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ポジティブすぎるのは禁物!?ネガティブな思考も仕事には必要不可欠

ポジティブすぎるのはネガティブな証拠!?

「ポジティブシンキングが大事」と頻繁に目にします。確かに、私生活や仕事など人生において、物事をポジティブに捉えるというのは、大事なことです。ですが、ポジティブシンキングすぎるのも考え物です。

最近、テレビでネガティブなタレントや芸人が脚光を浴びるということも増えてきているように、ネガティブシンキングも時には役に立つことがたくさんあります。また、成功者の中にはネガティブな思考の持ち主がたくさんいます。

例えば、100円ショップで有名なダイソーの矢野博丈社長はネガティブ思考だといいます。「ダイソーは底の浅い商売ですから」「お客様はよう分からん」「ダイソーはつぶれる」などの発言があります。それなのに、ダイソーは全国に店舗を持つ企業に成長しています。

ネガティブシンキングは慎重の証

「ネガティブシンキングは良くない」という風潮が目立ちますが、ポジティブシンキングは明るく考えているだけの楽観主義という側面を持っています。対して、ネガティブシンキングをする人は慎重に物事を考えたりする能力があると言えます。

成功や自身の成長に必要なのは、「どうすればいいか」と考え続けることです。この時、ポジティブシンキングをして「まぁ、なんとかなるだろう」と楽観的に考えていては、物事の本質に目を向けなくなってしまいます。ポジティブなだけでは、通用しないこともあるのです。

「ポジティブにならないといけない」というネガティブ

「ポジティブにならないといけない」「ポジティブに考える」など、もともとポジティブシンキングが苦手な人にとっては、苦痛なだけです。「ポジティブシンキングをしないといけない」もしくは、ポジティブを強要するのは、ネガティブな考え方です。無理にポジティブすぎる意見を採用するのではなく、ネガティブな意見や考え方も時には採用してみましょう。

問題の本質に目を向けるようにする

ポジティブな考え方にだけ頼って、物事の本質を見失ってはいないでしょうか。もちろん、「ネガティブシンキングするべき」「ネガティブシンキングの人が成功する」とは言い切れません。

ですが、物事の本質や問題などを的確に見極めるためにも、ポジティブにだけ頼るのではなく、時にはネガティブに物事を見たり、考えたりしてみてはいかがでしょうか。一番の理想は、ポジティブとネガティブをバランスよく持ち合わせることです。ポジティブになりすぎず、ネガティブになりすぎないように気を付けましょう。

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