたら、すかさず前向きなフレーズを掛けてあげるようにするのがオススメです。
職場の中でお互い反射的に励まし合う体勢が出来れば、イヤなことがあっても自分と相手、少なくとも二人分の前向きフレーズから力をもらうことが出来ます。反省は、自宅に帰ってからすれば良いのです。