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目が泳ぐ人、態度のコロコロ変わる人は出世しにくい傾向がある!?

目が泳ぐのは、嘘をついている時ばかりではなく、自信の無い時にも目が泳ぎます。目が泳ぐ人というのは意外と小心者の人が多いのです。目が泳ぐ癖のある人が出世できないと言われるのは何故でしょう!?

深層心理はとっさに顔に表れる!?

例えば、人は嘘をつく時、一瞬目が左上を見てしまうものだと、心理学上言われています。一瞬どう答えるべきか迷い、脳が考えるのでしょう。顔は笑っているのに、手は握り締めている、そのような場合も、握りしめている手の方が本心です。

そして、頭がパニックになった時、人は「目が泳ぐ」という現象に陥ってしまいます。嘘がバレた、窮地に陥った等の場合、「どうしよう・・・」と脳みそがフル回転して、「ああでもない、こうでもない・・・」その思いが目をウロウロと泳がせるのです。怯えの表れとも言われています。

例えば、家族にガン患者がいる場合、がんを告知しないで、疑いさえ持たせないよう上手に騙さないといけない事態が生じた場合を思い浮かべて下さい。病人の穏やかな精神を守り、病気と闘わせる為に家族が嘘をつかなければならない場合、必死になった家族達は、普段は嘘がつけない人も、家族のために頑張ります。

そのような場合、目は泳がないものです。相手の事への愛のこもった嘘には覚悟を決めてつく嘘なのです。だから目は泳がないのです。つまり、嘘をついて目が泳ぐということは、精神的に芯が通っていない、肝が据わっていない、といった小心者なのです。

ようするに、後ろめたさがある場合、嘘がバレて怒られないようにと脳がパニックを起こすような場合に、相手からのちょっとした素朴な疑問にも動揺して目が泳ぐのです。このように、深層心理は顔に表れるものなのですよ。

出世したいなら度胸と覚悟が必要!

会社では、企業秘密や社外秘だけでなく、重役のみの社内秘事項というものさえあります。そのような秘密事項を黙っておけずに目が泳いでしまうような人には、重要秘密事項を伝えられません。

企業競争では、売り出し直前まで全て秘密事項です。少しでもマスコミに嗅ぎつけられたり、他企業の友人にカマをかけられてもおくびにも出してはいけないのです。

社外だけではありません。出世競争の過程で、大きな仕事を物にできそうな時は、同期に隠して独り占めで成功させようとする場合もあります。横取りされてはたまらないので、水面下で物事を進めるのです。敵対する派閥にバレてしまえば横取りや邪魔をされてしまうことも考えられるからです。

何を聞かれても、飲み会でもうっかり口を滑らすこともなく、とことんとぼけることのできるようになるためには、嘘が上手になるというよりは、事を成就するための信念を心に留める決意を固めたと言えるでしょう。野心のための度胸と覚悟を腹に据えていなければ、このような決心はなかなかできるものではありません。

出る杭は打たれるものなのです。だから周りに気がつかれないように、打たれないよう、足も引っ張られないよう、用心して進んでいきます。そして周りが気が付いた頃には、もう既に打ちようも引っ張りようもないほど、他の杭よりも抜きん出ていなければならないのです。出世競争に勝つ人は、こうして出世していくものなのです。

昔から、「外に出たら7人の敵がいる」と例えられるほど、企業戦争は厳しいものです。一歩外に出ると、キレイ事だけではやっていかれないこともあるでしょう。道徳に反しない程度に卑怯な手を使うこともやむを得ないということもあるでしょう。仲間を切り捨てなければならないことさえあるのです。

独り者なら心のままに正義を貫くこともできますが、家族や子供がいたら、正義を貫き、会社を首になったり、自殺してしまったり、蒸発して逃げてしまったりするわけにはいきません。そんな時、やむを得ずに多少非道な事をするようなことになった場合、心がどれだけ傷付くか、自分が嫌いになることもあるでしょう。

それでも、家族を守るために、或いは、企業の代表なら、自社の社員とその家族を守るために苦しい立場に立たされることもあるのです。そんな時に心を救ってくれるのが人望です。「この人のためなら・・・」と言ってくれる人が周りにいてくれるなら、大切にしましょう。

また、そのような味方ができるような人望のある人間になる努力をしましょう。出世の最終競争は、人望がどれだけあるかだと、大手企業の会長が話していたのを聞いたことがあります。

真直ぐに正々堂々と戦ってきた人間は、いろいろな場面で、ちょっとした思いやりから相手に恩を売ってきているものなのです。その恩が返ってくるというだけのかもしれません。

このような人は、心に芯が一本通っているので、どんなピンチに陥っても目は泳ぎません。ピンチになればなるほど、小細工はせずに、真っ向正面から勝負を挑むのです。その潔さに好感を持たれ商談が成立することも多いでしょう。

商談も人のすることです。だから最後は人間性なのです。但し、のべつ幕なし、やけくその真っ向勝負ではなく、緻密な下調べをした上での持てる知識をフル活用した真っ向勝負ですよ。相手に喋ってもらっている間に、真剣に落ち着いて、いろいろなパズルのピースを組み合わせていくのですから、目は泳がないわけです。

こういうタイプは、60~80%以上の勝率で賭けに出ることもあるのです。所謂ハッタリです。これが成功しないととんでもないことになったとしても、運も味方につける事さえ多いのです。「~できるはず」も緻密な計算をされての確率の高い「~できるはず」なのですから、そんなに無謀な賭けではありませんよね。

幸運の女神は前髪しかないと聞いています。だから、その賭けに出る時は、すかさず幸運の女神の前髪を掴めるように前を向いていつでもチャンスを窺っていなければなりません。もし、幸運の女神が気付かない隙に通り過ぎてしまったら、その前髪を二度と掴むことはできないのです。

だからチャンスを掴む実力も必要なのです。それで「運も実力のうち」と言うのかもしれませんね。この運は、一つ一つ積み重ねてきた実力の積み重ねの山に偶然チャンスが天から降って来たようなものなのではないかと思います。

目が泳ぐ人は出世はしなくてもイクメンにはなれますよ☆

幸運の女神の前髪を掴むには、どんな時も、前をしっかりと見据えていなければなりません。目が泳いでいる場合ではないのです。目が泳いでいては、幸運の女神も見逃しますし、実力や運を積み重ねている余裕もありません。それどころか、せっかく積み重ねたものも壊してしまいそうですよね。このような人は、いつも本番に失敗して、実力を発揮できない不運な人が多いのです。

そして、目が泳いでパニックになっている間に思いついたその場限りの浅はかなアイデアは、すぐに都合が悪くなったり理屈が合わなくなったりします。そこでつじつまを合わせるために、言い訳をしなければならなくなります。

そして最終的には、始めに何を言ったか忘れてしまって、どんどんわけのわからない事をしてしまうのです。だから、態度がコロコロ変わっていくように傍から見えてしまいます。これでは、信頼するに値する人物には到底なれませんね。

このような目が泳ぐ小心者に出世は望めないでしょうが、悪い人はいないものですよね。貧乏でも、愛されるべき性格で、家庭は平和で、奥さんも子供も幸せだったりするのです。おまけに出世しませんので、帰りも早く、家事も手伝い、最高のイクメンになれそうですよ☆

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