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仕事を生きがいに変えるため、より効率的な時間の使い方を考える!

時間帯によって仕事の効率は変わる

以前に別の記事で、脳に詰め込まれた情報量が少ない朝の時間帯は、頭を使うクリエイティブワークに向いているという話をしました。その他にも、時間帯によって「適した仕事」とそうでない仕事があるので、この記事ではどの時間帯にどういった仕事に取り組むと効率アップが望めるのかということを見ていきたいと思います。

難しい理屈ではないので、あなたがその気になれば明日からでも実践可能です。もしよければ仕事仲間にも教えてあげてください。良い情報は皆で共有しましょう。

意識している人はあまりいないかもしれませんが、人間の脳が一番活発に働くのは午前中なのです。ひょっとするとそんな意識を持てないという反論があるかもしれません。事実、朝のうちは眠たくて仕事にならないという人は多いのです。

しかしそれは個人の能力に問題があるのではなく、単純に寝不足が原因です。昨晩に夜更かししたり、晩酌を長引かせたりしていませんか。眠る直前にお酒を飲んでしまうと、睡眠の質がガタっと落ちるので、翌朝の目覚めが悪くなります。

規則正しい時間に睡眠を取れば、朝の時間帯に良く働く脳ができあがるのです。生活習慣の改善には一カ月程度かかりますが、あなたも是非朝方の人間になってください。

そして昼食以降、午後の時間帯はどんな人でも頭の働きが鈍くなってきます。たとえ本人にその自覚がなくてもです。だからこそ、午後の時間帯は書類の整理や、あらかた下書きの済んでいる資料の作成など、いわゆる単純作業のために使うべき。これをうっかり逆にして、午後の時間帯に頭を使う仕事を持ってきてしまうと、いつまでたっても良い考えがまとまらずに結局は残業する羽目に……ということもしばしば。

単純作業や机の整理をいつすべきか

机の整理をする時間が確保できないとか、単純作業にあてるための時間が欲しいとか、そういう嘆きをしばしば耳にします。私の同僚もよく口にしています。しかしながら、記事をここまで読んでくださった方には、机の整理やその他の単純作業をいつの時間帯にすべきか、ということが分かるのではないでしょうか。

ほんの少しだけ、小中学生の頃を思い出してみてください。学校によって多少の違いはあるでしょうが、掃除の時間というものがあったはずです。皆さん、掃除はどのような時間帯に行いましたか? たいていが午後の時間帯か、あるいは放課後だったのではないですか? 実はこれも、脳の働きというものを考えれば、理にかなったことなのです。

頭が働く時間帯は、学業に専念する。そして、頭の働きが低下する時間帯を狙って、掃除や課外活動を行う。この法則は、ビジネスパーソンもぜひ見習うべきです。

私の同僚にとても仕事ができる人がいるのですが、彼の机はいつ見てもたいてい整理整頓がなされています。彼一人が暇人で、整理整頓に費やせる時間が有り余っているということはもちろんありません。彼は、仕事の「スキマ時間」などを上手く狙って机の整理整頓を「毎日」行っているのです。

彼いわく、単純作業の一環である机の整理は、他の仕事で疲れてなかなかやる気が起きない時か、あるいはその日の仕事を終えて退社する時にすべきとのこと。退社時に必ず整理整頓を実行しているなら、机が散らからないという事情にも納得です。

やることリストを発展させよう!

その日のノルマを記したメモ、いわゆる「やることリスト」を作成している人は多いと思います。ノルマが達成できたかどうかが視覚的に分かって気持ちいいですよね。ただし、もっと効率的な時間の使い方を考えたいなら、やることリストの内容を少し進化させましょう。

その方法は簡単です。一つの仕事にかかる時間を、おおよその値で良いのでメモするのです。所要時間という情報を書き加えれば、ほとんど無意識のうちにそれを意識するようになるので集中力が高まります。仮に設定した制限時間内に仕事が終わらなかったとしても、その反省を次回に活かせばいいだけ。過剰に自分を責める必要はありません。一つの目安として「時間」というものが意識できているかどうか、それだけのことで仕事のクオリティーは変わるのです。

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