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仕事で成長努力出来ているか?不安になった時のために記録をつけよう

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仕事というものは、職種にもよりますが基本的に毎日似たようなことを繰り返すこともでもありますよね。

忙しい時は次々とやってくる仕事に忙殺され、そうでない時はその時の仕事のブラッシュアップなどを心がける。入社したての若手ビジネスマンなら、目の前の仕事を覚えるのに手一杯になるでしょう。

そんな状況の中でも、人によってもっと仕事が出来るようになりたい、優秀なビジネスマンになりたいと研鑽を重ねていることかと思います。資格試験の勉強をしたり外国語を身につけたり、もしくは古今東西様々なビジネス書を読み漁ったりと、その方法は様々です。

しかし、どんなに頑張っていても、やはり毎日の仕事や生活というものはそう大きな変化を起こさないものです。習慣化してしまった日常の中で、ふと本当に自分は努力し、ビジネスマンとして少しでも成長出来ているのか、と不安になることがありますよね。

不安にかられてしまうと、気にしないようにと努めていてもどうしても気になってしまい、結果的に自分磨きのために使う時間が減ったりしてしまいます。

そんな方のために、毎日個人的な記録をつける方法をご紹介させていただきます。

どんな努力も実るまでは時間がかかる

資格試験の勉強であれ、ビジネスマンとして色々なスキルを修めるための努力であれ、それが実際に実るまでには時間が掛かってしまいます。それは皆さんに才能がない訳でも、努力が足りない訳でもありません。人間はあらゆることに対して少しずつ経験を積み、慣れていくという能力を持っています。

しかし、そうした蓄積はどうしても時間が必要なことなのです。ごくまれに他人よりも蓄積のスピードが早く、すぐに自分のスキルをものにしてしまう方もいらっしゃいますが、そうした人間はごくごく一握りの存在です。

努力というものは毎日積み重ねるものです。勉強や運動をはじめ、とにかくありとあらゆることを修めるまでは時間が掛かって当然なのだ、と動揺する自分の気持ちをしっかりと抑えましょう。

つまるところ、学生時代の受験勉強やテスト勉強のように、普段から真面目に、少しずつ努力を重ねることが一番の近道なのです。

ただ、時間がかかるということは、例え自分が少しずつ成長していたとしても、成長している自分に慣れてしまい、気がつけなくなってしまうということでもあります。学校のテストならば明確に何点上がったと判断することもできますが、ビジネススキルや毎日の仕事ぶりではそうはいきません。だからこそ、記録をつけていただきたいのです。

努力を続けるためには、時には振り返ることも必要

人間は、不確定なことを根拠や自信にしていつまでも努力を続けていられるほど精神的に強くはありません。そのため、優秀なビジネスマンになるというような非常に長期的な努力を、しかも環境や生活に慣れてしまった状態であっても続けるためには、高いモチベーションが必要なのです。

モチベーションの保ち方は三つしかありません。自分の将来を見るか、今を見るか、過去を見るかの三つです。

将来を見るというのは、成長した自分、成功した自分のことを想像し、その未来像に向かって頑張ろうとやる気を出す方法です。具体的な目標であればある程強いモチベーションになるのですが、一方でデメリットもあります。

それは、目標、つまりゴールとする自分の将来像に辿り着くまで、どれくらいの距離があるのかが分からなくなってしまい、本当に目標を達成出来るのだろうかと不安になってしまうことです。もちろんその対策もありますが、ここでは置いておきます。

今を見るというのは、一種のナルシズムと言って良い方法です。これだけの努力をしている、出来る自分はなんて凄いんだ、出来るやつなんだ、偉いんだと自分のやっていることを自分で賞賛する方法です。

多少思い込む力が強い人ならば上手くいくのですが、特別何か根拠のあるものでもありませんので、どうしても長期的に見ればこの方法ではモチベーションを保つことが難しい、という欠点を備えています。

最後が自分の過去を見るという方法です。これが記録をつけましょうという意味であり、毎日毎日、自分が成長するためにどんなことをしたのかということをパソコンやノートにメモとして残しておき、不安になったらそれを見るという方法です。

一日では大したことのない努力であっても、それを一年も続けていればかなりの努力になっています。自分では気がつくことが出来なくても、不安になった時に振り返れば、膨大な量の努力の証を見ることが出来るのです。

それによって自分がやってきたことは決して無駄ではないと不安を払拭することが出来ます。さらにここから、奮起するために一時的に今を見たり、より長期的に努力するために未来へと目を向けていければ、長期間努力し、ビジネスマンとして成長していくことが出来るようになるのです。

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