やりたいことを仕事にしている人に共通する３つの特徴とは？

やりたいことをやる情熱がある人は、やりたくないことを続けていたらどこかで感情的なエンジンが急に入るようです。それは「こんなことをしている場合じゃない」ということや「もっとやりたいことをやるんだ！」という現状を変えたいというエンジンが一気にかかるようです。

ですが、やりたいことをやる情熱がない人は、やりたくないことを続けていても「早く終わらないかな～」とか「これ終わったら好きなことしよ～」というように、情熱が出てこない状態ではないでしょうか。

これも、年齢が若いうちは情熱のスイッチが入りやすいので、出来れば若いうちにやりたいことを追求する情熱をフルに活用しているほうがいいでしょう。年を取るにつれて、現状に満足にも似た諦めの気持ちが出てきてしまい、現状のままでいいやという気持ちが出てきます。

小さい頃は、やりたくないことをやることだけでも大泣きするほど感性が強いものですが、大きくなるにつれ「慣れ」という体の機能が感性を鈍らせます。やりたいことに慣れるのはいいですが、やりたくないことに慣れてしまうと自分は何をしているのかが分からなくなる時がくるかもしれません。

自分のやりたいことをしている人を見ると、自分の可能性を追求し続けていることが分かります。なぜ、一流のプロになってもさらに上を目指し続けるのかといえば、さらに成長した自分の可能性を見るのが楽しみということがあるようです。

それは、１つのことを改善し続けること、成功モデルを広げること、新しく何かを生みだすことなど、人によって追求の仕方は違いますが、どれも共通することは、新しい自分になることへの好奇心があるということです。

好奇心を持っていると、問題に見えることでも機会に見ることができるようです。たとえば、リストラされると落ち込む人がいますが、もしその人が自分の才能や未来の可能性を信じてやまない人だとしたらどうでしょう。

ピンチをチャンスと考えることができると思います。リストラされるということはさらに自分の天才性を発揮できる仕事に就くチャンスと考えるかもしれません。

分かりやすいのは、やりたいことをやっている人とやりたくないことをやっている人というのは、どこかで全く違う考え方をすることです。そのため、全く違う人生になるわけですが、その１つがチャンスをピンチと捉えるほど自分の可能性を追求する好奇心があるということです。

人間の体は、新しい状態を嫌います。新しい環境、新しい人間関係、新しい職場、新しい体系など、新しい環境に変わることで嫌な気持ちを感じた人もいるのではないでしょうか。

これは、その人の性格とかではなく人間の体には新しいものを嫌う機能があり、現状を維持したいという機能があります。なので、やりたくない仕事をしていた人がやりたい仕事をやろうと決意することで、新しい自分に変わる必要が出てきます。

そうなると、体は反発して前の自分に戻ろうとするのですが、そこに振り回されない勇気というものが大切です。どれだけ変わるのが嫌で気持ちが振り回されそうになっても「新しい自分になるんだ」という勇気があれば、そのとおりになります。

全く新しい状況というのはどんな人にとっても怖いことです。そんな中、自分のやりたいことをしている人はそういう状況になっても、とりあえず前に進むという好奇心と勇気を持っているようです。

こうした特徴は、特別な人が持っている特別な能力というわけではなく、情熱、好奇心、勇気といったプラスの感情だけです。シンプルですが、感情というのはとても強い力を持っているため、勇気１つとっても、それが強い人と弱い人では行動出来るレベルが全然違うでしょう。

情熱もやりたいことを続けるために必要な原動力になり、好奇心はどんな状況になっても自分にプラスになる形で考えるために必要な感情になり、勇気は新しいことを追求していくエンジンになります。

これらがベストな状態にある人は、どんな環境にいても自分のやりたいことをやる人生へと創り変えていくことができるでしょう。それには、自分の感情と向き合って、感情的なズレを修正すること、そして自分のやりたいことをやり始めることによって、だんだんと情熱、好奇心、勇気が強くなっていくでしょう。