今日からあなたの評価が変わる!誠実さを伝える7つの態度
労働環境や雇用環境がこの20年ほどで劇的に変わってきました。成果主義やITの導入などにより人間性よりも実務遂行能力に高評価のスポットライトが当たるようになってきています。
確かに仕事をスピーディーに行うための個人的なスキルは必要不可欠ですが、会社での業務は連携して行わなければいけない業務がほとんどです。業務遂行のスキルと同様に人間性も必要になります。ここでは人間性を語る上で外せない「誠実」さを築くために必要な7つの態度を紹介していきます。
簡単そうで難しい7つの態度
①あいさつをしっかりとする
とても基本的なことなのですが、きちんとできていない人が多いのが「あいさつ」です。下を向いて自分の仕事をしながらあいさつしたり、ほとんど聞こえないような声であいさつしてはいませんか?
心理学には「好意的な態度をとれば、相手も自分に対して好意的な気分になる」という法則があります。あいさつ程度とバカにしないで相手の顔をみて、好意的な態度であいさつをするようにしましょう。
②確実なホウ・レン・ソウをする
報告・連絡・相談は業務の基本ですが、何気ない報告忘れや連絡ミスをしてしまうことはありませんか?本人にとってはちょっとしたミスかもしれませんが、迷惑をかけた相手からの信頼を大きく損ないますので、些細なことでもホウ・レン・ソウを怠らないようにしましょう。
③うそをつかない
その場を取り繕うためにお客様や同僚にうそをついていませんか?うそがばれた時にあなたの信頼はあっというまに地に落ちてしまうでしょう。さらにうそをつくことであなたの自尊心を傷つけることになりますので、うそをつかないようにしましょう。
④メモ・手帳を有効に利用する
メモをとりながら相手の話をきくことで信頼を獲得することにつながります。さらに文字を書くことによって記憶の定着は高まりますので、アナログな方法と思わずにメモや手帳を活用しましょう。
⑤オンとオフをしっかり分ける
オンとオフを分けずに生活すると仕事のクオリティーは間違いなく下がります。例えば休みの日でも会社に顔をだしたりする行為は仕事熱心に思えるかもしれませんが、公私混同につながっていくので避けましょう。
横領などは不真面目に仕事をする人よりも、オンとオフの境目が無いくらいに会社に入り浸っている人が起こしてしまうことがあります。これは公私混同により心理的に自分の物と人の物という意識があいまいになるために罪の意識が低くなることが考えられます。こういったことを避けるためにもオンとオフはしっかりと分けましょう。
⑥5Sをしっかりと行う
整理・整頓・清掃・清潔・しつけの5Sも仕事を行う上では欠かせません。率先して5Sを行う人は見ていて気持ちが良いですし、嫌らしいアピールと思われないので、確実にあなたの評判は高まるでしょう。
⑦頼まれた雑務の期日を守る
大事な仕事の期日を守るのは当然ですが、ささいな経費清算やちょっとした報告書などの期日を守れない人は意外と多いです。大きな仕事で成果を出すよりも、ささいな雑務をてきぱきこなす方が確実な信頼や評価につながっていくでしょう。
上記の7つとも簡単そうですが、意外とおろそかにしがちなことばかりです。あなたの評価を高めるために7つの項目を1日を通してしっかり実践してください。